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2007/05/17

Re:著作権保護期間延長への反対意見が多く挙がる、文化審議会小委

リンク: 著作権保護期間延長への反対意見が多く挙がる、文化審議会小委.

今回はあえて本質(?)は外して、やや斜めからの観点。

延長を訴えているサイドの主張は概ね、途中で論理が跳躍している。
なんでそういう論理展開になるんだよ、とか、なんでそういう事例がその主張の根拠になるんだよ、とかそんな感じである。
もし真面目にこういう主張をしているのなら単なる感情論であり、論議にはなっていない。
まぁ、この辺は次回以降に行われるようなので議論に期待したいと思う。
いまのところ主張の内容を無視しても、論理的な展開や整合性は反対派のほうにあるとしか思えない。

もう一点。このくだりが非常に気になった

日本オーケストラ連盟の岡山尚幹氏は、オーケストラにとっては保護期間の延長問題よりも、著作権使用料の額が切実な問題になっていると説明。オーケスト
ラの運営者はJASRACの定めた著作権使用料を規定通りに支払っているが、使用料は2012年までに段階的に値上げされることが決まっており、これが運営に大きな影響を及ぼすことを恐れていると主張した。

JASRACはオーケストラをも潰そうとしているのか。
草の根音楽家や末端で音楽を広める役を担ってきた場所をを次々と潰していることは有名であるが。。。
まったくあきれるとしか言い様が無い。

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