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2009/04/30

教育問題についての番組の件

昨晩、関口宏氏司会の教育についてとりあげていた番組をなんとなくみていた。
いろいろ思うところはあったのだがちょっとだけ。

・数字で判断してよいのかという論点
偏差値やテストの点数など数字で判断してよいものだろうか、という議論もよくされている。
この番組でも話題としてでていたが、私は数字で判断すべきだと思う。
学業の結果は数字として出てくる。
それはそれで受け止めるべきだし、良い数字を出せば褒めるべきことだ。
そしてそれはある範囲においてはわりと正しく判定しているのだ。
いわゆる落第点であればそこまでの学科の習得・理解に不足があると認めるべきであり、再試験などを行って一定レベルにまで引き上げておく必要がある。
そうしないとその後の学業に支障をきたす可能性が高い。
落第点でなくとも満点でもなければ間違った点は不足しているところと受け止めて再度理解に努める。
それが本来のテストの意味であると私は信じているのだがそういう認識の人が意外と少ない。
どうしてそう間違ったか、また、答えが書けなかったのかを認識しそこを勉強しなおす。
その周辺を含めて補強しておく。
満点を取れていれば十分であると解釈してほぼ間違いないだろう。

そうすればわずか一点の差で喜んだり悲しんだりするのではなくもっと大局的に捉えられる筈だ。

そこで問題なのはその数字だけで全てが判断できると考えては駄目だ、ということではないのか。
テストなどはある断面の検査結果に過ぎない。
その限界をちゃんと捉えないといけない。なにをテストしているのかもちゃんと判断しないと駄目。
きわめて単純な例で言えば、算数のテストの結果が悪かったからといって人間性まで否定するようなのは明らかな間違いだろう。
人間性で言えばテストして数値化できるものはごく限られている。
数値化が割りと簡単なものだけを選んで数値になっているだけでテストはその一部、成績表というのはそれが掲載されているだけと捉えなければならない。
なのに、数字はやめて「がんばりましょう」とか数字を言葉に置換えしても意味がないのではないだろうか。
なお、よくいわれることだが「がんばっている」のに「なにをがんばったらよいかわからない」のに「がんばりましょう」といわれるのが人間、一番つらいのである。
励ましているつもりでこういう言葉を選んだのかもしれないが実に無神経に感じるのは私だけだろうか。

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2009/04/27

中古PC

リンク: Weekly Memo:マイクロソフト「中古パソコンにOS供与」の意味 (1/2) - ITmedia エンタープライズ
非常に良い話といえる。
中古PCにOSがない場合、通常版のOSを購入する必要がある。
それはアップグレード版やDSP版などと異なり法外と思えるほど高い。(もちろん通常版が通常の価格なのであるが)

続いて説明に立ったマイクロソフトの中川哲コマーシャルWindows本部 本部長はMARプログラムについてこう語った。

 「中古パソコンの多くは、新品として出荷されたときには正規のWindows OSライセンスが提供されていた。その元々のライセンスが失効したわけではないが、リカバリメディアが紛失・破損しているケースもある。MARプログラムは、一定条件を満たした事業者から出荷されるそうした中古パソコンに対し、Windows OSのセカンダリライセンスを提供する施策だ」

全くその通りで最低でも再度ライセンスする施策があると良い。
ところが再ライセンスではなく実費程度で良いというのだから英断といえるだろう。
そのため、ライセンス料についても「リカバリメディアや流通にかかるコストなどの実費程度」としている。

昨今はネットブックというものが出ているがやはりスペックに不満はあるだろう。
しかし最新のものは高い。
その中間を埋める商品はでているものの、品種は少ない。
そこで目をつけるのは中古という発想はあるだろう。
数世代前ぐらいのものであればスペックも比較的高く、値段も安い。
世代を追えば段階的にスペックがあがりしかし値段も当然上がるがぐっと選択肢が広がる。
昨今は過剰スペックと感じる人も多いと思うわけで、それならば数世代前ぐらいがちょうど良いと考えられる。
ネットブックでは苦しいとされる動画やらもらくらく動くものはいくらでもある。

