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2017/03/31

森友学園問題における本当の問題~役人の不作為という罪~

なぜ9億もの土地が1億円になったのか。
政治家の関与があったとかそういう問題がなくてもその事実が問題である。

1億円で売ったことが、全く正当な値段だったとしても問題なのである。
つまり現在までの政府・国会・役人の言っていることが全て本当でも問題なのだ。

家庭ゴミが土地に溢れていて、地下数メートルだかの下までゴミがあってその撤去費用がかかるから正当だという。
仮にそれが本当であって、その撤去費用の価格が正当であるとしよう。

この状況になっていることこそが大問題ではないのか。

こんな状態になるまで放置を続けていた、土地所有者である財務省の不作為である。
この状況を単純に考えて見よう。

「9億円もの財産が、いい加減な管理で8億円も価値を棄損した」と言うことだ。

きちんと管理していれば9億円の土地は9億円のままだったはずだ。
土地の価格、特に大阪であれば下落はほぼ無いだろう。
それを管理がいい加減なせいで8億円も価値が下がったのである。
これが問題で無いというのか。

もっと放っておけば0円、いやマイナスになってしまうかもしれなかった。
とんでもない話である。

もちろん維持には金がかかる。
しかし価値を維持するために必要な金であればきちんと払うべきだろう。
仮に監視に年間百万払ったとしても百年でやっと一億円だ。

なんでも別のところでも同じように価値が下がった物件があると言う。
だから今回の物件も問題ないという。
そんなことがあったのなら、なおさら管理をしていないというのはおかしな話では無いのか。

そもそも荒れ地のまま放置しているから“ゴミ箱”にされてしまうのだ。
誰かによってゴミが捨てられても放置するからゴミ投棄の連鎖が起きるのだ。
こまめにゴミを撤去するだけでもかなり違ってくるのは明白だ。

きちんと管理するとすれば、原状復帰しやすい、駐車場や運動場、公園などに整備をして維持すれば良いのでは無いのか。
例えば公園にしておけば税金を投入して維持しても国民からは怒られない。
大阪府か市に無償貸与しても誰も文句を言わないだろう。
そういうきちんとした活用をしていないというのも不作為という大問題ではないのか。

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2017/03/25

PHS WX02Sからアクオスケータイ2への機種変の顛末

DDIpocket→Willcom→emobile→Y!mobileと二度目だか三度目だかの身売りとなったPHS回線。
私自身としても20年近くお世話になったPHS事業がとうとう終了となってしまった。
これはバックボーンとなるISDN回線事業の終了にリンクしてのことと思われるので、別にY!mobileか背後にあるSoftbankがケチだからとか悪いわけではないのだろう。
ISDNの歴史も終わり、PHSの歴史も幕を閉じるというところなのだろう。

回線業者がどうであろうが使えれば構わないのだがとうとう強制的機種変更となってしまっては仕方が無い。
私はAndroid端末はどうにも好きになれないのでiPhoneとなるが、なんとYmobileではiPhone5Sが最新機種らしい。
この機種は何年前の話だ、しかも確か私の持っているiPodTouchと電話以外は同世代と思われる。
それよりもSMSに対応していない(当り前だ)iPhoneでは今のメアドが継続できるとは思えない。同様の問題がiPhoneが日本に来たときも起こっていたのを覚えている。
そんなこんなでなんかパッとしないし、根本戻れば電話として使いたいのが基本なのでガラケー(ガラホ)にしようと考えた。

理解に苦しむ用意されたプラン

ケータイプランSSが1000円台と安いのだがこれが色々と罠が満載である。
データプランを付けないとメールが使えないらしい。本当に電話しかつかえない。
このデータプランが曲者である。
従量制だが上限が4500円。僅か110MBでこの天井にぶつかるという凄まじいハイペース。
これではかなり運用が難しいとは思われた。
PHS時代や一部MVNOの激安プランの速度じゃあるまいしこれはない。

結論を先に言うと店で契約となったのだが、店員さんいわく本体アップデートでも起きればおそらく一発で上限だろうと言っていた。
またおそらく普通に使ったらWebブラウザとか使わずとも“勝手な”アプリのアップデートやらで上限にぶつかり得るだろうとも言っていた。もちろんWebブラウザやら地図アプリやら使えば普通に数百KB単位で使われるだろう。
4Gの速度故にそのサイトの“重さ”が分かりづらいという危険性もある。
少なくともいわゆる工場出荷状態のまま放っておくだけでも酷い目に遭う。
とてもじゃないが素人にはオススメ出来ないプランといえる。

