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2012/01/31

いつから公務員給与“削減”の議論になったのか

リンク: 公務員改革、労働基本権付与も…民主・樽床氏 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).
“削減”と捉えるからこんな変な話の方向に行くわけだ。
別に少なくとも私、おそらくは一般の民間企業の従業員は別に“削減”を望んでいるわけではない。
「公務員給与を民間企業の平均給与並にしろ」といっているだけのことだ。

元々は公務員の給与は低かった。
それを民間企業並みにしようということになってあげていった。
ある時点から民間企業の平均は下がる一方で、公務員は依然としてあがっていった。
非正規社員の増加を促進した政策も平均給与を押し下げる要因となっただろう。
世の中の慢性的な不況もあり、気がつくと公務員給与があがりすぎてしまったのである。
その中で国家財政の赤字(税収の低下)とそれを補う増税論が出ては、そこは戻してもらわないと納得がいかないという声がでて当然のことである。

額の多少の問題ではない。気持ちの問題である。
「お前らムカツクから給料下がってしまえ」ではない。
「お前ら、俺らと同じレベルになれ」である。

依然として公務員の雇用の安定は変わらないのだからその代償としての労働基本権の剥奪も買える必然は全くないし取引材料と考えることすらおかしい。

単に横並びにするには結果として下げることになる、というだけのことである。
それが嫌ならば景気を良くして民間の平均給与額を上げていけば良い。
特に霞ヶ関官僚の皆様においては景気を良くする役割を担っている方々がたくさんおられるはずである。
そうすれば“平均並み”を基本に据えている以上はまたあがっていくのだからなんの問題も無いのではないか。

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2012/01/30

風邪対策には加湿

ここのところ、インフルエンザや風邪がたいそう流行っている。
学級閉鎖の話も聞く。
風邪やインフルエンザ対策には居室の加湿が一番なのだが、意外とそういう認識の人が少ない・無頓着な人が多い。
湿度はどの程度なら良いのかと言えば40%~60%が最適と言われている。
湿度計は数千円程度で買えるのであまり安すぎないものを買うようにしよう。
湿度計は誤差が大きい。
目安としては店に行けばいろんな湿度計が展示してあるので極端に異なるものは避けた方が良いと言える。
多数決ではないが多くの湿度計が指している数字が正しいと考えられるだろう。
また高いものはやはり精度が良い傾向と考えれば良いのでは無かろうか。
そういった目で選んで適当な予算内のものを買えば良かろう。

それにしても最近は外の湿度が25%とかだったりする。
また職場の湿度なぞは暖房によって20%以下になったりとこういう環境の人も多いのでは無かろうか。
学校もストーブやエアコンだったりすると湿度が意外と上がらない。
気密性が低いからということもあろう。

さて、なぜ加湿が風邪対策に良いのか。
逆に湿度が低いとどうなるのかで説明していきたいと思う。

●口内や喉、気管支等の粘膜が乾き、抵抗力が低下する
ウィルスなどの体内への侵入を防ぐ、排出をするのはこれらの粘膜の働きであり、これが乾いたり、乾きにより炎症を起こすと働きが著しく低下する。
最初の防衛ラインの機能が低下するので風邪をひきやすくなってしまう。

●“熱中症”的状態になる
意外に感じられるかもしれないが、乾いた空気で呼吸するために肺からの水分消失、もちろん肌からの水分蒸発が多くなる。
寒いので水を取らないこともあり血中の水分量が低下する傾向になる。
寒いと呑むお茶や珈琲などは水分補給にならないのはいうまでもない。
症状も熱中症に近くなり、血流や体内の活動が低下し体の免疫力が低下する。

●体温が低下する
これも肌からの水分蒸発が多くなることで気化熱で熱を奪われて肌表面の温度が低下する。
気温が同じでも湿度が低いと寒く感じるのは気のせいではない。
夏に蒸し暑いのはこの真逆の状態で汗をかいても湿度が高いので肌からなかなか水分が蒸発せず温度を奪ってくれないからだ。
体温が常時低くなることは体力を消耗したり、体の免疫力の低下を招く。

●空気中のホコリやチリの量が増える
誰かが動けばホコリが上がる。
湿度が高ければ水を吸い重く早く落ちてくれるが、低ければ長時間空気中を漂い続けることになる。
ホコリを吸い込むことが体に悪いのはいうまでもない。
ウィルスがホコリなどに付着して体内に入り込みやすくなるということもある。

●ウィルスの活性力があがる
インフルエンザやいわゆる風邪のウィルスは湿度が高いと活性力が落ち、低いとあがる傾向にあるそうだ。
なんたらイオンの効果よりもよっぽど確かなことらしい。
なにしろ小さいので水蒸気やら水の分子レベルで付着することで活動の阻害になるかならないかになるそうだ。

人間のほうは体は弱るわ、ウィルスは元気になるわで湿度が下がることにひとつもよいことはない。

なんでもよいので加湿器を買ってがんがん加湿をしよう。

加湿器に関して当たり前なのに意外と意識されていないアドバイスをひとつ。
加湿器の水は常に清潔にしておくこと。
目安としては「それを飲めるかどうか」。
その水を吸い込むのだから飲めるぐらいに清潔なものでないとダメなのは当然だろう。
いくら加湿しても水とともに雑菌をまき散らしていては意味が無い。
もちろん加湿器自体もこまめに洗って清潔に保つのも当然といえる。

