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2011/05/29

原子力存続の議論

私は原子力発電に関しては容認論者だったのだが今回の顛末で否定的になった。
誠に残念ですが。

・十分な安全性の確保が実はなされていなくそれが致命傷となった
具体的に言えば冷却システムの不備。
システムへの電力供給ができなくなったことで冷却が維持できなくなり、破綻した。
停止後処理の不備とか注入がどうのこうので国会でももめているが私の感覚ではそれは些細なことだと思っている。
小沢問題と同じレベルのことで、些細な問題で国会でもめて仕事をしているふりをしているのだろう。
海水注入の時期についても事後でどうこうはいくらでもいえるが、あの瞬間で正確な判断ができるかといえば無理だろう。
その責任がどうこうという議論は意味が無い。
それ以前の段階で、原子炉活動を止めるシステムに不備があった方が大問題だろう。

・事後補償が未だに皆無
正確には当事者による、ということ。
県や市区町単位では住民への仮設住宅やらのフォローはなされているが、当事者の東電や国からの金銭的補償が行われたという話がまだ皆無。
本来は東電が避難先の一時引っ越し先を用意すべき事。
東電自らがやらずとも金を出して誰かにやらせてもいいのだが。
出荷差し止めや風評を含めた被害に対する損害もやっと請求が始まった段階でお金が支払われたという話がでない。
農作物の作付けはできないし、そこで働いていた人たちへの補償も一切聞かない。
とりあえず避難してくれ。金の問題は後でといわれたままのようだ。
もう2ヶ月半はとうに過ぎている。
幸いにして地震の被害はさしてなかったのに非難を強いられた人たちも多い。
純粋に放射能漏れのせいで収入を閉ざされたのだからその補償は東電がしてしかるべきだろうに、無収入のまま放置されている。

せめて一端国が肩代わりして後で東電から取り立てればまだ良いのだが、それもなされていない様子。
国会の与党野党も注水がどうのこうのというくだらない話をしていないで、全く補償がなされていないことに関して論議をすべきだろう。つまり、さっさと金を払えと。
東電+国(与党が民主だろうと自民になろうと)で払わなければならないのは変わらないし、その総額は同じだろう。
負担割合やら責任がどこあって今後の政権をどうするとかそんなのはその後に決めれば良いことだ。

補償には実際にかかった金と、慰謝料的な意味がある。
前者は早急に一時金で対処して後者はあとで算段すれば良い。
どうせ被害者と加害者の温度差が大きい慰謝料的な部分は時間がかかるのだから。

グレーゾーンが難しいのは分かるが明確なところから着手していこうという感じさえ無いのがダメだ。

・補償遅延の再発防止は一切考えられていない
「安全性の確保の研究」はするそうだが補償体制の研究をするなどと言っている人が皆無だからだ。
絶対の安全がないといっているのに「安全性の確保」をすればいいと思っているのが根本的に間違っていることにまだ気づいていない、のか、気づいていないふりをしているのか。
それを修正する人が当事者たちとその周辺にいないということ。

そんな状態でまた発電所の推進などできるわけがない。

原子力発電自体の安全危険なんか、安全にしたいに決まっている。
そんなレベルでは無く、一端ことがおきたらこのような「惨状」がおきるのだ。

避難も地域差があり、マンションを借り上げてくれているところもあれば、体育館に押し込められてしまっているところもある。
単純に地方行政の力の差だろう。
要は責任者の東電や国レベルでは支援は無いのだ。

いままでは地方交付金の大増額でごまかしてきたが、これからは無理だろう。
それどころか現在の原子力発電所のある地域からも「この程度の額では納得がいかない」という反発が強まってもおかしくはない。

今回の事故を踏まえれば、発電所のある地域だけではなく、周辺数十kmの住民も多大な影響を受けるリスクを持つ、と考えた方が良いだろう。
つまり10km程度で「遠くだから無関係」とたかをくくってはいけないということだ。
それも考えるとその対策費は膨大になろう。

・原子力発電のコストの増大
これまで以上に安全性に配慮する、ということは安全性確保のための費用をこれまで以上につぎ込む、ということだ。
建設コストや既存設備の増強、ファイルセーフの強化、点検期間の短縮などが起きよう。