要するに設定を理解し調整して使い方を工夫するか、メールを含めてネット関係は全部使わないと決めて切りまくるしか無いだろう。
それなら最初からメールすら諦めてデータプランは無しで通話のみとすべきだろう。

無理なら普通にスマフォと同様のデータプランにするべきだ。
それなら価格面ではスマフォを買うべきでなんのためのガラケーかとなる。
よって「なんでスマフォにしないの?」という誘導が完成するのだろう。

わかりづらすぎるY!Mobileサイト

とりあえず方向を決めたところでこのご時世だからネットでやってみようと試みたが、Ymobileのサイトは非常に分かりづらく、要領を得ない。

事前調査すらわかりづらい。ページ構成などもいちいちカンに障る。

今回の機種変は特殊事情であり、プランの途中解約や縛り違約金の関係はなく、手数料が掛らないなどの特殊対応となるので、特設ページからになる。
一部3G回線終了に伴う機種変などの話もあり、最初に対象機種を聞いてくるのだが、そもそも選択肢に私の持っているWX02Sが出てこない。

色々調べてみると、あるサイトによれば私の持っている機種は、ネットで機種変可能なのは3月5日までだと言う。
その情報を元にググってみるとなんとYmobileのページにもそう書いてある。
特設ページやトップページから探しても見つからなかったが、[オンラインストア]の[ご利用ガイド]の[オンラインストアでできること]にそれができないことが書いてあった。
なるほど。その発想はなかった(苦笑)。

あれこれ悩んだり調査したあげく結局は「販売店に行け」ということではがっかりである。
案内ハガキが来たのだがそれに書いて欲しかったし、専用サイトにはその示唆を書いて欲しかった。

結局、店舗にいって契約へと

某量販店に行く前に、Softbankショップでも取扱を始めたとぶら下がっていたのを見たので入ってみた。とりあえず入店してすぐに声をかけられたので状況を説明したのだが、まあ、酷いもので在庫も無く、最後は「量販店に言った方が良いですよ」という感じに言われた。おそらくネットを使えないような人がネットでも簡単に出来るようなことや店頭のみの解約を受け付けるような対応レベルなのだろう。
まあ、行く途中だったレベルなので構わないのだが無駄な時間であった。

某量販店KSに行ったわけだが、なかなかしっかりと対応してくれて感謝である。なによりも分かることと分からないことをしっかり自覚しており、不明確で必要なポイントをこちらで絞って確認してもらう等で十分対応できた。
弱小キャリアに関しては不勉強なところが多く、適当にごまかそうとしたりと、“親会社の代理店”ですらあの対応であったことを考えれば素晴らしいと言っても良い(たまたま個人的なレベルの高さなのか店の教育なのかは不明ではあるが)。
ともあれ色々と情報を聞いて判断した結果、

機種:アクオスケータイ2
プラン:スマホプランS
とした。

結局はケータイプランSSのデータでは余りにもリスクが高いと判断した。
仮に契約してから家に持って帰る途中ですら触らなくてもどうなるか分からない(実際は数十KBだったがこれすら理屈的にはたまたまかもしれない)。
スマホプランは高いのだが、最初の一年は1980円、一年目から二年目は2980円、それ以降は3980円となる。(税抜)
最初の一年はケータイプランの使用ミスを含めたリスクを考えれば高いともいえず、また使い方を探るためにも色々使ってもみたい。
ケータイの仕組みが分かり、運用手法を理解した時点で決めた方が良さそうである。
割引プランはこの契約からの起算であり、途中の変更は本来の価格である3980円である。
このプランの変更はネット(My Ymobileから可能)で出来、最悪でも事務手数料だけで可能だろうという話である。
これらの話を総合して考えてスマホプランからスタートした方が良さそうだ、と判断した。

Dsc_0005

契約後の端末設定とかその動作確認

ここからは契約時に聞いた情報と、購入後に確認したことである。
・ここでいうデータ回線とは3G/4Gによるデータ通信を指す
・「パケット消費」とは3G/4G等による通信が行われ、パケット使用がされることを指す