特に超音波式は要注意。
次に気化式。煮沸式は一番安全とはいえるが程度の差はあるのもの清潔にすべきなことに変わりは無い。

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2012/01/29

“溝”は議事録作らない理由にはならない

リンク: 「政治主導」、官僚と溝…議事録作らず : 民主党 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

ところが、その後も議事録問題は事実上、たなざらしになっていた。当時の内閣官房幹部は「政務三役から言われない限り、あえて過去の会議の議事録を事後作成しようと言い出す発想は官僚にはない」と語り、政権内での政治家と官僚の“溝”を指摘する。

これは溝云々では無く官僚の職務怠慢である。
たかが議事録を作らないぐらいで確かに法律違反ではないが、罰を与えないのはどうかと思う。
公僕として税金を使って(公務時間中行動はすべて税金を使っている)会議を行った場合にはすべてを議事録として残すのが大原則である。
これは公僕に限らず一般の会社でも似たような話で、議事録、つまりなんらかの最低限の成果を出さない会議というのは単なる“だべり”で職務怠慢と同じことであるのだ。
会議で結論が出ずともその課程を残すことも一つの成果である。
結論が出ずとも議事録を残せば問題ないが、なければ何もしていないのと同じことなのである。

 鳩山政権下で迷走し、政権の命取りとなった米軍普天間飛行場移設問題に関する関係閣僚の協議などは、官僚は最初から排除され、政治家との距離は広がった。そのあげく、「非公式扱いで、議事録に残していないものも多い」(政務三役経験者)とされる。

全ての会議を議事録に残す必然はないし非公式としても良いものもあろう。
しかしその会議や協議は「公式には無かったもの」となる。
政治家はもともと公私が曖昧だが、官僚はきちっと出張手当やら旅費を請求しているのでは無いか。
それならば議事録が無いとだめだ。

私の勤務先は徹底していて、出張の手当て請求の時には出張報告書はもちろん、出張要件に出張先との会議があればその議事録も併せて提出する必要がある。
官僚はそういうところを徹底していないから“カラ出張”やらの不正請求が横行するのでは無いか。
よく官僚はコスト意識がないというのもこういうところにある。

この記事の“溝”とやらに話を帰結する姿勢は非常に疑問を感じる。
どんな会議でも、概要だけ(出席者一覧と要点だけ)でも残すのが最低限である。
社会人としてその最低限のことすらやらなかったのが大問題では無いのか。
再度引用するが

「政務三役から言われない限り、あえて過去の会議の議事録を事後作成しようと言い出す発想は官僚にはない」

これは“溝”の問題では無く官僚の日頃の職務怠慢である。

もし溝なら“政治家には議事録を回覧(配布)しない”というだけで作る作らないの問題では無い。
忙しい云々も理由にはならない。
仕事に“忙しいからやらなかった”など済まされる話では無い。
議事録を作成することも重要な仕事の一つである。

会議で決定したことを整理し、誰が誰にどう指示したかを明文化する。
それが議事録のひとつの役目だろう。
忙しいからこそ漏れが無いようにきちんと明文化することが重要だ。
関係者は実務を着実に遂行し互いに連携をとることができる。
会議に出ることができなかった人もそれにより自分の行動に反映させることができる。
とても重要なものなのだが、そういう自覚がないのだろうか。

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2012/01/28

液状化現象被害

最近は珍しいが東日本震災の話で液状化災害からの回復が遅れていることが今朝の
テレビで取り上げられていた。
液状化自体はもう何十年も前から報告されている話で珍しいことでも無いが、今回、浦安や習志野辺りが広範囲に災害に遭ったために大きく取り上げられている様相だ。

そもそも液状化というのはどこで起きるのか。
テレビでも最後に触れていた程度だがここが一番の問題の根本だと思う。
テレビ曰く、液状化危険性のポイントは(日本建築学会より)

・新しい埋め立て地
・川・沼・池などがあったところ
・大きな川の沿岸
・過去に液状化があった土地
・沢埋め盛り土の造成地

とのこと。
なんかいまいちわかりにくいのだが。要するに“過去に川・沼・池・海・湖・沢など水が常にあった場所”ということになろう。
大きな川の沿岸というのもたいがいが大きな川というのは長い年月をかけて少しずつずれているのが普通であり数百年前にはそこは川の底だったとかそういう場所もたくさんあるわけだ。
そこは上流からの土砂の長年の堆積によって土地になっており、自然が作り出した埋め立地といえる。

沼や池やらの場所から水が干上がって土地になったのならともかく、たいがいが埋め立てて土地としたケースが殆どであろう。
特に池や沼などを保有していても一銭の得にもならないので土でも盛って宅地なりにして売った方がよっぽど儲かる。
それは個人の地主だけではなくて国や都道府県や市でもそうだろう。
そもそもそういう発想自体に問題は無いのか。

