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2011/08/13

基地問題観点でGoogleEarthから沖縄を見てみた

沖縄軍事基地問題についてテレビでやっていた。
あれとおもったことがあったので確認してみた。

それは沖縄の8割が南半分、2割が北半分に住んでいるということだ。
Google Earthで上から見てみた。

なるほど。北半分は山が実に多い。
失礼な言い方かもしれないが、山間部や海の近くのわずかな平地部に村というか集落と言った感じで人が住んでいるようにみえる。
実際に郡、村と言った文字も見える。
南半分は平地が多く、県庁所在地である那覇をはじめとして街並みが拡がっている。
主幹道路の密度も明らかに異なる。

このような衛星写真地図で普天間と辺野古を見ると、いわゆるマスコミが語るときに使うような簡略地図とは違った見え方がしてくる。

普天間というのはまさに人口密集地の中にある。
基地の周りを町が囲んでいるように見え、四方八方どちらに飛んでもも町中の上を通ることになるし、基地内で騒音をまき散らしても迷惑に感じる人は多数いるだろう。

一方辺野古を見るといわゆる山間部である。
人口が違うのは明確だろう。
むしろどこに基地を作るんだ?というくらい平地がないように思える。
すくなくとも普天間基地と同等の平地面積をどうやって確保するんだろう、と思うくらいに平地部がない。
位置的には真ん中よりちょっと北部だから町中に出るとしたらこのあたりがぎりぎりかなあという感じを受ける。

ちなみにもう一つの大きな基地のある嘉手納は町中からちょっとはずれた北の方にあり、四方と言うほどではなく南北には人がいるが、東は山、西はすぐ海といった感じだ。

つまり普天間から辺野古への移転というのは、歓迎せざる施設の都市部から田舎への移転という側面もみえる。

移転の是非やらは正直よく分からないので言及しないが、こういう点を見ても複雑な状況があるのだなあということは感じ取れる。

もう一点、基地の経済効果について言及していた。

こういうことは諸説あると言う前提で考えるべきだとしても、数字がかなり印象と異なった。

沖縄在住の経済学者いわく、現在は5%程度だそうだ。
戦後復興直後辺りだと75%であっていまだにその印象や数字を引きずっている、ということだったが、かなり減ったということなのだろう。
まあ、考えてみれば当然であってそこも戦後復興直後は日本全体としても敗戦国であり、あちこちが空襲で焼け野原であり、またたくさんの若者が戦地投入されたこともあって経済力は低かったのはいうまでもない。
しかも最初は一ドル360円という今では考えられないほどの円安だったのだ。
物価の違いもあるが、今の4倍以上の価値となった、それだけの経済力が高くなっている。

沖縄の平均所得水準が日本の中でも最低と言っても何割低いというレベルであって全体があがった今では高いということには違いは無い。
そうなればあまり変わるわけでもない基地勤務員の地元に落とすお金の割合が下がっても不思議では無い。

しかも米ソ対立の時代は過ぎ、むしろ中国との緊張の方が強くなっている。
それでもレベルが違うし軍事費の圧縮も起きている。
つまり米国から沖縄に落ちる金が減るのは至極当然だ。

さらにいえば日本国の税金から米軍にいわゆる「おもいやり予算」で金が流れそれが沖縄に落ちているのでは(経済的に見れば基地の恩恵という観点では)なんの意味があるのかという考えもあるという。

通り一遍の報道では無くて、現地に行って取材をした上での報道だったが、やはりそういうことをきちんとすれば違った観点で色々と見えてくるものなのだなと感心した次第である。

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