・SMSは通話回線を使用できる契約なら送受信可能が基本。電話番号がメアドとなる。これは昔からだが現在もそうであるかは未確認。
・MMSはSMSを使って通知を行い、データ回線でメール内容を取得する(昔で言うところの携帯メールに近い)
・スマフォで使うメールはPCメールに近い。しかしスマフォでPCメールとキャリア名のメールとを区別するために単に「メール」と称しているのでいわゆる携帯メールをMMSを称するようになったのではと思われる

SMSのみを使うのであれば電話回線契約だけでも可能だが、送る側がSMSとMMSを理解しているとは限らないし、古参のガラケーユーザーからならともかくスマフォユーザーからそれを期待するのは無理なのが現状だろう。

蛇足1:Willcom契約時点のメールアドレスは継承可能である。
機種変した後にMyYmobileに入ってSMS/MMSメールアドレスの変更メニューに入る。
入った時点では適当な名前で勝手にymobileドメインでメアドが設定されている。
ここで「一つ前のアドレス」が存在していて、それがWillcom契約時点のメアドになっており、それを指定すれば良い。
ただしうっかりymobileドメインでメアドを設定してしまうと、失われてしまうので注意。

蛇足2:Willcom時点のメアドを維持したいという話でもうひとつ。
メアドはデータ通信契約に紐付けされている。
ケータイプランSSでもメアドは使える、ではなく、ケータイプランSSのベーシックパックなどのデータ通信を利用できるプランにメアドが付いてくる。
ケータイプランSSを利用していて、うっかりベーシックパックを解除してしまうとメアドも消滅してしまうので注意。
再度データ通信プランを契約する(付加する)と新たにメアドを設定する必要がある、ということ。

AQUOSデータフォン2での設定方法

・メールの設定
パケット消費を止めてしまうとメールの送受信ができなくなる。
厳密にはメールの着信通知はされるが、メールは受信されない
(新着メール通知は出るが、メールボックスを開いても何も無いという状態が起きる)

よって以下の設定を行う必要がある。

メールアプリの設定
メール→[1]メール→設定→WiFi接続設定 (ただしここで若干パケットを消費する)
これによりWiFi接続でメールの送受信を優先的に行ってくれる。
自宅などにWiFiがあってパケット上限が気になる人もこれを設定しておくと軽減できる。
ただし、あくまで優先なのでこの設定だけではWiFi接続していない場合はパケット消費されてしまう。
またWiFi接続が不安定であり接続が切れていればデータ通信に行ってしまう。
なお、下記のデータ通信を完全に切ってしまうとこの設定も変えられないので、いったん通信可能にしてからこの設定をして、戻す必要がある。

次にデータ回線を完全に切る
ネットワーク→データ通信設定→データ使用量→モバイル→メニュー
で「モバイルデータ」のチェックをはずすことにより、モバイルでのデータ通信、つまり3G/4Gによるデータ通信がOFFになる。つまりこれ以後はパケット消費されなくなる。

当然ながらこの状態ではWiFiにつながっていないとメールを確認することができなくなる。
ただしメールの新着があったことは確認できるので、それをみて何らかの手段でWiFi接続すればメール確認は出来るようになる。
またはこの時点で諦めて3G/4G通信回線を一時的に許可して受信するのも考えではある。
ちなみにベーシックバックSSにおいて1MBは約41円に相当する。
ただの平文メールなら1円もかからないだろう。
しかしでかい写真ファイルを送りつけられる等によるダメージは他(他社)のプランに比較してかなり大きい。
この点は多くいるだろう他キャリアの方々から理解されないことが十分考えられるので注意が必要であろう。
それでも友人ならば愚痴も言えるが、いわゆるSPAMだったらやり場が無い。

またアプリ毎の通信の可否も設定できる。
ただしこれは、データ通信であるか、WiFi接続であるか、の判別はされない。

AQUOSケータイ2 602SHの雑感

外見含めて良くも悪くも昔のケータイ電話である。
操作性やメニューの見通しの悪さなどもそのまま進化していない。
首をかしげたくなるような説明やエラーメッセージが多い。(スマフォアプリでも酷いものはあるが)
気に入ったところ
・二つ折りであること
・クビのところのボタンを押すと開く
・MIDIファイル演奏が出来る(待ち受け音にもできる)
・アドレス帳はvCard読み込みが出来る。PHS(WX02S)用のPCアプリ(SII提供)ではvCard保存されたので、それを読み込ませるだけで移行できた。昔はCSVだったがこの点は進化している(笑)
PHS→PCのツールでvCard(vcf)ファイル作成→602SHをMTP接続→Privateフォルダにvcfをコピー→602SHのアドレス帳から読み込ませる
・白にしたが、カラバリのピンクはイマイチ。赤が欲しかった。色優先ならDIGNOとなろう。