地方交付金の大増額もおきればそれも本来はコストになってくる。
当たり前だが交付金で隠れていたものがきちんと暴かれてこなければウソだ。
この辺はマスコミに期待したい。

本来は予算の中で分離すべきだ。
もはや国家予算は破綻の危機と言われている。
破綻するかどうかは論議があるが、支出を抑えるべきだということに異論のある人はいない。
支出を抑える第一歩は支出の精査だ。
どんぶり勘定が許されるのは、収入が支出を大きく上回っている時だけ。
今回の件で言えば原子力関係でどれだけの国家予算が使われているのか精査する必要があろう。

原子力はコストが安く、太陽発電などは高い、といわれるが、これらの隠れコストも含めて徹底的に論議されなければおかしい。

もはや国民感情や安全性の確保云々では無く、コスト的に原子力は無理だろうということではないだろうか。

・自然エネルギーはどうなのか
原子力はダメ、火力も増やせない、となればあとは自然エネルギーが最も実用に近い。
自然エネルギーが理想云々では無く、曲がりなりにも実用性で一番近いモノを進めて行かざるを得ない。

太陽光は既に海外でもメガソーラーといって発電所規模で建設されている。
家屋の上に建設できるのも利点だろう。

水力発電もある。
いわゆる水車のような形態である程度大きな河川での落差を利用しての発電。
渇水期でもなければ安定して発電ができる。
上下水設備に組み入れるという考えもあり実用にしているところもある。
これは比較的安定して発電ができる。

地熱や風力はむしろまだこれからという感じがある。
設置場所の限定条件が厳しいというところもある。

これらは塵も積もれば山となるという発想に近い。
地産地消的なところもある。

・利権構造の打破はできるか
自然エネルギー開発がなぜ実用段階でなかなか進まないかというとたくさんの利権が絡んで面倒だというのが大きいらしい。
役所の縦割り行政で様々な省庁の許認可や各個人法人の権利が絡んで面倒になっているそうだ。
例えば農水路に小型水車を作ろうと思えば農水省が自分の権利を主張する。
そうなるとエネルギー行政の中で許認可の一本化という必然がでてくる。
一本化と言えば消費者庁の設置が最近あったが、同じようにエネルギー庁でも作って窓口を一つにすべきではないのか。
もちろん関連法律の整備も必須になってくる。
そのなかで新庁をつくるまでもなければそれはそれで良いのだが。

民主党もくだらない政権闘争やっていたり自民も仕事をしたふりばかりしてないで、これらの推進をきちんとやればポイントは非常に高いと思うのだがどうだろうか。

管政権も、総理自ら自然エネルギー推進をぶちあげたのだから、もし仮にきちんとこれらをまとめ上げたらそれだけでも歴史に名を残す立派さだと私は思う。
まあ、間違った脱官僚をしてしまい官僚を使いこなせない菅総理では難しいかもしれないが。

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2011/05/27

電気自動車の燃費

前からどんぐらいだろうと思っていたのだが、ある雑誌に実際の値が書いてあった。
二機種書いてあって、
・実質燃費 5.2km/kWh
という数値をとって計算する。(両者ともだいたい同じだった)
ガソリン相当の燃費を出すには数値として
・現在の一般家庭向け電気料金 22円/kWh
・ガソリン価格 73円/l  (税金は除く)

とする。1l = 73円で走れるのは5.2km/22x73=17.3 km
・ガソリン相当燃費は17.3km/l
相当ということになる。

昨今では決して高い値だとは言えない。
少なくとも同じサイズ装備のガソリン車ではもっと良い燃費だろう。

私が15年前から乗っていたCVIC(1.5l)でも15km/lを切ったことは無かった。
現在ではFit Hybridに乗っているが通勤時燃費で22km/l程度だ。
余談となるがカタログ値よりずいぶん低いと思われるかもしれないが、300kmくらいの旅行(高速道路は使っていない)をしたときには27km/lを記録したので通勤時の効率が悪い。

