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2017/01/20

人工知能っていつになったら驚異になるのだろうか

リンク: 人工知能とどう向き合うか〜小学校の学校便りから:デジタルセラー中山の視点:オルタナティブ・ブログ.

要旨としては、人工知能は人間がはるかに及ばない処理能力を持っていて、一定の範囲の仕事は人工知能にとって変わられるだろう、ただ、これまでに直面したことのない内容に答えることや直感で判断することは苦手であり、そういったいわばクリエイティブな部分においては人間がこれからもやっていく、そういった対応力、応用力、創造力を育む教育が今後より重要になっていく、ということでした。

正にそのとおりである。
よしんば、人間に限りなく近くなっても、所詮は「エキスパートバカ」である。
自分が人間であるという経験を元に、様々な判断をするという部分はどうしても“学習”できない。
これを可能とするには、アンドロイドのように人間として、一般的家庭の人間に混じって生活をするという経験を積まないといけない。
将来的にはこれも可能とするのかも知れないが、“超人”である“彼”が立脚する“思想”の時点でずれていれば、生活で得られる“解釈”も一般人から見てもずれたものとなってしまうだろう。

これは人間同士でさえも起きえることなのだから、ましてや人工知能ではいわんやである。

日本の学校教育も変わらなくてはいけない

「ゆとり」で若干弱まったときもあるが、所詮は「記憶偏重型」教育、「上意下達型」教育ではないのか。
「考える」「理解する」教育と言っても、誰かが「考え」「理解した」結果を教え、覚えているだけではないのか。
いうまでもなく人工知能は“覚える”のは非常に得意である。丸暗記こそ得意中の得意である。
むしろ関連づけをしながら覚えるのが苦手である。それには“分析コスト”がかかるからである。

数学で言えば、たくさんの“公式”を暗記して、瞬発的に計算できるような能力は要らない。
文章を読んで、問題を抽出し、それを解決しうる最適な計算式を立てて、既存の僅かな公式を適用して、うまく答えを導き出すことが必要である。
人工知能で大学入試問題を解かせるプロジェクトがあったが、究極の課題は「問題を理解させること」だったという。
実は人間でも同じだそうで、計算式を解く以前に、計算式を立てられないのだと思う。

今でも式が立てられればPCが計算してくれる。たとえ計算式の変形や公式で解けないような方程式(一般には“解”を作れない)も、現実としての解があれば“しらみつぶし”などの方法によって解くことができる。
だから式を立てるのが現実の課題だ。

Google先生とは

ネット検索するとはどういうことだろうか。
なにか疑問に思ったら、その単語を打ち込んでみる。
Google等の検索エンジンは直接答えを教えてくれるわけではない。
そのことを知ってそうな人(サイト)を紹介してくれる仲介業者のようなものだ。
人工知能を活用し、近いはずのGoogle社は、真っ先にGoogle検索システムに応用するはずである。
しかし、Google検索の結果はまだまだ「とんちんかんな答え」が多い。
まだまだ「このていたらく」であると言わざるを得ない。

SEO対策やらそれにまんまと引っ掛かる検索エンジンのせいで、下位のサイトを手繰ってようやく適切なものが見つかることも少なくない。
そもそも勝手に検索ワードに横消線を引いて関係ないサイトを上位にするという感覚が理解できない。
そういうところがほとんどなくなるという段階を経て、単なる仲介役ではなく、様々なサイトを見てまわって知識を集約し結論を出してそれを提示する。
そういうレベルになって、ようやく“人工知能は自分のやる仕事に取って代わるほど驚異かな”と思うレベルではないのだろうか。

公務員こそ真っ先に人工知能に取って代わられる

ところでお役人が言わないことで、もっともあり得る話は「お役所の仕事は真っ先に人工知能に取って代わる」ということである。

前例主義、法令遵守、定型業務、硬直した思考。これらこそ人工知能が最も得意とする分野である。
一方で「国家百年ビジョン」「弱者にやさしい施策」などは難しいだろう。
よくわからない、不明確な命題だからである。

もちろんそういう方向の話もあり、そういう人達もいる。そういう人達は残るが、定型業務を繰り返しているだけの人達は真っ先に…である。

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