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2017/03/11

森友学園問題は何が問題だったのか

昨日3月10日に森友学園理事長が記者会見を行い、申請取り消しを持って一連の疑惑についての節目を迎えたといえるのでしょうか。
それにしても見苦しい会見でこれが「美しい国家」を担う子供達を育てようという教育者の姿としては残念至極でした。

不認可は財務状況の悪さと書類不備

結局、不認可に関してはマスコミやネット云々、様々な“疑惑”なんて無関係だったのではないのでしょうか。
ましてや教育方針とかそんなのも無関係でしょう。

もとより財務状況に問題があり、かかった金額が7億円の申請でも“条件付き合格”だったといいます。
それが15億円ならばアウトと考えてもなんら不思議では無いでしょう。

監査も事実上の拒絶、判断する府側が直接事業発注された業者に聞いて“裏を取った”ら15億だというのだからそれで終わりです。
普通に考えて事業者か発注先に聞けば良い話で、この疑惑がなくとも聞いても不思議でもなんでも無いでしょう。
業者は様々な資材の発注書や工程表、下請けへの発注書等をつぶさに調査されたらごまかしきれない数字が出てくるのだから、嘘をつけるものではないからです。

それでも一方的な判断は良くないから調査に出向いた。
“最後の確認”で現地調査を行ったと考えられます。

その場所で理事長が主張する「原本が無いからダメと言って帰った」が本当でも別に問題は無いと私は思います。
「原本を持ってこいとは言われなかった」と主張しています。
既に疑いを持たれており、これが認可判断の重要な確認であった、そういう自覚はあったはずであり、言われずとも原本を用意するのが社会人として最低限のことでしょう。
会社でそこそこの責任を持たされている人なら、あの顛末をみて「そりゃあんたも悪いだろう」とつっこんだのではないでしょうか。

既に信用を失っている相手に対してコピーで対応しようという姿勢自体が問題といえます。
そういう姿勢で対応されてもいっこうに真実が出てこない、つまり時間の無駄と判断されても仕方が無いからです。
これは単に想像ですが、すでに「あの書類は?こういう書類は?と突っ込まれていて、「いやそういうのは今用意していない」がいくつもあったのではないでしょうか。
短いとは言え20分はやり取りをしており、端的なのが「コピーしかない」問題だったのではと想像もできます。
僅かな疑いを持たれてもアウトであって、つまらぬ言いがかりをつけられないように万全を尽くすのが当然ではないでしょうか。

“相手に認可していただく”のだから、少しは身を低くして相手の顔色を窺ってへりくだってやり過ぎと思われるぐらいの対応をするのが世間の常識では無いでしょうか。ここで“つまらない”正統感や自尊心を振りかざしてもしょうもないということです。
さらにマスコミへの説明で、担当者が帰った後にあんな言い方をしてそれをテレビで見られたら心証を更に悪化させるのは当然とは考えなかったのでしょうか。
子供どころかこんな姿勢をまだ若い社会人が見本にしたらとんでもないことになります。
私は「ワザと怒らせて帰らした、もう無理だから破談に持ち込もう」とでも考えているのだろうかとすら頭をよぎったぐらいです。

そもそも最終決断は大阪府知事(なのか大阪府)にあり、私学審議会は審議をするだけであるからそこで合格判定したからといっても参考でしかありません。
勝手に合格と考えて施設を作る方が拙速にしか見えないでしょう。
そのことを理解していなかったのなら、勝手な思い込みで失敗しただけのことです。

教育者としていかがなものかという論議

これもマスコミやネットが歪めて伝えた云々という主張もあるようです。
確かに扇動するような報道もあってそれに乗せられる部分もあるでしょう。

しかし、昨日3月10日の取下げ記者会見の、編集無しの一方的な発言だけを聞いても「これは教育者としてダメだ」というツッコミどころが満載でした。
(ニュース専用チャンネルであるCSの日テレニュースでたまたま見ました。総理大臣PKO撤退発表による割り込みが質疑応答の頭あたりでありましたが、発言の方は生中継のようで全場面ノーカット放送されていました)
それらは「個人的意見の相違」の範疇では無く、近代において長年論議されてきた教育論、重要な要点についてことごとく反対の位置にあるものばかりにしか捉えることができませんでした。
「教育勅語」や「五箇条の御誓文」などはごく些細で典型的な事例でしかありません。

