239億曲について
リンク: デジタルチューナのみで補償金逃れのレコーダには「法的処置を」.
先の記事で239億の詳細がなかったが、impressには書いてあったので引用。 笑えることにヘビーユーザーのニコにいるのを平均的PCユーザーと考えて算出したようだ。 彼らはこういう噴飯ものなことをしているから信用を得られないことに気がつかないのだろうか。今回の調査結果と、総務省のパソコン利用率のデータなどから、年代別に所有するPCに保有されている楽曲数を推計。10代~30代で、最低でも国内で239億曲が保有されているという結果が出たという。
いうまでもないがニコの登録ユーザーはヘビーというより中毒といってもいいレベルで特にアンケートに応対するような人なら重度と考えて良いだろう。
さて、数字にちょっと違和感があるのでざっくり計算して見る。
まず10代から30代の日本人は何人いるのか。
総務省統計によるとざっと4700万人弱。
239億曲を470万人で割ると508。
なるほど。記事中の500曲以上というのはここと関連しているのか。
500曲以上保有しているユーザーが32.8%程度にも関わらず、それが平均値となっている。
全員がPCユーザーと考えて計算しても、である。
どこが狂っているのか推定するのも面倒だが、あちこち数を増やそうという意図があって誤差やら統計算出の意図がはいってこの数字が出たと考えるのが妥当だろう。
こういういい加減な統計、数字を提示しているからJASRACは信用がならない、ということになりかねない。
これが他のケースと異なり問題なのはJASRACの金の流れは統計に基づく推定値から課金や配当を行っているからである。
調べれば分かるが彼らのやっていることは基本的にどんぶり勘定である。
典型的な例が公正取引委員会から指摘を受けた包括的契約である。
彼らは「それは放送局の要請でやっていることでありなんで悪いのかわからない」と言っている。
そもそもそれが分からないという感覚がずれていることに気がつかないのが問題だと考える。
なんにせよこうやって衆目の下に晒されるのは良いことだ。
彼らの論理をウォッチしていると面白い。
今年もひきつづき記事をみていくとしよう。
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