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2018/03/25

前川氏講演照会・マスコミで言われない池田議員の問題

リンク: 前川氏講演照会の池田議員「地元の懸念届けるのは当然」:朝日新聞デジタル.

池田佳隆衆院議員の対応は非常に問題である。
マスコミではあまり指摘されないいくつかの問題がある。
別に議員の道徳観に問題があるとかそんな思想的な話ではない。

地元からの懸念

まず最初に愛知県民には申し訳なく思う。
衆議院議員(愛知三区)と伝えられたので「こんな奴を当選させた愛知県民は・・・」と思ってしまったのだがとんでもない思い違いだった。

この議員は“地元”愛知三区では落選しており、比例代表(東海地区)で当選、いわゆる“比例復活”。
つまり愛知県民は彼を“落選”させているのだ。
(ちなみに今回3期目だが、2期目も落選しており比例選出)

また愛知の教育現場、この案件のおける県教育委員会や校長の対応、メールのやり取りに対して毅然とした対応をしており、問題は感じられない。
つまり愛知県民は全く問題ない対応・選択をしていたということだからだ。

話を元に戻そう。
「地元からの懸念」というが、比例代表による当選なのだから、「愛知三区(地元)の懸念」に対しては過剰に対応するのは基本姿勢としておかしい。
基本姿勢としては「自民党として」「国民全体に対して」ギリギリ絞っても「東海地区の利益のため」に行うべきである。

この議員のホームページでも「愛知三区」とデカデカと書いてあるが、これもおかしいのは論議するまでもない。

こんな基本的なリテラシー欠如がある人間が「教育」を語るというのは疑問しか感じない。

感想を申し上げた

これもおかしい。あれだけ長いメールであれば単純に「長すぎる」というのが感想として適切である。
一般議員ならともかく、教育行政関係者であり、現場を理解していれば「こんな長いメールに対応するのは大変だろう」と考えて「長すぎるんじゃない?」と感想を言うのが常識的である。

一方的な説明だけで逃げたので推定するしかないが、更に質問量を増やすような感想を述べたとしか思えないわけで、明らかに疑念を持ってしまう。
こんな感覚の人間が教育行政に携わっているのかと思うと目の前が暗くなる。

昨今取り上げられている「教育現場のブラック業態」に対して、行政側の感度が極めて悪いというのも、この程度の感覚(センス)しかない議員が与党の上位にいるのが悪因であるといわざるを得ない。

連絡が取れない状態で申し訳ない

記事にはないが、一週間も音信不通だった理由は明確に語ってもいないし、伝えられていないようだ。

どんな理由があるにしろ、今は通常国会(常会)の真最中である。
国会への登院は任意であるとしても、会期中は国会に詰めているのが常識である。
最低限、秘書を一人は置いて問題(問い合わせ)があれば即時に国会に戻る姿勢が必要である。数時間のタイムラグは仕方ないにしろ一週間はありえない。

「地元の声」には土日でも対応するくせに、国民の声には答えようとしていない。
先の「比例代表での当選」を考えても明らかにおかしい。
これでは「逃げた」としか捉えようがない。

この問題は誰が悪いのか

この議員が悪いのは言うまでも無い。
「法令に基づいた」というが、どの法令なのか明確にしていない。
「地元からの懸念」程度であれだけの質問量を浴びせるというのは明らかにおかしい。
前川氏が言っているように「特定」がありすぎる。
特に公平さが重要な教育において、明らかに不公平に接する態度がおかしい。

比例区の議員であるのだから、責任は愛知県民ではなく自民党にある。
簡単に言えば比例区の順位設定に問題があると言うことだ。

さすがに伊吹元大臣などは苦言を呈しているようだが、現文科大臣は擁護発言しかしておらず、酷いものだ。

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