あと記事を読むと色々書いてあったがやはり航続距離の不安があるようだ。

100kmも満足に走れないとなるとやはり都会でしか使えないだろう。(100%充電が時間がかかるためにカタログの満充電での距離は実質走れない)
東京から小田原と書いてあって都会的にはかなりの距離だが、南関東を離れれば100kmなぞ土日で遊びに行こうと思えば普通に走っているだろう。
また充電の実際がかかれていたが高速道路PAで充電しようとしたが先客が2台あって、自車の充電完了まで約2時間ほど潰れてしまったという。
ロケテストは普通の日に行ったのだと思うが、これは不運だったのだろうか。
これでは旅行に行ったのか充電しにいったのか分からない事態になってしまう(笑)

また、エアコンや高速運行でのロス(燃費の低下)がガソリン車のそれと比較して大きいという点も見逃せない。かなり変動することは記事にも書いてあった。
高速運行ではガソリン車では80km/hぐらいが能率のよい速度といわれているが、電気自動車では早くすればするほど燃費が悪くなるとのこと。

もともと少ないエネルギーで効率よく走らせているのがエコカーや電気自動車の実態。
エアコンの影響の比率はガソリン車よりも大きいのだろう。
これはFit Hybridに乗っていても痛感する。エアコンを入れると目に見えて燃費が落ちる。(0.1km毎ぐらいに燃費が再計算・表示されるので文字通り目に見える。)
Priusでも同様らしく、冬場の北海道では平気で15km/lを切るぐらい悪化するそうだ。
お金の話はおいといても、電気自動車では航続距離にダイレクトに響くから痛い。

まともに使えるようになるには食事や(コンビニ等)買い物をするようなところの駐車場やSA/PA/道の駅などの休憩所、目的地などに充電設備が有り、こまめに休憩とともに充電できるような状態にもっていかないとダメだろう。
仮にできても料金決済をどうするかという問題がおきるが。

まだ課題山積みなのだなあ、ということのようだ。

急いで自動車だけ電気に転換したところで燃料を燃やして(核燃料にしろ化石燃料にしろ)発電している量はまだかなりあるわけで、環境(というか人体)に優しいわけではない。
それこそ自然エネルギーから電力を取る量をどんどん増やしていかないとナンセンスだろう。
水力を除けば自然エネルギーからの電力への転換は1%未満だそうで抹消レベルなのが実態。
社会的構造からの変革が必要なだけに大変だろう。

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2011/05/26

ソフトバンク、自然エネルギー普及を目指す

リンク: ソフトバンク、自然エネルギー普及を目指す協議会を設立 - 家電Watch.
事業としての太陽光発電をソフトバンクの孫氏がぶちあげた。
きちんと具体的目標や展望、課題をきっちりと提示してくる辺りはさすがだ。
携帯電話で苦渋を飲んでいる孫氏ならではか。

休耕田の利用というのは確かに良い観点だ。
農地は不動産税が安く、日当たりも良い。
揚水設備や照明などもある可能性も高いから電線が既に引かれている。
太陽光発電利用は農地より税金が安くなる措置をとればさらに貸しやすくなるだろう。
これは県単位での采配になろうから県知事に協議会参加を呼びかけたことともつながる。

そして課題だが

全量買取制度、送電網の接続義務、用地の規制緩和は必須。

と挙げている。

菅総理もOECDで偉そうなことをぶちあげてきた手前、まずはせっかくの提言による課題の解消には早速でも取り込まなければウソだろう。
OECDで明言した各家庭のパネル設置推進はもちろんだし、並行してメガソーラー発電事業も推進しない理由など無い。
仮に様々な困難で1000万をクリアできなくとも、不足分相応の発電量をソーラー発電事業で賄えていれば十分に格好がつくからだ。

なお風力発電との併用での補助金抑制等という訳の分からないこともやっているといわれるが、当然ながらそんなものも撤廃しないと1000万戸などクリアできないだろう。
なにせ日本には持ち家は3000万戸程度しかないはずだ。
元を取れるのは最低ラインとしても出資できる金銭余裕のある持ち家は少ないだろう。

ともあれ、送電発電分離などとも言っているわけでこのような一般民間事業への支援は結果として分離の方向へと行く。
この点からも推進支援をしないとポリシー的にもおかしい。

