動物よけ電気柵に感電死亡
リンク: 動物よけ電気柵に感電 2人死亡、警察が実況見分:@niftyニュース.
不可思議な“事件”である。
最初は子供らは川の中で遊んでいたわけであろう。
つまり当初は川には電流が流れてはいなかったということになる。
大人すら感電で入れない川に、子供らがその川を渡って向こう岸まで行けるわけが無い。
向こう岸の崖の上にあじさいがあり、電気柵があったと。
あじさいに興味があったのが(まだ花は残っているだろう)、崖があれば登りたくなる子供のよくある心理か。
その状況からは子供らが崖を登って、電気柵を掴んでしまい、感電して川まで転落したと考えるのが妥当に思える。
ある程度高電圧でしびれた経験のある人なら分かるが(まあそんなにいないと思うが)電気の流れている電線をうっかり掴んでしまうとしびれて離すことは大変困難である。
手の構造(?)上、電気を触ってしまうと握る方向に指等が動いてしまうらしい。どうしてもそういうところに手を突っ込まざるを得ない場合は、手の平ではなく甲の方から入れるのがセオリーと教えられるぐらいである。(まあそう突っ込まないが)
そうでなくてもバランスを崩したり落ちそうになって「藁をもつかむ」状況なら無意識に線をむしろ強く掴んでも不思議でも無い。
子供がぶら下がっても大丈夫なほど電線どおしを結ぶなんて普通はしないからはずれてしまっても不思議では無い。
つまり子供達がひっぱったことによって電線が外れ川に落ちてしまった、ということになり、それにより川に電流が流れてしまったということになる。
崖のあたりか、あじさいのある場所までか、それは持ち主の私有地だろうから「不法侵入」でありそこに勝手に侵入して起きた“事故”の責任まで取らされるのだろうか。
自宅の庭の通常は足を踏み入れない場所の防犯用“落とし穴”に、勝手に入ってきた輩が落ちて怪我をしたとしてその責任まで取る必要があるのかというレベルではある。
ただ、風雨にさらされて線が外れ川に落ちたり、敷地外にむき出しの電線がいくことも想定されれば、その時のための漏電防止策を取っていなかったことが過失として問題視されるだろう。
感電で死傷するレベルというのは電圧と言うよりむしろ電流量である。
例えば静電気は数千ボルトになるが、電流が極めて微少なので瞬間の痛みを感じる程度でおわる。
一方、数十ボルトでも十分に電流が流れれば死に至るとされている。
それを防ぐのが漏電防止装置であり、それを含む電気柵用の電源機器であろう。
漏電装置を切って直結していたという報道もあり、また、100V電源そのままつないでいたという報道もある。それらの「やってはいけない行為」も過失として入るのかもしれない。
漏電というのは感電事故もそうだが、発火→火災の原因となる。
直接の引き金を引いたのは柵の設置者ではないといえるが、危険な“状況”を作り上げていたことの責任は免れないように思える。
その意味での「過失致死障害」なのだろう。
どの程度の責任が生じるのか、事件の詳細を含めて結末を知りたい案件である。
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