○副首都構想 ×維新の副首都構想
副首都構想自体はやるべきだ。賛成である。
しかし維新(与党)の副首都構想は全くダメである。
首都(東京)の対災害のバックアップ機能であるという。
それならば東京と地政学リスクが同じもしくはそれより酷いところは当然論外である。
災害で最も懸念されるのは南海トラフ地震。これを想定しないというのはありえない。
いうまでもなく大阪は東京よりも被害が甚大になることが十分予想される。
大阪は壊滅、東京もそれに準じてかなりの被害を受ける、というシナリオの確率がもっとも高いのはいうまでもない。
なので、大阪、名古屋などの太平洋に面している地域はどこもハイリスクと考えるのが妥当であり、回避すべきだ。
それに加えて大阪・名古屋は台風リスクも高い。東京よりも比較的リスクが高いのだからお話にならない。
東京は日本を西から東に縦断する場合、かなり弱まってからになり、太平洋から直撃でも千葉や神奈川が緩衝地帯になっている。
大阪・名古屋はほぼ直撃というケースは多い。
この観点で言えば北九州も厳しい。北九州は日本海側であり降雪のリスクも比較的高い。降雨の酷さも最近頻繁に報道される。まあ、これは許容範囲ではあるが、東京では数センチメートルの積雪でも大騒ぎになるのだから、首都として同レベルの都市化を進めるとすれば懸念が残るレベルではある。
今の維新の構想では大阪が念頭にあるのが明らかであり、そもそも現時点の経済規模なんかどうでもいいのに要件として入っているんがダメだ。
よく分かるのがアメリカ合衆国で、経済圏はニューヨークだが、政治はワシントンDC。つまり政経分離という概念も考えるべきだ。
首都を政治の中心と捉えるのならば、むしろ経済は低めの地域でも構わない、地政学的に安全な地域で選択すべきである。
私としては東北地方は良いとは思うのだが、ここは冬に厳しく積雪リスクが高いことが懸念される。
現在の東京と殆ど変わらないという点を求めると、福島(は含まず)よりも東京よりとなる。
群馬、栃木、茨城が妥協点だろうか。赤城や那須等の高い山が壁となり、それが日本海の雪雲を涸らす。この三県は山間部(高地)以外はほとんど降雪・積雪という点ではほぼ南関東と変わらない。この三県はそれぞれ鉄道と高速道路網という点で過渡期における東京都との便宜もとりやすい。(この点では茨城がちょっと落ちるが大差はないだろう)
さらに西に行って山梨も良いが、いうまでもなく富士山噴火のリスクも考慮に入ってくる。長野・岐阜も良いが低い土地が少ないのが難点。滋賀に行くと壁がないので今度は冬の日本海の影響を受けすぎてしまう。また鉄道・高速道路網はさらに落ちる。
維新の法案・政策というのは「やるべき事項」ではあるがこういう「やり方が全く間違っている」ものが多い。もう決まってしまったが私学授業料助成等はその代表格で酷いものだ。他にもまだ色々あるのでこいつらが与党にいると面倒臭くて憂鬱でしかない。
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