「自分達が選ばれた者である」「自分を認めて欲しいが、相手は認めない」「ごく一部の共感を持てる人だけ認める」「自分は正しく、それを遂行するには多少の問題は看過されるべき」「うまくいかない(いかなかった)のは○○が悪い」「その論議がどうこうではなく、誰が言ったかで判断する」
現在ではこれらはすべて「悪」であると評価されています。
それはなぜでしょうか。

個人意見の相違、感覚の問題では無く、多くの人々による議論の結果なのです。
上記の考えを是としてしまうと、その行きつく先が「戦争である」ということであり、戦争は「悪」とする観点からその要因となる考えは「悪」であるとされているのです。
正確には「なぜ戦争が何度も起きるのか、防ぐにはどうすれば良いのか」ということを突き詰めていくと、これらの考えが根っこにある、という社会学や哲学的に行き着いた結論のひとつなのです。

なお「戦争も是である」という観点まで「個人意見の相違」と認めるのなら根本からひっくり返るので「個人の意見相違の範囲である」と認めざるを得ませんが(苦笑)。

「子供に教育勅語を暗唱させているから戦争になる危惧がある」という短絡的な話ではありません

あの記者会見で言っていることが彼の教育的な理念や思想であり、根本にあるとすれば、それが教育として子供達に根付いてしまうこと自体が危険であると言うことなのです。
それを突き詰めるといさかいにしかならず、それが社会的に充満すると戦争という意味で危険であるということなのです。

「あの記者会見は何を言っているのかわからない」というマスコミやコメンテーターの意見が目に付きますが、私にとってはこれまでの顛末が腑に落ちる、とてもわかりやすいものであったと考えています。
彼の考えがとてもよくわかり「そういう論理だからこういう顛末・行動・発言になった」のだということが腑に落ちたのです。

なお、トランプ政権が“危険”であると世間で言われるのも同様の考えに基づいていると思われます。
相手のことを聞かない、自分が正しいとだけ言い張る、自分の利益のみを優先する。
それを堂々と前面に押し出してくることが、戦争への一歩に向いてしまうこととして警戒されるのです。
大統領レベルになると分かりやすいですが、これが国民の多数に広がったら、ということも結果として同じ事なのです。

ところで8億円ダンピング問題は

とりあえず今回の取り下げで広がりまくった疑惑の風呂敷も畳む方向に向かうのでしょう。
法的・契約的な手続きによればまた財務省が買い戻しとなるのが既定の手続きのようです(麻生財務大臣の見解)。
それでもまだ問題は残ります。なぜ9億円物件が1億円になったのか、という疑惑です。その経緯を破棄した理由も追及すべきだし、「保持期間が一年以下」という意味不明な規定も見直すのが当然でしょう。(「一年以上」等が普通の書類の保持規定)
どういう追求になるのかはわかりませんが、こういう法律の不備も修正していってほしいものです。

会計検査院でいいのか

与党は会計検査院の調査で良いとしていますが私は極めて疑問を持っています。
その考え方、発想自体に問題があると言うことです。

国有地の売却案件は会計検査院の「必要的検査対象」です。つまり必ずなされることは明らかです。ということです。
会計検査院の独立性はいわれますが、財務省はこの検査を“慣例上”通過するだろうと見越していたというのは当然です。
検査院が手心とかを加えて問題では無いと判断するのでは、ということでは一切ありません。
適切で公平な検査をするからこそ、財務省により検査に問題ないようには配慮されており、問題ないという要件は揃えてしまっていると考えるのが妥当であろうということです。

与党も当然それを見越しての発言である、と考えるのが自然でしょう。
今回の案件だけ深く調査をするのなら他の案件も深くやらなければならず検査員として必要な公平性が保たれないと言うことです。
今回の様な案件に関しては“別の観点”からの精査が必要であり、政治的な判断が必要だからこそ、検査員では指摘できない問題点があるということなのです。


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2017/03/09

全商品にICタグ(笑)

リンク: 「コンビニの全商品にICタグを」、大日本印刷が2025年に単価1円を目指して低価格ICタグの開発に着手 | M2M/IoT | スマートグリッドフォーラム.