高度成長期で人もどんどん増えていた頃ならともかく、いまはむしろ減っている。
いまどきそんな無理のある土地を買わんでもと思うのだ、一般人はその辺の危険性に無知無理解故に買ってしまうことは十分にあり得ることだ。

特に浦安辺りは地盤沈下という現象を知っていれば「この辺危ういだろうなあ、よくこんなところに住宅地なんか作るようなあ」と思うわけだ。
あの辺はビルが多いわけだが、ビルを建てるような大規模施工でははなから液状化の危険性をしっかりと熟知しており対応するような技術で施工をしているそうだ。
土というより泥水の上に建てるようなイメージで基礎が“浮いて”いるそうだ。
だから周辺の道路はでこぼこでもビルは比較的大丈夫だったという結果となった。
そういう見方では一般住宅の人達は騙されていたといえなくもない。
もちろんそこまで言えば色々と問題になるのでマスコミなんかは黙っているわけだが。

私の感覚ではあの被害は自業自得だったのでは、と感じてしまう。
国の対応を非難という結論にしていたが、市や県はともかく国が補助する必然はないと思う。
実際に浦安市はやばいことは分かっていて積立金を積んでいたという。
「災害に弱い地域なので」というのは暗に埋め立て地でできた地域である自覚が十分にあるということだろう。
配分問題はあろうが基本的には問題が無い。
それよりも対応していなかった習志野市の姿勢に問題があっただけの話だ。

“格差”と番組では指摘していたが、それはおかしな結論で習志野の行政としての対応想定不足を叩くべきだ。財政状態格差の問題ではあるまい。
どんな貧乏人でも額の多少はあるとも“積み立て貯金”をやっているひとはやっている。
ある意味気持ちの問題で一日十円でも貯金は貯金であっていざというときに十分であるかは別として決して0ではない。
そしてそういう気持ちを持っている人間に対しては手をさしのべようと思うものだ。

ただ、今回の震災で反省すべき問題は別のところではないのか。
浦安辺りなら誰でも海の埋め立て地だと知っているのでどうでもいいのだが、問題はあちこちで飛び地的に内陸部でも液状化現象が起きて地盤沈下が起きたということだ。
この辺りになると自業自得とは一概に言えない。
ただ数が少ないのでマスコミでは取り上げられにくいのだが。

これらが上で言う元沼地や池やらだったとのこと。
そういう土地も普通の土地も特に区別無く売られており表示義務があるわけでもなさそうだ。
私にはこのあたりに真の問題があるように思える。

よく土をぶっかければ問題ないと勘違いする人が多いのだが、そんなことはないのではないか。
ただやや細かい話になる。
川が流れ込んでたまたま窪地で池になった、というのであれば川の流れを変えてやれば良いだけのことだろう。
まあ、水を吸ってやわになっていることはあろうが十分に乾かせば良いのかもしれない。(もっとも数年オーダーだから乾かさないで土地転用するケースも多かろうが。)
問題は自然に水が湧いて沼や池になっていたケースだ。
要するに地下水が溜まるわけでその流れやらを止めれるわけがない。

このあたりの区別は地質調査でもしないとわからないわけで、あそこの池は土埋めで問題なかったがこっちの池はだめということも十分にある。
埋めてしまってからはそれを購入者が確認するには旧い地図でも引っ張り出さざるを得ない。小さい溜め池レベルなら地図にはないかもしれない。
そういうのを確認する手段無く買わざるを得ないケースもあるわけでこれこそ“商品の表示義務”というレベルで売り主に告知させなければいけないのではなかろうか。

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2012/01/25

原子力規制庁

リンク: 原子力安全庁を「規制庁」に…民主、強化を強調 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).
以前にこのブログでも書いたと思うが“規制庁”になるそうだ。
安全庁の名称維持に違和感を覚えていた私にはすっと落ちた感じだ。

ところで原発“停止”が相次ぎ、再開がなかなか始まらない。
この遅さはなんなんだろうか。
福島原発の原因解明も進まないし、事故問題集結までの進捗が全然見えてこない。
テレビや週刊誌などでもとりあげられる機会がかなり減ったのでは無かろうか。
週刊誌では最近は原発をとりあげても売れないようになったから、というが、あまり鮮度がなくて浅い無い話をとりあげてもそりゃあ売れないだろう。

原発停止が続いて発電はしないわ、原発の危険度はかわらないわではやらずぼったくりの様相である。
原発予算も相変わらず例年並みに要求されてこのままいけば税金が流れていく。

勘違いしている人が多いが、原発が“停止”しても現在のレベルでは危険度は全く変わらない。
なぜかテレビでは滅多にこのことが語られることは無いのだが、一方のネットやラジオなどでは常識レベルで結構聞く話だったりする。
現在の状態は自動車で言えば“アイドリング状態”であってエンジンは走行時と同様に動いている。
爆発するとか放射能漏れするとかいう意味での危険度は通常運転時と同等ということになる。
動かしたり止めたりを簡単にはできないという原子力発電の短所ゆえからしてこのことは常識的に考えても普通に納得ができる話でもある。

