地球温暖化とか
私はきわめて懐疑的な見方をしているのだが。。
とりあえず、日本が25%削減云々に関しては馬鹿馬鹿しいというしかない。
ここまでくると二酸化炭素排出と地球温暖化の因果関係などもうどうでもいい話だ。
25%を行うにあたり前提条件をつけ「大国が意義ある目標を持ち」ということをつけたのは一定の評価をする。
なぜならこの前提条件は決して成立する条件ではない、と私は思っているからだ。
つまり成立しない前提条件をつけてものをいっているわけで実は空虚な発言なのだ。
太陽が西から昇るくらいの気持ちに見える。
そもそも日本はきわめて小国であることの自覚が足りない。
GDPやらは高いが、面積は欧州の一国程度であり人口も世界で10位という小ささ。
GDPあたりの二酸化炭素排出量では他国からみてダントツの少なさを誇っている。
欧米の1/2、ロシア、中国と比較すればさらに半分以下という調査結果もあるようだ。
要するに、世界でも随一の省エネな生活や生産などをとっくに行っているのだ。
国土面積でいえば、日本国内での森林伐採がどうのこうのいわれるが、話が小さすぎて話にもならない。
道路を建設するために森林伐採をすることが・・などというのは実に地球規模にしてみれば、どれだけの問題なのか。
むしろそういう建設のためにかかるコストが国民に強いる負担のほうが問題だろう。
世界規模でいえば、現在“砂漠化”の速度は一年で九州+四国が全部砂漠になるほどだそうだ。
実際には砂漠だけが問題ではない。
枯地やら荒地になっても二酸化炭素の保持能力の喪失という点では同じだ。
これらの面積も半端ではなく砂漠化を含めれば年間で日本国土ひとつ分という話もある。
南米ブラジルの発展によってアマゾンの緑地がどんどん失われ・・というのはだいぶ前から言われていることだがその勢いは減るどころか増えているのではないか(調査結果などはみつからなかったが)。
ブラジルはいうまでもなく急進的発展をしている諸国・BRICSの最初のBの国である。
余談になるが、砂漠ではなく砂丘であるが、鳥取砂丘では今、砂丘がなくなることへの危機感があるそうだ。
放っておくと植物が生えてしまうそうだ。
貴重な観光資源であるから、今、必死に草取りなどをして砂丘を守っているとのこと。
もちろん小さな積み重ねが地球を守る、という論はわかる。
あまり良い比喩ではないですが、一円単位でキリキリと節約倹約しているそばで平気で浪費するひとと家計を同一にしていたらどうだろうか。
ここでいう家計の同一は避けられないことです。地球はひとつですから。
それでも自分だけは一円単位で節約倹約する生活をしますか?
私は嫌です。バカバカしすぎます。
ぶっちゃけ、仮に日本が消失しても二酸化炭素排出で地球に与える影響なぞ果たしてどの程度のものなのか。
意義のあることとは私には理解できません。
まあ他国と足並みをそろえるぐらいのことはすべきでしょう。
しかしなんの意味があって率先しなければいけないのか。
さらに目標到達できないと排出権とかいうもので他国に金を払うとか、正気の沙汰とは思えません。
どうやら兆単位になるような話もあります。半端な金ではありません。
財政破綻といわれる国家財政の中で正気とは思えません。
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