WiiMusic買ってみた
いちおう前振りをしていたので買ってみた感想を。
まだ一時間ぐらいしか遊んでいないですが。
とりあえず私が集めた前情報とほとんど同じといって良いでしょう。
期待を裏切られたという感じはなく、ほぼ予想通りの運び。
やっていて楽しいつくりになっています。
本当にこまかいところまでよく練られていると感じます。
こういうものは普通に考えられる難しいし大変なんですよね。
しかし手抜きをするとこういう手のゲームは特にすぐに放り投げられてしまうんです。
やるほうの立場で言えば放り投げてしまうんです、でしょうか。
マニュアルも読む必要もなく執事風の案内役さんがいますのでその人に従ってやっていればなんとなくできます。
初めは限定メニューでだんだん出来ることが増えていくのも常套手段です。
このゲームは音楽が得意な人、楽器を自由に演奏できる人にはつまらないソフトだと思います。
買わないほうが良いです。
WiiFitはスポーツマンやアスリート、スポーツジムでハードなメニューをこなしておられる方には物足りないのと同じ理屈です。
でも音楽が好きで車の中や歩いているときにも音楽を聴いていて周囲に人がいなければ鼻歌を歌ったり体でリズムを取ったりしてしまうひとには適していると思います。
私がそうですから。
ネットで見ていて批判的な意見があるのでそれらを題材にしてみたいと思います。
・評価(点数づけ)を自分でやるということ。逃げではないのか。
演奏をしての点数は自分でつけます。ソフトがつけることはしていません。
これに否定的な意見があります。
音楽の採点というのはここで論ずるまでもなく非常に難しいことは言うまでも無いと思います。
例えばカラオケの採点でもともかくも音階やテンポに完璧に忠実であればいい点がでるようです。
しかし雰囲気のある感じや歌のうまさやノリの良さやかっこよさなどは反映されにくいですね。
何十回と唄っているといささか飽きてくるのでわざとずらしたりアレンジをしたりする人は多いかと思いますがそれは確実に点数という意味では下げることになります。
しかしノリがよくて楽しければ音楽としてはそれを否定するものではないわけです。
そういうのを機械に判定されるのは憤慨する人もおおいのではないでしょうか。
つまりそういうことなのです。
もちろん機械的に完璧な演奏を是とする人も多くいます。クラシック系の人に多い傾向があるようです。
逆にアドリブこそ命なのがジャズ系の人でしょう。どちらがいい悪いではありません。
機械的な評価も可能だったと思いますが、すごくうまくいったと自分では思って他人が聴いてもいいんじゃない、っていうものが機械では否定的な点数をつけられたら嫌じゃないですか。
音楽の先生に否定ばかりされて萎縮した人も少なくないのではないでしょうか。
自分(達)で評価するというのは正しいのではないか、と思うわけです。
ソフトを作った人はすごく迷ったと思いますけどね。
・曲が面白くない。数が少ない。
J-POPの有名曲がないに等しいことで否定する人も多いです。
でも昨今のこれらの曲はいろんな意味で難しいというのは音楽が少しでもわかっている人なら理解できると思うのですがね。
ゲームにいれるときはやりやすいようにアレンジされています。
なぞるだけの従来のゲーム形態であればそれでもいいかもしれません。
しかしWiiMusicではそれぞれのパートに対応する必要がありそれらすべてに対してアレンジ演奏の余地を考えて作らなければなりません。
おそらくですがそれはとんでもない作業量になりますし、果たして音楽として成立するものができるのか、という不安感もぬぐえません。
もちろん楽器も限定されていますし技巧もある程度簡単である必要があります。
いわゆる打ち込みや超絶技巧で演奏されるのが前提の曲など素人にこなせるわけがありません。
そしてこれの面白さはアレンジにあります。
曲をそのままトレースして演奏できるのは初心者段階といえます。
そこからアレンジ演奏をしていろんな楽器を使って見て演奏をするのが本来の楽しみ方です。
トレースするだけでも大変なようではその先に進む前にへたってしまいます。
ここに主眼を置けば超有名な曲で慣れ親しみのある、もう聴きすぎて飽き飽きとしたぐらいの曲であることが必要なわけです。
そしてある程度元が簡単で無いとアレンジの余地がありません。
芯がしっかりしている、オリジナリティが高い、崩しても原曲がわかる、そういう曲であることも重要です。
アレンジ(カバーもそうですよね)は元が有名でしっかりしている名曲でないと面白みが伝わらないのです。
