録再機が微減だそうだ
JEITA、
2005年は液晶がCRT上回る。12月の電子機器国内出荷
-全体でも4年連続のプラス成長。録再機は微減
まぁ、予想していたことというか。
録再機の売上が早くも失速してしまったようである。
「反動」という”大人の発言”で濁しているが現実はもっと厳しく捉えているのではないか。
以下、(このブログではどれもそうだが)私の断定的口調で書いていきたいと思う。
失速の主原因はデジタル化への対応であろう。
デジタル化の期限が2011年という告知が特になされるようになった。後5年である。
そろそろ”隠して”販売するのもかなり厳しいこと、お役所からの通達もあったようである。
メーカー側もようやくデジタル対応モデルが作れるようになったという現状もあろう。
ちょうどデジタルモデルが各社から出揃ってきたのもようやく去年後半からである。
デジタル化というと高画質など良いことが多いように思うが実態はそうではない。
現実その1:高い。
アナログ放送対応のものがだいぶ値頃感が出てきて手が出るようになってきたと感じてる人も多い。
いわゆる安物でなくても手を出しやすい値段(5万付近)とものもある。
ところがデジタル対応のものは高い。高画質であっても高くては手が出ない。
現実にお店に行ったとする。アナログ対応のものなら安くなっているから買おうかと思う。
ところが「今買ってもアナログ対応は5年しか持ちませんよ」、と店員から告げられる。
自分の無知とやりばのない憤慨と現実にお金がないことから不快な気分で帰り路につく。
そんな感じなのが実情ではないだろうか。
現実その2:コピーワンスの不便さ
このブログでも再三取り上げているコピーワンスの問題がある。
著作権保持者側がどんな理屈をいおうが、一般の人の(視聴者側の)理屈は不便になる、以上の何ものでもない。
現実に、
・ハードディスクに残しながらDVDにコピーができない
・CPRM対応の高いディスクが必要である
・パソコンでキャプチャーなどができない
などの制約がかかっている。
もしかしたらこの制限が緩和されるかもしれない、という動きがある。
しかしながらそれも現実にはむしろ買い控えの情報にしかならない。
現在の機器で対応できるかが明確になっていないからだ。
今、購入して、その後でコピー制限が緩和された機器が出たら馬鹿馬鹿しいのは誰でも思うことである。
放送がデジタルになって便利になるというのは現実には虚構である。
技術的に云々とか著作権問題が片がつけばとか弁護する人たちもいる。
しかし現実、今の状況は違うのである。
著作権の本来の守られるべき形なのだという人もいる。
しかし誰も今よりも不便になることに耐えられる人はいないのである。
本来そこにあるべきデジタルの便利さが、著作権保護のためにほとんど消え、むしろ不便さだけが残ってしまっている、
それが現実なのである。
これらのことに気が付いて購入を見合わせた人が多いのではないかと思われる。
買う側にとっては本来、アナログでもデジタルでも関係ないのである。
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ちなみにデジタル放送化を推進しているのは総務省である。
放送局側は設備の負担増でどちらかというと消極姿勢。
メーカー側は買い替え需要喚起という事で賛成姿勢ではあるが、機器の高コスト化で難色という面もある。
(高ければ利幅が大きいという部分もあるのが)
一方、ここでももう放送という形態が変わってきていることもあるのではと思われる。
一つはグッズやDVDセル販売・レンタル収入を前提とした収益形態
グッズとの連携はすでに子供アニメ・特撮などではおなじみのものだが、この動きは大きく広がっている。
傍系の会社と契約をして収入を得るような形ではなく、はじめから自分らで手がけている動きが多い。
製作:○○委員会という表記があるが、
これもグッズ売り側が第三者的立場ではなくて番組にはじめから参画(出資)しているケースも多いようだ。
ストーリーに口を出さなくても、
その話の流れを知っていればタイムリーにグッズを出すことが可能となり手の込んだ時間のかかる商品の開発も可能となり、
売上の向上を狙えるわけである。
DVDによるコンテンツ売りというのも大きな流れである。全シリーズでなくとも総集編や傑作選のような形態のものも多い。
放送はこれらのための広告という形、主ではなりえなくなってきている部分もでている。
一つはネットでのコンテンツの切り売りの形態。
Gyaoが取り沙汰されるがホルダー自身の東映も積極的でネット配信を行っている。
フレッツonディズニーも有名だしネット業者と組んで配信する形態は今後も増えるであろう。
無料である程度の客を集めてプレミアムなどの形で有料コンテンツを売る。
数話だけ無料とか、ともかく無料で体験させておき、このレベルなんですがどうでしょうか?と切り崩しにかかっている。
とかくネットだと画質や安定度等に不安を抱くものだがこれをまず払拭させるのがねらいだろう。
ネット配信は個人差(家庭差?)が大きいためにクレーム回避のためにも有効な手段である。
現実にうちの回線・PCだと3Mbpsコンテンツでも不安がなくこれならコンテンツ次第では購入しても良いのではと思い始めている。
過去のコンテンツの切り売りだけではなく、現在進行中のテレビ番組そのものの配信すらはじめている。
私自身、地方局の番組でテレビではみられないものでもネット配信を楽しませてもらっているものがある。
ちなみに実はいつのまにやら日本は世界有数のブロードバンド国家になっている。
いや、世界一という捉え方もされている。
米国は国土が広いために実はさほど高速回線が引ききれていない。
電話が市内定額のために電話回線経由で満足している人が多く要求度が低かったせいもある。
日本では(賛否両論あるものの)Yahoo!BBの効果でADSLに関して世界的にも安く提供し普及率を一気に引き上げている。
これに対して各社も対抗、客争いの大激戦となった。
そして次のステージである光もNTT自身も含め、これも激戦の中で安くなり光の普及率が非常に高い。
パソコンとのセットやアンケートに答えるとキャッシュバックなど、
高額になる工事費が現実に無料になるなどの攻勢も光でもあたりまえになっている。
ちなみに現在のコンテンツは良くて3Mbps、HD画質相当で6Mbpsぐらいが一般的である。
再生の障害は回線よりもサーバー側の問題のほうが多いようである。
こうなるとテレビ放送に固執する必要はなくなる。好きな時間にネットで調べてネットで観る。
どの道、ネットは必要なのだよな、となっていると、
あえてHDDレコーダーなどを買って予約なんかして面倒な操作をして再生してなんて面倒になってくる。
ネットならふんぞり返ってクリックしていればコンテンツが観れるのだから。
どうせ録画もできないしDVDに移せないのである。それは一緒。
友達にも観て欲しいのならそのURLをメールすれば終わりである。
制約のある中で高いDVDメディアにコピーして大事に扱ってねなんて釘をさして貸すなんて面倒でやってられなくなる。
なお、現在デジタルチューナーを搭載したHDDレコーダーを使っているが、
デジタル放送がきてもアナログが停まるまではアナログで録りつづけるつもりである(笑)
・・・もっとも未だデジタルがいつくるのか、正式に決まっていないようなんだけどね。隣の市の一部まではきているらしいんだが(笑)
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