政府やら官僚やら電力会社もそのことを言えば良いと思うのだがおそらくそれをいうと「なら完全に止めろ」と言われかねないので黙っているのだろう。
これではいまだに住民を騙しているということでは無いのか。

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2012/01/22

原子炉内映像公開

テレビでたまたま映像を見たのだが、まあ、たいした映像は無くて予想通りだったわけで、冷温停止では無くて冷温停止“状態”であったことを裏付けただけだった。

映像では炉内が“雨が降っている”状態であった。水滴が垂れてきているのではなく傘なしでは歩く人は皆無だろうという結構な雨量で降っているという状態だ。

これは炉の下部でかなり激しい揮発(蒸発)が起きており上層部で冷やされて水滴に戻り雨となっていると推定される。
ガスコンロでいえば弱火では無く中~強火レベルに思える。
コメンテーターはなにか規制がかかっているのか回りくどい言い方をしていたが、誰がどう見ても下層部で激しい蒸発つまり沸騰状態になっているようにしか見えない。
そうでなければあれだけの激しい“雨”が降る理由がない。
要は燃料の表面はいまも最低でも100℃以上の高熱になっていると考えるのが妥当だ。

つまりは燃料部分が100℃以下となる冷温停止ではなく、炉の特定の部分が100℃以下になっただけという冷温停止“状態”という今回造語をでっちあげた状態になっているだけということになる。

ただ、水滴に戻っていると言うことは蒸気が充満して圧力があがり爆発したり漏れたりするというような論外な状態では無いとは言えるが、安心できる状態ともいえないだろう。

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2012/01/21

家庭用電気料金値上げ

リンク: FNNニュース: 社長が「権利」と話す....

悲鳴が上がる東電の値上げ要求に対し、枝野経産相は19日夜のBSフジ「PRIME NEWS」で「仮に、値上げがやむを得ない場合であったとしても、『なるほど、こういうふうに、新しい東電に生まれ変わるんだ』ということを、一定の理解がいただけない状況で、到底値上げに、はんこを押すことはできない」と語った。 政府は、東電の徹底した合理化と、経営責任の明確化が先決だとしたうえで、値上げ幅は5%から10%程度を想定しているという。

枝野氏にはきちんとやっていただきたいものだ。
ただ、実際には早くても値上げは今年秋にはなる見込みでその頃まで枝野氏、民主党政治があるのかさえ危ういが。
この問題も消費税問題でもこのまま論議がまともに尽くされずに上げることになれば民主与党の危機である。(だからといって自民もダメなので頭を抱えるが)

東電がやらなくてはいけないことは、とりあえずは資産の徹底売却。
例えば社宅などの売却は進められているようだ。0目標となろう。
さらに給与の全国の一般(平均)所得水準への引き下げ、当面の賞与の見送り(大幅引き下げ)は当然となろう。
幹部の給与の大幅下げもしばらくはやむを得ないだろう。
民間企業での幹部の高額の給与は高い経営判断能力の裏がえしであって、法的独占保護がある企業ではおよそ不要のものだ。
そもそも今回このような多大な事故を起こしたのであるから判断能力があるとは到底思えない。

企業年金の給付の引き下げも行われる見込みだという。
金の問題だけでは無いが、これらの“わかりやすい”身を切る話は最低限の水準となろう。

一部報道では「値上げ容認」とかかれているが、これらの実施となれば容易とは到底思えない。 かなりの茨の道になろうし、そのくらいでなければ値上げなど許容されるわけが無い。

あとは原子力をどうするか、を含めて発電の展望もどう考えているか重要になろう。
原子力の無い沖縄電力がだいたい東電の2割増し程度(27円/kwh)で運営している。
東電は当初2割上げると言っていたようだが、もしそうなら原子力と決別しないと理屈に合わない。
原子力は続けます、電気料金も原子力の無い沖縄電力並みに上げますでは理解が得られるわけが無い。

ところで原子力関係の予算がひどいことになっていることをここであげておく。
予算案の段階でこういう 状況だったのだがそのまま通っているようだ。
倍になったのは復旧対策費という言い訳がされているがこれもまた予算全体の話と同じく粉飾である。

復旧対策費以外の原子力予算4374億円は今年度比1%増。省庁別では文科省が2610億円(今年度比7%増)、経産省が1677億円(同8%減)などとなっている。

前年度同等の範疇でもむしろ増えているのである。
普通なら大幅削減が当然であり、むしろ対策費にこの費用を全額充てた上で足りない分はやむなく増やすというのが当然の理であろう。
経産省は枝野大臣がさすがに苦言を呈したのか若干は減になっているが、逆に文科省が上げているから笑えない冗談だ。

これを世間では「焼け太り」というのだ。

ここで仮定の話を持ち出してみる。
原子力を国家でもきっぱりやめれば4000億ほど下がることになる。
今の世帯数は2000万ほどだから一世帯当たりで年間2万円分減税相当となる。
一世帯で平均月6000円とすれば年間で72000円。2万円というのはその27%にもなる。
つまり原子力をすっぱり止めて原子力予算を全部国民に戻せば、その一方で電気料金が2割7分まではあがっても家計の苦しさ的にはトントンになるのだ。