パロディで元ネタを知らないと笑えないのと同じことです。
もちろん、世界規模で売られるソフトですから全世界的に有名な曲である必要がある、という現実的な意味合いもあると思います。
しかし世界中の人が知っている曲というのはやはり名曲といえるでしょう。
・曲を作れない
これは上記と同じ理由を含みます。
セッションすべての曲を作れるひとというのはどれだけいるのでしょうか。
リズムを入れて6~8セッションは作る必要があります。
そしてアレンジに対応できる音を並べる必要があります。
振ったりボタンを押したりだけで自由に演奏できる必要がありますからそれに対応する内部的な音符を並べる必要があるのです。
WiiMusic製作者(もちろんその道のプロです)でさえも最初は10曲程度にしようと考えていたそうです。
思うよりも膨大な量になります。
リーダーの宮元氏には100曲入れろといわれて呆然となり、50曲に妥協してもらったという経緯があるそうです。
そしてとてもではないが自分たちだけでは不可能と考え他部署から任天堂音楽関係のそうそうたるメンバーを複数人ひきずりだして作り上げたとのことです。
素人に作れるエディターを作る労力ももちろんですが、それを使って作れる人がいるのでしょうか。
もしできる人がいればWiiMusicなどやっていないでDTPソフトで遊ばれたほうが簡単だと思います。
音源もはるかに豊富ですし自由度もはるかにあります。難しいですけどね。
バンドブラザーズのようなソフトもありますし今回のターゲットからは外れているといえます。
・売り上げ
初日5万本ということでまあまあでしょうかね。
初日は木曜日ですから私も仕事帰りは店も閉まっていて買えないわけです。
結構店頭プロモやCMも売っているようですがどうなんでしょうか。
面白さが伝わっているでしょうか。
私には難しいのではないかな、と思います。
興味のある人は任天堂のサイトの社長が聞くを読んでみて欲しいのですがここではかなりコンセプトが語られています。
しかしこの辺のことが一般には伝わっていないと思います。
ただそれをCMでは伝えられませんし長い話をしても伝わるものでもありません。
おそらく評価してくれるのはゲーム雑誌でこのソフトの評価は無理だと思います。
従来のゲームの評価基準(ものさし)で測ると低い点数になるのは必至ですし楽しさも表現できないと思います。
結局は口コミで「おもしれーぞ」と伝えてもらうしかないのではと思います。
そう考えるといわゆるじわ売れになってしまうわけです。
あとは音楽というものに対する敷居をどう考えるかですね。
難しい、無理、私にはとても、とか考えないで気軽にやってみよう、なんです。
製作者の意図もそこにあります。
でもやっぱり難しそうが先にたってしまう可能性は高いです。
その辺がどうでるか、ですね。
幼稚園などで最初にやる楽器はカスタネットやタンバリンだと思います。
これはリズムがほとんどでリズムをとれればなんとかなるわけです。
その延長でいろんな楽器をリズムを取るだけで演奏できるようにしたのがWiiMusicであるわけです。
そしてそれにとどまらず適当に鳴らしても、わざとずらしてもいい感じになるように様々な工夫をこらしているのがこのソフトの珍しくて凄いところだと思います。わかりにくいですが。
とりあえず楽しければなんでもいいというのが私の考えなのでお勧めです。
値段も定価で5,980。私は近所の店で4,980で買えました。
安いもんだと思います。
最後に。
WiiFitのバランスボードを使う件はドラム練習という項目だけで演奏では使えないようです。
つまり独立したミニゲーム的な感じのようです。
ですが、ドラム練習は面白そうです。
手と足を連携して操作するというのは一般人には困難なのはいうまでもなく、それの訓練になるわけです。
社長が聞く、に書いてありましたがこれをある程度できるようになったあと、本物を叩かせて見たらそれなりに叩けたということでなかなか面白いようです。
| 固定リンク
« お粥でも窒息死する | トップページ | ぽめら »
「ゲーム」カテゴリの記事
- Switch2入手できました(2026.01.31)
- マインクラフトの実績について(2026.01.19)
- ニンテンドースイッチ2 保証書の話 2(2025.06.15)
- ニンテンドースイッチ2 保証書の話(2025.06.14)
- Nintendo Switch アナログスティックを交換してみた(2022.08.20)




コメント