デジタル化の落とし穴?
リンク: 余録:デジタル化の落とし穴 - 毎日jp(毎日新聞)
新聞メディア系(古参の方々?)のデジタルアレルギーは相変わらずのようでミスリードを誘おうとしているのか単なる個人的な感想なのか。.
ただし、東日本大震災の被災直後に役に立った情報源はアナログのラジオ放送だった。
まあ、感想はいろいろあろうが、私の場合、本当の直後は職場におり、ラジオはない。
ラジオは普段業務には使わないから当然と言えば当然。
震災直後、つまり一端職場から避難した先での重要な情報収集はワンセグとなった。
普段から携帯電話を持っているひとは非常に多い。
避難先で携帯電話でワンセグを見ていた人は1割は最低いるような状況だったと思う。
ちなみにネットはほぼ使用不能でメールすら発信不能に陥っていた。(メール回線がパンクしていたのは後日報道されていたとおりである)
今回の引用先の様な人の真逆で、ネット至上主義、つまり放送もネットで配信すればいいじゃないかという人も見受けられるが、被災時直後は少なくとも携帯回線は役に立たず、ブロードキャストである放送はやはり強いことを認識した。
はじめてワンセグ機能を使おうとして四苦八苦している人もいるほどに使われないところもあるワンセグだが、災害時には役に立ったわけだ。
別にラジオを聞いていた人の存在を否定するわけでは無い。
しかし私の震災直後の周辺ではデジタル化のメリットを多いに享受できたのは間違いない。
技術的に言えば、アナログ放送では携帯電話の付加機能としてつけることは不可能なものであり、デジタル化、とりわけワンセグ規格とすることでオマケ程度につけることが可能となっている。
アナログラジオすら携帯電話では難しく少なくともアンテナ線を内蔵することが困難なようだ。
そうなるとアンテナ線(専用のイヤホンなどで代用している)も携帯しなければならずとっさの時に持っているとは限らない。
もうひとつの論が
関東地方での計画停電時に有線電話で使えたのは、インターネットの仕組みを利用したデジタルのIP電話ではなく、アナログの一般加入電話だった。
なのだが話が進んでいくと
ところが、実際には加入電話でも使えないケースが続出した。NTT東日本が取り扱っている加入電話機のうち半分強が、電源を電話線からでなくコンセントに求めているという。
となんのはなしやら、デジタル化の落とし穴でも何でも無い話になっている。
まあ、これ以前にここで書かれている“固定電話”を持たずに携帯電話しか持たない人もたくさんいるわけで、ピンとこないわけだが。
記事中にあるように昔の電話機は電気が落ちると自動的に通話だけはできるようになり、他の付加機能は使えなくなるような仕組みになっていた。
実際に私はそういうのを持っている。
これはアナログデジタル云々では無くて、過剰なコスト競争のたまものだろう。
たぶんコスト的にはそんなにはかからないと思うが、すでにそういうレベルでも削られる過酷な市場なのだろう。
平常時にはどちらでも同じだから非常時のみに有用なこのような機能は意識されずに単純に安い方を買われてしまう。
気がつけば切り替えにコストをかけることをやめたものばかりになってしまったということではないのか。
一方で回線の電気だけで動くようなシンプルな電話機は売れなくなった。
ただ一部インテリア商品としての電話機にはそういうものも残ってはいるが実用品としてはとんと見かけない。
回線から電気を供給するという仕様はこういう非常時云々では無く、電話が普及し始めたときのことの事情では無いかと思う。
電話というのは実はテレビはおろか、洗濯機や冷蔵庫などの普及よりも先である。
特に農村部ではお日様とともに生活をするから照明すら電気がいらない。
ところが電話は便利だ。外が猛吹雪でも簡単に連絡が取れる。
つまり家庭に電気が通るよりも先に電話回線が入ることになる。
電話を使うために電気引いてくださいなどとはいえないから電話回線で電源供給をすることになる。
デジタル化云々と言うよりも家庭電源依存の生活云々レベルの話のように思える。
停電時にも通話機能だけは使えます的なことはカタログや店頭での売り文句(いわゆる○×表)にいれて良いような気もする。
計画停電云々もあるが、そうでなくても私のいる地域では雷多発地域であり、夏になると瞬停なら何度も、小一時間の停電も年に一度程度はある。
こういうように地域的事情により停電というのは起こりうるものだからある程度それに備えたことはコストダウンせずにきちんとやったほうが良いのではとも思う。
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