世帯で割ってしまうのは企業には申し訳ない話ではあり厳密性に欠くのでもっと低い値にはなるわけだが仮定の試算と言うことで勘弁願いたい。

さてここまで言えば気づかれると思うが、原子力予算としてどんだけ今までボッタくられてきたかということの裏返しでもある。
兆単位にならないとなかなか報道されないし、自分の身になかなか関連づけないものだがこうみると実は結構な額なのである。

一割あがるという云々に憤りを感じるのは当然のことであるが、それ以外にもこっそりと抜かれている金が結構あることを認識すべきだろう。

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2012/01/17

ルンバ577を買ってみた(1)

ロボット掃除機というのは誰もが買ってみたいと思いつつ躊躇する家電の筆頭では無かろうか。
私もそのひとりであり、随分と調べてから最後はえいやっで買ってみた。
結論から書くと買って良かった、と思っている。
ただしそれが万人に(というか全ての家庭に)当てはまるかといえばそうとはいえないとは思う。
その辺をつらつらと書いてみたいと思う。

○バリアフリーの家で無いとうまみがない。
自動で動く以上はバリアフリーでないとうまみが少ない。
ある程度の段差は乗り越えるもののそれはカーペットの厚みとかレールなどを超えるためのものと考えて期待しない方が良いだろう。
後述するが一部屋を掃除する時間というのは普通の掃除機で人間がやる数倍はかかる。だから人間が部屋毎を移動させているのでは高いロボット掃除機を買う意味が失せるというものだろう。

○掃除を全部してくれるわけでは無い
当たり前だがロボットといっても所詮は床のホコリを掃除してくれるだけである。
でかいゴミもとってくれない。
掃除機といってもゴミを吸い込んでくれる構造では無く、ホコリをブラシで掃いて本体に溜め込んでいくだけのものである。
よって一回掃いただけではなかなか十分に掃除できないので何度も同じところを掃くことでカバーをしている。
だから時間がかかる。しかしロボットだから勝手にやらせておけば良いだけのことでぶっちゃけいくら時間がかかろうが構わない。
ちなみにだいたい一時間弱といったところ。
電気代は一回一円にもならないということだ。普通の掃除機は吸い込むという仕事をするために結構電気を食う一方で、書いたように単にブラシを回しながら走行しているだけなのであまり食わないということだろう。

床を掃除するだけなので棚やらのホコリは掃除してくれないのは当たり前だ。
これに対応するのはハタキなどで時々ホコリを床に落としておくというのはアリだろう。
もしくはそこは掃除機で普通に掃除すれば良い。
床掃除をやってくれるだけで立派なものだと思えば良いだけだ。
うちの場合は洗い場がかなりの段差があるのでここの部分は掃除機が必要だ。
またこれも後述するがある理由でルンバの他に掃除機はないと困る。

○片付けは必要
私の家は床に所狭しとDVDやら本やらが平積みしていた生活だった。
それをどけながら掃除していたのが日常でそんなのは本来ダメだろう。
ルンバを注文してから不要なものはバッサリ捨てたり売ったりして、あとはきちんと棚に片付けていった。
昔は片付けてもついついまた本やらをそこいらに置いたり平積みしてしまったのだが、“ルンバが困るから”ときちんといちいち片付けるようになったのは良い傾向だろうと思っている。
それでも番組ガイドとかはいちいち片付けていられないのできちんとブックシェルフを設置した。

○配線なども“片付ける”
ルンバは床にテーブルタップやらいろんな配線やらの紐状のものがあるとそれを巻き込んでしまう。
ちょっとした段差は乗り越えられて、ブラシがパワーがあることも災いしている。
巻き込みを検知すると逆回転してはくれるものの毎回掃除毎にそんなことはできない。
うちはACの線やらLANケーブルやらスピーカーケーブルやらがたくさん床にあったのでそれを全部地面から上げて“配線工事”をした。
テーブルタップなども棚やらにAVラックやらに固定した。
注文してから時間があったのでちょうどその間にやってしまった。

○ゴミ箱などは?
ゴミ箱ぐらいだとそれを押してうごかしていく感じだ。
ちょっと重ければセンサーが稼働して避ける動きをする。
なので小物などはゴミ箱(バケツ)に入れて保管するというのも一つの考えだろう。
うちでは任天堂DSやら充電器やらゲーム機のリモコンやらは小さめのゴミ箱に放り込んでいる。かごとかでも良いと思う。

○掃除機としての能力は?
ルンバは予想外にホコリを集めているのでびっくりする。
普段、自分で掃除機をかけているよりも多いと思う。
実際問題としてそんなに丁寧にやるわけでもない。
結構隅っこやテーブルの下のホコリやらもかき集めてくるのだろう。
特に使い始めて数日は多くて、徐々に減ってある程度のところで落ち着いたような感じだ。