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太陽光発電

自家製取り付けの太陽光発電がテレビで取り上げられることが多くなった。

原子力や火力水力と比べるとなにか現実味の薄い発電方法に取られがちなのだが、よく考えてみればすごくおかしな話だ。

設置した家庭の紹介例では昼間は自給で十分に賄えており、たいがいが売電をしている。
無論夜間、昼でも濃い雲がでていると買う方になるらしいが、一日トータルで見れば余裕で売る方になる。
よく紹介されるケースでは月に一万円弱くらい自家消費して一万円弱くらいは余剰となって売っているというレベルのようだ。
月2万も発電できれば一年で24万。10年も経たないで施設導入費用を回収できるレベルと言える。(補助金を入れればもっと早く回収できる)

太陽光発電は高いと言われるが、一般家庭での運用で、10年もせずに回収できる代物が、なんで高いのか不思議に思わないだろうか。
しかもそのほかの発電方式と比べてリスクが皆無に等しい。
危険物の漏出や管理の必要は皆無、というか燃料の補給の類すらいらない。
給電設備のメンテは必要らしいが、仮に他の発電方式の導入でも同じだろう。

まあ、そういうケースのシミュレーションでも起たないと導入しないということもあるかもしれない。
いうまでもなく国内で言えば年間で日照が少ない山間部や雪の多い場所などもあるわけだから全ての地域でこのような算段にはならないし、集合住宅では難しい。
発電どころか普通の日照さえ不満な場所もある。

しかし普通の一軒家の屋根面積で自給できるだけの発電が可能な例もさほど珍しくは無いというのも事実だろう。

なによりも一般家庭の電力消費と発電量に相関関係があるというのも見逃せない利点では無いのか。
電力消費が大きいのはまず昼間だ。
夜間は深夜割引さえしているくらい電力会社としても電気はだぶついている。
だから夜間発電できないのはさほど問題では無い。
年間で言えば暑くなる夏場のエアコンや冷蔵庫の稼働。
夏場は日照も強いので発電量も多くなる。
夏場でも曇れば発電量も落ちるが、気温も落ちるのでエアコンもさほど動かなくて済む。

要するに最重要課題である、電力ピークの低減において各家庭での太陽電気発電導入というのは非常に効果があるといえるのではないか。

クリーンエネルギーという点がよくいわれるが、打算的に考えてもリスクが少ないというのはコストが少ないのと等価だ。
こと今回のような原発事故が起きるとよくわかるだろう。
補償で4兆とか5兆とかとんでもない額が試算されている。
それでもかなり抑え込んでいる数値と思われ、本来なら青天井状態だ。

なにやら東電は値上げで回収しようとしているようだがとんでもない話だ。
原子力発電はコストの安い電力源だ、とこれからも言い張るのなら値上げはせずに無く対処すべきだ。
もし値上げするのであればそれはウソであったということを認めたと私は取る。

もしもこれが太陽光プラントであれば発電設備は壊滅したかもしれないが周辺住民などへの被害は皆無だったろう。
原子力にだけ限ってはとんでもないリスクをはらみ、コストが青天井になりえる発電方式である、と算段されるべきだ。

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2011/05/25

節電

最近テレビでもよく取り上げられる。
いくつか書き留めておく。

・エアコンで手動で頻繁にON/OFFしてはいけない
30分毎程度にON/OFFしているとかえって増えるそうだ。
ON後の初動で電気をたくさん食うということだ。

・エアコンは風量弱にしてはいけない
ON/OFFと同じような話だが自動にするのが一番。
弱にすると空気の循環が不足する。
冷房の場合はなるべく暖かい空気を冷やしたいところだが弱だとエアコン近くの既に冷たい空気しか取り込めなくなるので効率が悪くなる、ということだろう。

・エアコンフィルターの掃除はこまめに
実測した実験例をやっていて15%程度は減っていた。30度から28度に落とすというありがちなパターン。
一年ホコリを溜めた状態で、もちろん環境によって違いはあろうが一例としてもこの程度はあるということだ。

あとテレビではまだ見たことは無いのだがいくつか書いておく

・日中はテレビを見るのをやめよう
真夏になって高校野球・甲子園なんぞが一番ダメ。
もっとも電気を食うのが甲子園大会もたけなわになってきた時期とかちあう。
いっそ中継なんぞは自粛とやらでやめれば良いと思うのだが。
どうしてもリアルタイムで高校野球が気になるのならラジオを聞けば良い。
どうしても映像で見たいのならダイジェストなりを夜中に見れば良い。