米国では【Youtube】amazon Goが時代の先端を走っているのに。

日本の経産相ときたらいまだに「ICタグかよ」と突っ込まざるを得ない。
数十年前ならともかく今時こんなことをまだやろうというのは、「ICタグ協議会」みたいな天下り団体を作ってそこで管理することにして、利権をむさぼろうという空気しか感じない。

Amazon Goのように別に手に取る取らないを監視したり、自動決済なんかする必要は無いだろう。
そもそもAmazon会員が前提だろうし、正直気持ち悪い。

店員さんが、かごからレジ袋に入れる、そういう限定条件でカメラという眼で見て人工知能で商品を認識し、合計金額を出せば良い。
後は数多あるプリペイドカードなり現金で決済すれば良いだけだ。

箱や外見で商品を認識するのはまだ遠い(コストが半端ない)というのなら、QRコードで“併記”をすれば良い。JANコード+日付をいれて作るとこの程度だ。

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QRコードをカメラにチラ見せしながら袋に入れていくだけ。
もはや時代の遺物と化しつつある遅くて精度の低い赤外線スキャンによるバーコードリーダーではなくて、カメラに見せて画像処理をすればいい。

今のレジで遅くなる要因(特に初心者店員)は
・バーコードがどこにあるのか分からない
・バーコードを上手く読み取れない
なのだから、とりあえず全方向カメラに“見せる”ことで、どこかにあるQRコードを読んでくれればなんの問題も無い。

経産相がいうべき事は、単純に“QRコードでつけろ”である。
こういう旗取りをやってやればいいだけのことだ。

なにやら“賞味期限情報”とかも入れて“在庫管理”とか付加価値を無理にでも付けたいようだが、在庫管理なんかとうの昔にPOSシステムとしてやっていることだ。何を今更というしかない。
そもそも賞味期限切れが発生するような商品の流動性自体が問題では無いのか、そういう商品群をあぶり出せと言うのが常識的な観点だろう。

そういえば同じお役人主導の“電子お薬手帳”は妙なことはしていないようで、QRコードを読み取ると単にXML形式で書いてあるだけだった。
ごく“普通”で厚生省はとても素晴らしい仕事である。この普通さが重要ではなかろうか。
(まあ、クスリが多いと結構巨大なQRコードになって苦笑してしまうが汎用性に勝ることはない)

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2017/03/01

政府よりはるかにマシな「すき家」の働き方改革

リンク: “ワンオペ”で叩かれた「すき家」のいま (2/2) - ITmedia ビジネスオンライン.

政府界隈では○○時間規制だの、プレミアムフライデーだの、とんちんかんな議論をしている一方で、ブラックと叩かれた「すき家」のほうがよっぽどマシなことをやっているようだ。

パート・アルバイトに参加してもらい、労働環境に関する意見を現場から吸い上げる取り組みだ。1回のミーティングで約20~50人が集まる。これまでに全国で141回実施し、1864人が出席している。集まった意見は経営層に提出され、労働環境のさらなる改善に役立てるという。

決まり(残業時間制限とか)で縛って現場でどうにかしろと投げるのでは無くて、現場で何が問題なのか、文句をきちんと吸い上げて経営陣が改革をする。

「改革は上からやるもの」という原則を理解している。
「上から」と言っても経営層だけでは机上の空論になるから、きちんと現場から聞く。
本当は「現場に行け」だろうが、すき家の店舗に行ったらそれは邪魔なだけだから集めて聞く、店長では無くてパートやバイトに聞くというのは同じ事になる。
これを各店毎に報告書にまとめて集めたりすればそこで情報が削がれる。
聞き取りでは無くてみんなでワイワイ誰とも無く発言すれば気兼ねなく意見が出る。

 

「アルバイトが突然辞めたり、休んだりすることは常にあります。これまでは『何があっても店の営業を止めてはいけない』というのが常識だったので、店長が無理をしていました。しかし、困難な場合は営業を止めても良いというメッセージを出したことで、心にゆとりを持って働ける社員が増えてきています」

これは残業時間減少のための有効な手段である、経営レベルでの業務量のコントロール。
間違った“常識”をきっちりと否定して新たな“常識”を広める。ここが重要なポイントでしょう。
フランチャイズの店長は、通常の個人店舗のような経営者では無い。
様々な縛りがあってやっているのだから大手企業でいう中間管理職程度であろうから特に有効となる。
大手企業で有効になるのは、経営上位者が「そんなくだらんことすっ飛ばしてこうやれ」と英断することである。忖度してやっていた無駄な仕事が不要とされれば仕事は瞬時にスムーズになる。

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