○掃除機を掃除する
ゴミ捨てが意外とやっかいできれいにならない、と購入者の声もよく見かける。
これもある購入者の意見だがこれでは掃除機が必要だと。
実際に使ってみてなるほどその通りだと感じた。
私は割り切ってルンバは家中のホコリを集めてくれたんだから、それを私は掃除機で吸い取ればいいだけなんだ、と考えた。
掃除機を用意してルンバのゴミホルダーを外して掃除機で一気に吸い込む。
奥の方のゴミやフィルターについたホコリも掃除機で吸い込めば良いだけだ。
部屋中を掃除しに回ることを考えれば楽なもんである。
うちはサイクロン掃除機なので別にゴミパックやフィルターのコストは皆無だからこういうことができるという面はある。
あとは今までの掃除の時と同じようにゴミをぽんと捨てれば良い。数分もかからない。

○掃除機は別に必要だ。
それをナンセンスと考えるか、別に問題ないと考えるかはその人次第だ。
ルンバは床しか掃除してくれないから、例えば棚の上やらパソコンやらテレビやらを掃除するのにはいずれにしろ掃除機は必要だ。
ルンバが入れないようなところもある。
だいたい30cmの幅はないと入れない。高さは10cmもないから下は潜れるが幅は必要だ。
棚の隙間とかはやはり掃除機で無いと取れない。

○結局どうなのか
私は買ってみて大正解だと思っている。
577はスケジュール(曜日毎にひとつだけ時間を設定できる)機能がある。
平日は設定通りに住人が不在中に毎日勝手に稼働しており、自分で掃除機を掛けなくても床はホコリ・ゴミ知らずだ。
この快感はロボット掃除機ならではのものだろう。

ルンバのゴミホルダーからは数日に一度くらいに掃除機でゴミを取り除いてやればいい。
あとは土日のどちらかで棚やらの掃除を掃除機でかければ十分だ。
床の掃除が毎日されていることもあり棚などへのホコリの掛かり具合も少ないような気がする。

細かいことはまた書こうと思う。
例えば制限事項が結構あって、例えば“ふわふわした絨毯”などがあるとやばい。
ブラシが強力であるが故にそのふわふわを“刈り取って”しまうらしい。
絨毯の周囲にふさふさがあるとそれも巻き込んでしまうトラブルになるようだ。
取説には結構細かく書いてあるのだがなかなか購入前には分からない。
また、性能というか動作的なところを考察するとなかなか面白いのでその辺りも書いてみたいと思う。

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鍋敷き自作

お鍋の季節。土鍋を買ったのは良いがずっと適当に雑誌やらで敷物にしているのも心が貧しいので鍋敷きを探してみたが意外と良いのが無い。
そういえば実家では鍋敷きを折り紙風で作って使っていたなあと思い出したのだが当然ながら作り方が分からない。
検索してもなかなか見つからなかったのですがぴったりの記事が有りました

記事でははがきなのですが確か実家では新聞チラシで作っていたはず。
しかし今の私は新聞を取っていない(笑)
一番似たものをと考えてみると、市の広報誌がホチキス止めやら糊止めなどがなく折り込みでできている。
これはA3を折った形なので半分に切ってさらに半分に折るとちょうどはがきと同じくらいのA5になる。
厚みもちょうど増えるわけでやってみた。

120117_2034

かなり適当に作ったので不揃いだが「そうそう、こんな感じ」と懐かしさも相まってなかなかいい感じ。

続きを読む "鍋敷き自作"

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2012/01/12

Business Media 誠:日本とフランスの原発、どう違うのか? (1/8)

リンク: Business Media 誠:日本とフランスの原発、どう違うのか? (1/8).

およそ電気製品(家電製品)での設計の基本中の基本なのだが、安全を担保するのに“電気を使ってはいけない”というのがある。
電気製品の危険性というのは例えば爆発する、感電する、火を噴く、煙を出す、等々がある。
電気製品は原発に比べれば安全を確保するのは楽であって、供給される電気(普通はAC100V)を遮断すれば良い。
外からのエネルギーを遮断すればそれ以上は被害は酷くならない。
あとは内部で燃焼するものがなければ良い。金属で遮蔽したり難燃性のものを使ったりなどの対策が有る。

遮断する手段はまちがっても電気を使ってはいけないということだ。
最も単純で簡単で確実なのは“ヒューズ”という仕掛けだ。
機器に想定以上の電流が流れこめば自分で発熱してその熱で線が物理的に切れる。

誤ったやり方は例えばマイコンで電流(発熱)監視をしてリレーで切る、などということだ。
まあ、ヒューズが切れる以前の異常状態を検知して事前回避する、という目的にいれることは否定しない。
しかしこれをいれたからといってヒューズを回路から取り除くのは大間違いである。

マイコンが暴走してロックしたらどうするのか。
マイコンの入力端子が壊れて監視ができていなかったらどうするのか。
いくらでも“想定外”のことは起きえるのだ。
一端火災を起こせばとんでもない大事故になるわけで言い訳は一切通用しない。
だからどうころんでも大問題にならないように設計するのが“当然”のことなのだ。

原発が他の発電方式と比較して何が怖いかと言えば、放射能云々は別としても外からの燃料を遮断しても依然として発熱を続けて大惨事につながることだろう。
燃料を常に供給し続ける必然がないことは原子力の美点とされるが、安全観点で言えばかなり危険なものに見える。