・加湿器で冷やす
ただし超音波加湿器に限る。煮沸式はダメだし気化式も効果が薄い。
超音波加湿器というのは簡単に言えば電動霧吹きだ。
暑いときに打ち水をしたりする。
スプリンクラーで水をまくだけでぐっと涼しくなる。
建物などでも霧を蒔いて温度を下げると言うことはよくなされる。
加湿器の蒸気を自分の体(というか服)に当てると細かい水分がついて乾くとき=気化するときに熱を奪う。
気化熱を奪うという奴だ。
消費電力の割には効果があると思う。
うちの例で言えば100ml/h程の加湿能力のある加湿器でも22W程度。
エアコンからすれば誤差みたいなものだ。
デメリットは湿度が上がって蒸し暑くなるかもしれない。
だから、エアコン冷房と言うより、扇風機による冷房、換気を十分にしているような状況が適している。
ちなみにエアコン除湿は結構電気を食うらしい。

・壁や地面やベランダや屋根屋上を緑化しよう
屋上の例で紹介していたのだが(本筋は補助金あれこれの話)、同じ屋上でコンクリ露出部分の上では気温が56℃にもなるがちょっと離れた芝生が植えてあるところでは26℃程度しかない。
これだけの差があると部屋の温度が5℃は変わってくるとのこと。
5℃も違ったらかなりエアコンの負荷も違ってくるのは想像に難くない。
要するに節電になる。
庭や玄関などもタイルやコンクリむき出しよりはその上に少しでもプランターなどをおいてなにか植物を植えておくだけも違うだろう。
緑化に限らず家に直射日光を当てずになにか遮光フィルムなどで減光したりするのも手だ。

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2011/05/23

「しゃくし定規な日本」 ?

リンク: 余録:「しゃくし定規な日本」 - 毎日jp(毎日新聞).
まあ、しゃくし定規なのは否定はしないが例が不適だと話自体の信憑性に首をかしげてしまう。

07年の新潟県中越沖地震の際、この支店は仮設住宅用の家電製品提供を担当官庁に申し出た。だが財務諸表の提出を求められるなど難航し、断念した。このため今回は独自に韓国からラーメンなどを大量空輸し、取引企業の助けを借りて被災地に届けた

財務諸表云々はどう考えてもおかしい。問題なのは家電製品であって、国内使用においては日本の安全規格の出荷試験に合格していなければならない。
細かく言えば100Vコンセントに差し込んで使うモノが対象だ。
これは日本に限らずどの国でも同じ事だ。(よほど安全にルーズな国は知らない)

個人が自己使用で勝手に持ち込むのにどうこうはいえないが、官庁を通して提供をしたい(第三者に永続的に使用させたい)となったら官庁としてはダメというのが当然だろう。
その安全規格の試験合格証明(基本的に社内検定で良い)を求めたのではないだろうか。

最近息苦しいのは官庁役所の問題とはあまり思わない。
お役所がしゃくし定規なのは今始まった話ではないからだ。
もちろん問題ないとは思ってはいないのでその辺は勘違いして欲しくはないのだが。

息苦しく感じるのはモンスターペアレントやそれに準じる非常識な大人が目につくようになっているからと私は思っている。

今日の新聞記事でも動物園で亀のエサやりで怪我をして指の切断まで至ったそうだが、それで訴えられたという。
テレビでやっていたが少年サッカーで試合で子供が怪我をしたからといって監督が親から訴えられ治療費の請求をされるという。

ちょっと人によっては違うと思う人もいるだろうが、ユッケ原因の食中毒で死亡に至った事例。
私の感覚では生肉を(生肉を扱えるレベルという意味で)ろくな衛生管理がされているとは思えない、妙に価格の安いチェーン店で食べるというのはとてもじゃないが恐ろしくてできない。

スーパーのキャベツに青虫がついていてクレームがつくというのは私には笑い話にしか思えないのだが実際には真剣な話らしい。

よくゆとり世代と言われるがこのあたりの問題はそうではなく、団塊世代か団塊Jr付近に目につくような気がしている。
まあ、世代で区切るのはあまり論理的ではないのだが。

