« ダイアモンドプリンセス号下船:厚労大臣:一部乗客、”必要な検査せず”謝罪 | トップページ | 新型コロナウイルス状態分類してみる »

2020/02/23

「感染者が増えた」報道の問題

「感染者が増えた」という言葉をマスコミを始め安易に使われているのがとても気になる。
一般には「感染した者が増えた」と捉えられるからだ。

感染した者かどうかは見た目だけでは分からず、検査をしないと分からない。
よって「感染が確認された」「感染が認められた」という表現が正しい。

検査態勢が整って検査される人数が増えれば、陽性と認定される人が増えるのは至極当然のことである。
ある意味、良いことでもある。
陽性確認者数だけではなく、陰性確認者数も一緒に発表すればもっと良いと思う。

ダイアモンドプリンセス号の問題でも、報道で「何人感染者数が出た」という数字ばかりが出て、なぜか「何人を検査して何人感染者数が出た」ということは伝えられない。これでは不安を煽っているだけにも見える。
日々の時系列でみると、ところどころ0人とかでるが、単に検査結果が(陽性も陰性も)0の報告というところもある。
おそらく普通に見ている人が感じる「感染者がゼロだった」という意味ではない。
こういった、その情報提示のやり方自体が統計処理の観点では誤りとすら言えるものが横行している。

もちろん全てのマスコミとは言わない。一部のきちんとした報道番組ではきちんとそれを指摘している。
それでも番組が用意したグラフは上記のような者だが、キャスターやゲスト(解説者)が指摘してくれる。
こういう時に、その報道番組(多くの場合のキャスター)への信頼性がよく見えてくる。
時間の足りない(?)バラエティ系報道ではいい加減であるということにすぎないのは救いではある。

様々な意見があるが、私は既に感染者は日本中に拡がっていると考えたほうが良いと思っている。
この感染の特徴(やっかいともいえる)は、感染しているが発症してはいないという状態があることだろう。
さらに感染しても自覚症状がすぐには出ず、その時はウィルス量が低いので検査しても陰性となることもある。

ただ、この感染者は他への感染を引き起こす確率は低いということだから、あまり過敏になる必要もない。
単純に考えても空気感染はせず飛沫感染なので、当人がくしゃみや咳などをしなければ感染リスクが極めて低いと考えられる。

正しく事態を捉えたいと思うが、なかなか難しい。
SNSやらネットもみるが、伝えきれないことはまだまだあると感じる。
やっぱり2時間や1時間をかけて一つの話題を徹底的に論議するテレビの報道番組というのはとても情報量として多く、情報源として重要であり必要である、というのは痛感させられる。

|

« ダイアモンドプリンセス号下船:厚労大臣:一部乗客、”必要な検査せず”謝罪 | トップページ | 新型コロナウイルス状態分類してみる »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ダイアモンドプリンセス号下船:厚労大臣:一部乗客、”必要な検査せず”謝罪 | トップページ | 新型コロナウイルス状態分類してみる »