Windows11はまたしてもUIが改悪
Windows11に移行した。
相変わらずバージョンアップで余計なことをして反発をくらいまくるのが常なのだが、また今回も様々なやらかしをしているようだ。
もはやマイクロソフトのお家芸、伝統芸なのだろう。
酷いのが設定関係で、さらに混迷を極めている。
いわゆる「コントロールパネル」からの移行が下手くそで、8から移行を進めているものの、結局はコントロールパネルで設定しないとできないことがたくさんあり、「設定」と「コントロールパネル」の両方がある分、混乱を招いている。
もっと酷いのが新しく整理するために作ったはずの「設定」も整理されておらずグチャグチャになっていっている、ということだ。
どこになにがあるのかわからない。
ある程度は個々人の見解の相違があるのは当然だが、それでも知れば「理解」はできていた。
ところが最近は理解しがたいところにあったりするので閉口してしまう。
それでも設定はたまにしかやらんのでそんなに実害はない。
問題なのはデスクトップにあるファイル(フォルダ)アイコンの選択のわかりづらさだ。
実例でみてもらうのが早い。
選択すると下のようになる。
選択されているのが分かるだろうか。
アイコンの周りがうっすらと・・・こんなの分かるか!!!
いちおう選択する前が下のようになっている。
ちなみにエクスプローラーでは選択すると下のようになる。
これで充分なのになぜかデスクトップでは非常にわかりづらい。
バカなのだろうか。なにかの嫌がらせなのだろうか。
設定でできるのかとネット記事を探したがどうやら「どうしようもない」というのが回答のようだ。
選択中(マウスで領域指定しているとき)などは枠の色などをレジストリで設定できるようだが、ワンクリックの時には適用されない。
壁紙(アイコンの背景)の色調によっても当然見え方は変わってくる。
真っ黒なら灰色になるので少しは分かりやすくなる。真っ白でも灰色になって分かりやすい。
中間色辺りが特に駄目なようだ。
また単一色であれば変化が比較的見えやすく、一方、写真や絵などの変化があると認識しづらくなる。
これは周囲の変化に惑わされ、多少の明るさの変化では紛れてしまうからだろう。
回避方法を探すとアクセスビリティやら背景色を変えるだの、全く許容できない“解決策”しかでてこない。
アクセスビリティも壁紙の存在を無視どころか画面全体を全く異質な情景に変えてしまう。
私は単にデスクトップのアイコンの選択の時にわかりやすくして欲しいだけなのだ。
私は壁紙を従来通り使いたいのだ。それが大前提だ。
それとも「壁紙なんか使うな」というのだろうか。
Windows8での「フラットデザイン」だの、本当にUI思想がおかしいとしか思えない。
オフィス用途なら壁紙なんか使うな、はまだ分かる。
マイクロソフトにとって家庭ユーザーを排除する方向なのだろうか。全く理解できない。
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