いずれにしてもおおらかさがなくなっているのはこの辺の理不尽な文句から混乱を来して萎縮が起きているからではないのだろうか。

単純に役所云々に帰結させるのは安易で問題有りと感じる。

生肉の件で補足しておくが今回露呈したのがさすがにザル過ぎたとは思うのでガイドラインという意味でも整備はやるべきだとは思う。
それより調理師が不在で料理どころか生肉を供していたというほうが私には驚きだったが。
この辺は手つかずなのだろうか。

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2011/05/14

政府「家庭の節電メニュー」

リンク: 家庭の15%節電、こうすればOK 政府「家庭の節電メニュー」 - ITmedia ニュース.

さてさっそく検証してみる。

  • 室温28度を心がけましょう

冷房温度設定をあげるのは一番効果的だが。
私的にはとっくに28度設定だしこれ以上上げるのは勘弁して欲しいので除外か。

  • “すだれ”や“よしず”などで窓からの日差しを和らげましょう(エアコンの節電になります)

まあ、1文にまとめないといけないので無理なのかもしれないが。
別にすだれよしずでなくてもカーテンを閉めるだけでもいいわけだ。
また園芸・農業関連で遮光シートやカーテンが用意されているのでそれを買うと安いし効果が高い。
カーテンは黒っぽい網状で遮光効果が高く風通しも良い優れものだ。

それより室外機をすだれなどで直射日光を避けた方が良い。
ただし室外機から吹き出す空気(熱気)がこもってしまっては逆効果なので注意。
1mくらいが目処というのがダイキンでも紹介されている。

  • 無理の無い範囲でエアコンを消して、扇風機を使いましょう

頻繁なオンオフは逆効果というのはその通りで、オンしたときに安定動作するまでかなり電気を食うのは有名な話。
扇風機が売れているそうでこれはこれで良いことかもしれない。
ただ扇風機で我慢できない日が続くときこそ電力の逼迫が深刻だと思うのだが・・
まあ、その敷居を高くしておこうという意味ではわからんでもない。
エアコンと扇風機の併用や、外気温を計るために外に温度計をぶらさげて効率よく窓を開け閉めする等もおすすめする。
天気予報などの温度なぞ観測所での温度であって、あなたのいる外の温度とは何℃も異なって当然だからだ。

前にも書いたが電力の逼迫しない朝方にエアコンを強めにして部屋を冷やしておき、昼間はエアコンを消してやり過ごすという考え方もある。
場合によっては雨戸も閉めて外光を遮断するとよいかもしれない。
その為に照明をつけることにはなるが、エアコンに比較すれば誤差の範疇だ。
具体的に例として数値を言えばエアコン一台で600W、蛍光灯一本で40W程度だ。
回避すべきはピークを減らすということであって、累積では無い。

  • 冷蔵庫の(略

あまりにくだらないので省略する。
節電が逼迫していなくても基本中の基本だ。
こんなの主婦でやっていない人などグータラと思った方が良い。

  • 日中は照明を消して、夜間も照明をできるだけ減らしましょう

カーテンを閉めて照明をつけたらそれはアホな話で。
夜はなるべく早寝して夏の朝は日が昇るのが早いので早起きをするというのは良いことだ。涼しいし、「早起きは三文の得」とは昔からよくいったものだ。

  • 省エネモードに設定するとともに画面の輝度を下げ、必要なとき以外は消しましょう。

これもあほらしいが、AVモードを「ダイナミック」にしているならそれは変えた方が良い。
別名「店頭モード」といわれるもので明るさは最大だし色もとんでいて良いことは無い。
店頭では見栄えがするが。
標準なりおまかせなりにすると良い。

温水洗浄便座については効果が乏しすぎるので省略する。

  • 早朝にタイマー機能で一日分まとめて炊いて冷蔵庫に保存しましょう。

温めに電子レンジを使われたらと思うのだがそれでもジャーよりは節電か。
まあ昼はそうめんなどで電気を使わずガスで調理する方が良さそうだが。
土鍋が売れていてガスで炊きましょうという話もあるそうだ。
いつのまにかガス炊飯器がなくなって電気ジャーばかりになったのは残念という人も多い。
マイコンガス炊飯器とかあれば最強だと思うのだが“家電”メーカーは作らないのだろうか。

