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2006/11/27

環境庁の横暴?[新たな温泉問題ぼっ発! - [日本の宿]All About]

リンク: 新たな温泉問題ぼっ発! - [日本の宿]All About.

理論的・科学的な思考でとらえようとすると全く理解も納得もできない内容を環境庁は要求しているようだ。
どこからつっこんでよいのか、環境庁のいわんとする理論が無茶苦茶なので苦しむが、要するに

“新たに地下水を掘りあげてまで自然湧出温泉を希釈するっていうのが、「環境」対策になる”

っていう馬鹿馬鹿しいことを環境庁は要求しているようなのである。
もしくは

“温泉旅館を温泉場にして、厨房を廃止すれば環境対策になる”

ということらしい。単純に生活廃水の話ではなくて温泉に含まれるホウ素やフッ素の害に対する対策になるらしい。

なんのことだか理解できないと思うが、そういうことを環境庁は言っているらしい。

で、どうもキモは除去装置が一台3~4千万円で格安になって買えるようになったということのようです。

この話を聞いて思い出した話がありました。
酪農農家の糞の処理問題です。
単純に酪農農家が産業廃棄物として糞を処理する、という場合には理解できる話ではありました。
しかし堆肥として有機農法でリサイクルしたいのに、処理装置を使って処理しないと違法になる、と農家を追い込もうとした件がありました。
カブトムシ農家(堆肥で幼虫は育ちます)を絡めて報道されたので割と有名な話だとは思います。
これもなんとか処理装置を買わないとだめなように追い込んでいるとしか思えない理屈を展開していました。
環境庁というのは業界との利権がなかなか成立しにくいのでなんとか作ろうと頑張っているのでしょうかね。などと勘ぐりたくもなります。

環境問題というのは極めて科学的な解決、科学的モデルによる考察を要求するものであり、これに対して感心のある人間はたいていがこの思考を自然とするものです。
たばかろうとしても簡単に見抜かれてしまうのにね、と思ったりもします。

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