年金天引き額と消費税上昇のトレードオフ
リンク: “基礎年金の財源=消費税18%”の欺瞞 / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社.
森永氏の論に寄ればたかだか消費税2%の引き上げでまかなえるという。
それならば大賛成である。
森永氏の論点にもはいっていないのだが、年金を税金でまかなうということは、(サラリーマンで言えば)給与明細の中から厚生年金の天引きがなくなるということである。
私個人でいえば現在給与所得のうち、10%弱が厚生年金で天引きされている。
これがそのままとりあえずは私の手元にくることになる。
これをあがったぶんの消費税に充当すると考えれば、大雑把に言って消費税として10%までは上げられても私から強制的に吸い上げられる金額は変わりない=実質的な可処分所得は変わりないのだ。(実際は他にも税金やらひかれているのでもうちょっと高くても良い)
もちろん現在の貯金の分とかそういうのは別だが、短期的な視点になるのでおいておく。
よって消費税アップが2%程度で済むのであれば差し引きで私の可処分所得は増えるので非常に嬉しい。
つまり現状の消費税5%+年金分上昇10%が上限程度までなら、私は金銭面で反対する理由がないのだ。
みなさんの家計ではどうだろうか。
消費税があがるということにアレルギー反応を起こすのではなく、冷静に可処分所得がどうなるのか、という観点で計算して自分の許容がどの程度あるのか計算し、それで評価すべきではないだろうか。
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