  • リモコンの電源では無く、本体の主電源を切りましょう。長時間使わない機器はコンセントからプラグを抜いておきましょう。

25Wとか書いてあるが桁がおかしくはないか。
テレビのリモコンでのオフの待機電力は1W未満で0.2Wとか書いてあるのもある。
ちなみに大型小型では変わらない。
まあ、メーカーにはよるのかもしれない。
海外メーカー製とかは注意した方が良いかもしれない。
長時間云々はその通りでいうまでもない。何日も使わないのなら切っておけば良い。
なお高速起動モードみたいのがあるのは別でそれは20Wとか平気で食うのでさっさと切るべし。
私にはこんなモードをつけるメーカーの神経を疑う。
電源を入れる長くても数十秒のラグのためにずっと数十Wも食うなど平常時でも論外だろう。

というわけで私的にはとっくにやっているものばかりで15%超えるのはたいそう困難そうだ。
「無理の無い範囲で」とかいいながら削減率50%といわれても困る。
とりあえず前から考えていた室外機の遮光と窓の遮光カーテンはやってみようと思っている。
園芸店で確認したところ遮光率90%とか具体的に数値がかいてあったり色々とバリエーションもあるようだ。

さて一つ目メニューよりその他の方が良いことも書いてある。
節電効果が少ないのか知らないがその他扱いされているのがかわいそうだ。

  • エアコンのフィルターを定期的に掃除しましょう

これはエアコン使用の基本中の基本なのだが、意外とホコリまみれでエアコンを使っている人は多いようだ。
少なくとも私の友人知人ではかなり多い。
最近冷えなくてと相談されて確認すると単なるフィルターのホコリ詰まりという冗談のような事態にも遭った。
エアコンのような電気製品を触るのが基本的に怖いという人もいるし気持ちはわからんでもないのだが、ガスレンジの掃除などと大差ないので教えてあげることもある。

極端な話、フィルターが完全に詰まればエアコンとしての機能はほぼ0になる。
すごく重要なのだ。

  • 冷蔵庫庫内にビニールカーテンを取り付けましょう

けちけち使用では基本なのだがビニールカーテンで冷気が逃げるのを抑えるのは非常に効果的だ。
なんでも100円ショップでもカーテンが売られているらしい。
そんなもんは買わずとも透明の大型ゴミ袋を冷蔵庫の大きさに合わせて切って上をテープで留めれば良いだけの話だ(機能的には)。
これだけでドアにある飲み物を取り出すだけのために冷気が逃げるのを避けることができる。

  • お湯はガスコンロで沸かし、ポットの電源は切りましょう

夏だからあまりお湯は使わないと思うのだが、保温を電気に頼るモノでは無く、魔法瓶構造で保温するモノに買い換えるぐらいが良いと思う。

また、夏場は魔法瓶に氷水を入れておくと便利だ。
ポンプ式では無くて手で傾けて注げるタイプの方が麦茶やジュースなども入れることができてなおよろしい。
しかし沸かせてかつ注ぐタイプの電気魔法瓶が見当たらないのはなぜだろうか。
ボタン一つで注げないと電気製品としてダメだとか思っているのだろうか。

以上、資源エネルギー庁なるところが机上で考えているとこんなもんかというあきれる気持ちがある。
税金の無駄遣いとはこういうことなのだろう。

メーカーのサイトに行くと省エネのやり方が書いてあるのでそちらのほうが現実的で実態に即して良いことが書いてあるので参考にすると良いと思う。

以前にも書いたがエアコンの買い換えは省エネ効果が高いということはそれなりに知られているようで、家電量販店では例年よりも売れ行きが良いようだ。
梅雨前に工事完了がベストとはよく言われる(梅雨の除湿はありがたい)。
ちなみに夏場に入ると今度はエアコンの不具合が露見することが多くなり、また緊急要請も多いので、量販店ではその対応に追われるために工事も遅くなる。
今辺りから検討して工事予定をいれるとちょうど良いあんばいになろう。

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