今回の事故の主原因として冷却システムの停止やらがあげられるが、そもそも冷却システムが停まっても大丈夫な設計になっていないのが根本的にまずいということになろう。
冷却システムが停まったことで水素発生となり、水素爆発につながったとされている。
つまり水素発生しても問題なければよいわけで、それが一番上のリンク先に書いてある「無電力で水素吸収するシステム」となるわけだ。
ここで水素吸収を電気を使ってしまえば、またこの水素吸収装置の電力喪失によって動作せずに爆発、となるわけだ。

冷却システムが動作しなかった上に代替え手段がなかったのも問題とされる。
“水をいれるところ”は建物で言うところの三階の高さにあったという。
なぜかあまりいわれないがこういう設計も大間違いであろう。
私が前にブログで“海から水を誘導して満たせばいいじゃないか”とか言ったが、実はそんなことはできない設計になっていたわけだ。
ちなみにそんなことはこの原子炉よりも新しい原子炉では解決されているようで、例えばもんじゅでは一階よりずっと低いところに炉が有り、やばい場合には周辺のプールから容易に水が流れ込むような仕掛けにしてあるらしい。
普通に考えて地下三階をつくるほうが普通に三階の建物をつくるほうがコストがかかるわけで、おそらくそんな理由なんだろう。

同じくリンク先の記事を読んでいくと、日本の40年前の炉は老朽化しているから危ないだけでは無くて、設計が古くて根本的に安全性確保が甘いというのが大問題ということが見えてくる。
もちろん政府やらはそんなことに気づかない訳が無いとは思えないが、そんなことを言うと大問題になるので老朽化ということにして40年経った炉は止めていくと言っているのだろう。

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日本の農業の実態

田原総一朗氏のPodCastにて専業農業の方々に対して講演をした際に色々勉強させられたとのことで、真の実態を述べていた。
この実態はもっと流布すべきとのことで、以下に要点だけ書いておく。

まず“農業従事者”は200万人いる。
そのうち、“農業の方が収入が多い兼業農家”は40万人いる。
専業農業の人はそのうち14万人。
では40万-14万=26万人はどういう人かというと、元は兼業農家で定年退職をした為に(給与が無くなるから)結果として農業収入の方が多くなったような人が殆どだという。
160万人の兼業農家はたいがいが休日のみ農業を行うだけで、自分の家族や親戚知人に配ることが主目的で若干を出荷に回す程度しか作っていない場合が多いということのようだ。

これは心当たりのある(こういう親戚縁者知人がいる)人も多かろう。
私自身ももいくらでも心当たりがある。
例えば昔は専業だったが大分年を取ってつらくなったので田畑を売って比較的街中に引っ越し、家庭菜園程度だけ借りて世話が楽な農作物だけやっている親戚がいる。
それでも年金暮らしだから農業収入の方が多いわけだ。

考えてみれば普通の会社に勤務していて“農作業があるから休む”なんていかに農業がさかんな地域であっても無理だろう。連休なり、せいぜい有給をうまくつかってなんとかやりくりをするのが通常となるわけで、それで農業の方が収入が多いわけが無い。

つまり我々一般のスーパー等で食料を買ってくる人間にとっては、専業の14万人の動向が重要になるわけだ。
農業従事者の高年齢化が進んでいると言うが、この数値は200万人の平均を取っただけのことでそこが農水省の“まやかし”であるということ。
専業以外の“後継者”などそもそも存在しないわけでそれがどんどん高齢化していっても不思議でもないしさほどの問題すら無い。

田原氏が言うには重要な専業の14万人はせいぜい50代くらいが平均では無いかという。
講演に来た人達はその程度で40代の人もいたという。
年収1000万を超える農業者とのことでかなり大規模で軌道に乗っている人達だろうからそうそう若い人はいないだろう。
なんにせよ専業の平均年齢をきちんと発表していないのが“あやしい”とみるのは妥当な見方だろう。

また、農水省のひとたちの人員について触れていた。
昔は農業従事者は1000万人いたとのことで現在は200万。つまり8割減っているわけだ。一方で農水省の役人は2,3割しか減っていないという。
全体政策やらあるのでそのまま8割減るべきだとは思わないがそれにしても多いのではないか、ということ。

世界からみると日本の農業生産高は世界第5位だという。
物価問題はあるにしろ、生産高でみれば農業大国の部類ではあろう。
以前にこのブログでも書いたが、日本の食糧自給率が低いというのは世界でも希な“カロリーベース計算”で行っているためだ。
普通にスーパーにいけば分かるように“カロリーをとるための食料品”よりも“カロリーの低い食料品”のほうが圧倒的に多い。
つまり生産額で言えば世界有数の生産量を誇るのだが、低カロリーの野菜やら果物やらばかり作っているのでカロリーベースで言えばたいしたことがない、というだけなのだ。

自給率(食糧安保)を論じるためにカロリーベース計算をする自体は構わないと思うが、“農業という産業”云々を語るのなら生産高ベースで論じないとおかしい。

“農業を片手間にやっている”人達をサンプルしてそれで“農業という産業”の平均年齢を出して論じるのもおかしい。
“農業従事者の平均年齢66歳”は事実ではあるのだがそれは“農業という産業”の未来を論じたり“食糧安保問題”を論じるにあたりそのことを引き合いに出すのは間違っているわけだ。
きちんと産業として支えているレベルの専業農業者を分析しないと論じることは不可能だろう。
霞ヶ関の役人というのはこういうまやかしをいうのが得意だから気をつけないといけない、ということだろう。

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2012/01/10

Business Media 誠:「早野黙れ」と言われたけど……科学者は原発事故にどう向き合うべきか

リンク: Business Media 誠:「早野黙れ」と言われたけど……科学者は原発事故にどう向き合うべきか (4/4).

記事中で大学が黙れというとかそういうのは「またかい」みたいなものなのでどうでもいいんだが、それよりも気が重くなったのが次のくだりだ。

講演後に行われたトークセッションや質疑応答を終えた後、早野氏は「印象的だった」という1つのエピソードについて語った。
 それは今年夏、全国から素粒子や原子核といった理学分野の大学院生たちが集まるサマースクールに、レクチャーに行った時のこと。レクチャーの前に「原発はどうやって止めるか」「ゲルマニウム半導体検出器とNaI検出器とガイガーカウンターは何が違うのか」というテストをしたところ、惨憺(さんたん)たる結果だったという。


「震災から4~5カ月経ったのに、友達や家族と会話したことはないのか。『あんた物理やっているんだってね。これどういうこと?』と必ず聞かれたんじゃないか。聞かれてその時答えられなかったら恥ずかしいと思って、勉強しなかったのか」と愕然としたという早野氏。

“大学生”では無く“大学院生”なのだ。
大学生なら専攻が役に立たない会社に行くのは別に不思議でもないし、専門知識も適当で“大学で勉強した(勉強の仕方を勉強した)”というのもアリであろう。
しかし院生となるとそうではない。
少なくとも専門分野での論文を書いていないわけがない。
この記事を書いた人もそう思ったからわざわざ記事の本論から外れたこのエピソードを書いたのだろう。

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2012/01/09

3DSが過去最高記録149万台 PSVitaの3倍以上で年末商戦を制す

リンク: [11年12月ゲーム販売]3DSが過去最高記録149万台 PSVitaの3倍以上で年末商戦を制す | ホビー | マイナビニュース
年末の任天堂は圧勝なのはいつものことといえばそうなのだが今回は凄いのかソニーがふがいないのか。

ゲーム雑誌大手のエンターブレインがこのほど発表した11年12月のゲーム販売ランキングによると、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が約149万3000台を売り上げ、ゲームハードの月間売り上げランキングで首位を獲得した。

累計では400万台突破だそうで本当に凄い勢い。
それよりもソフトの売れ行きがきちんと伴っているのが凄い。

マリオカート7」(任天堂)が約108万2000本で首位、「モンスターハンター3(トライ)G」(カプコン)が約80万9000本で2位、「スーパーマ リオ3Dランド」(任天堂)が約50万本で4位にランクインした。「スーパーマリオ 3Dランド」は、累計売上本数が約104万3000本となり、「マリオカート7」とともに大ヒットの指標となるミリオン(100万本)を達成。

モンスターハンターも出荷ベースではミリオンを超えているそうで、未だハードは400万程度なのにミリオン3つというのはかなりの好成績と言えよう。

一方でVitaはというとちょっと酷い。
3DSの発売10ヶ月後という状況下に比較すれば、Vitaは発売日を含むのが12月。
普通なら逆に圧勝していなければならないのだが約40万台と大きく水をあけられている。
まあ、12月17日発売と言うことで2週間しかないということもあろうが。
それよりも問題なのはソフトの売り上げだろう。

一方、PSVitaは、ゲームソフトの月間売り上げランキングのトップ50に「みんなのGOLF6」(SCE)が約6万9000本で26位、「アンチャー テッド-地図なき冒険の始まり-」(SCE)が約5万8000本で30位、「真・三國無双 NEXT」(コーエーテクモゲームス)が約4万5000本で42位、「ロードオブ アポカリプス」(スクウェア・エニックス)が約4万本で45位にランクインした。

ローンチ(発売日や直後の)ソフトは普通なら本来のソフトタイトルの実力以上の売り上げを取れるものだが、一番多い“みんゴル”でも7万本程度。
ハード台数に対してたったの17%にしかなっていない。
年末と言うことを考え合わせればこの倍以上売れてもおかしくはない。
3DSが400万台でミリオンということは25%近いということだ。3タイトルで75%にもなる。
Vitaはここにあがっている上位4作品を足しても21.2万本。やっと半分を超えるという数字だ。
これら4つはかつてはビッグタイトルの筈なのだが。
ローンチで24本も揃えたそうだがそれは果たして正解だったのか。
たかが40万台では一タイトル当たり平均1.7万本になってしまう。
そういった政策的なところを含めて疑問符がつきかねない。

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