ちなみに中古というと汚いとかいうイメージがあるが昨今では非常に良い化学洗浄剤があったり化学的脱臭など新品同様とまではいかないが、普通の人が数週間使用後の状態、よりはよっぽど奇麗な状態で店頭に出されていると思う。

これによって流通がさらに促進されるだろうから消費者にとってはありがたい。
売るほうもメディアがなくなったりHDDが壊れてリカバリエリアが飛んでしまったものとか、そういうものでも売ることが可能になる。
地方の中古ショップではなかなか品質の良い中古品が入手しづらいようで商売になりにくいのも解消されるだろう。
バリエーションも増えることが期待できるわけでこれもありがたい。
良いことづくめである。
今回のMSの英断には素直に拍手を送りたい。

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2009/04/26

中国・悪質な非関税障壁発動か

リンク: ソースコード開示、中国強行…知財流出の恐れ : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞).
中国はとうとう前代未聞の身勝手制度を発動するようである。
いわゆるチャイナリスクが見事に発現したわけであるが。
ぶっちゃければ、これはいわゆる「非関税障壁」である。
つまり断固拒否、自由貿易の阻害という点であるとしてWTO等に提訴していただきたい。

ソースの提示というのは旧来においては回路図および技術資料の提示ということに等しい。
回路図の場合はそれだけではアナログ的要素がはいるために再現が必ずしもできるわけではない。
例えば音楽で言えば歌詞や楽譜とどまり、演奏者による付加価値ははいってこない。
ソースの提示というのは録音そのものに近い。
録音といっても最終品ではなく、パートごとの分離されたトラック録音データみたいなもので一部だけ改変してオリジナルと言い張ることも可能な代物である。
中国といえば世界的にみても海賊版・コピー商品天国であるのはいうまでもない。
ソースを提示の要求はパクりを目論んでいると考えるのが妥当なことである。
知財流出の恐れ、ではなく流出そのものになる。

要するに彼らの要求は全くをもって出来る相談ではない。
出来るわけがないことを条件にしてくるということは、すなわち「非関税障壁」による輸入拒絶である。
交易の拒絶である。ひいては国交の拒絶でもある。

セキュリティの問題というがそれを理由に差し止めをする理由にされかねない。
セキュリティにおいてはそもそも「問題がある」という基準が全く曖昧なのである。
相対的なものであり、時代によっても変化する。
つまり恣意的なものでこの制度を使って自分たちに都合の悪い製品を止めることが可能なのである。

その上でやや技術的な話を記述する。
セキュリティリスク云々に関してを理由にしているが全く的を射ていない。
ICカード等においては技術内容を絶対に開示してはならない。
その開示そのものがセキュリティホールになるからだ。
開示を求める自体がナンセンスであり、彼らにまともな判断能力がないことを露呈している。
判断能力のない人間に開示する自体がリスクばかり多く意味がない。

情報家電についてだが、これもリスクのほうが大きい。
セキュリティホールが仮にあっても影響などは皆無といって良いし、実際ない。
大分前にセキュリティホールらしき報道があったが、これはパスワードを設定しないで運用すれば結構危険なことになる、ってだけの話。
危険といっても他人に録画予約をいじられてしまうというだけで、それ以外はなんの問題もなかった。
(インターネット上に公開されているところにパスワードかけてないんだから他人にじられても当然といえば当然)
それに家電程度であればソース精査によるもの(ホワイトボックステスト)より、外部アクセステストによるもの(ブラックボックステスト)の方が遥かに有用である。
設計者によればグレーボックステスト(ソースからテスト内容を洗い出す)のもありだが、実際はブラックボックステストを丹念に行うべきである。
そしてホワイトボックステストによればまず不具合は抽出できない。(よほどソース記述がひどいものは別だが)
ブラックボックステストをして具体的に不具合が見つかった上で注意深くソースを確認してようやく不具合が見つかる、といったケースばかりでソースを漫然とみたりトレースをしていてもわかるものではない。
つまりソースの開示というのはパクリ目的であって検査精査であるというのはおかしいと考えたほうがいい。

一方でWindowsPCやMacなどPCがあがってこないのが不思議といえば不思議である。
セキュリティといえばWindowsでパッチが定期的といっていいぐらい出ているものである。
Microsoftは膨大な人員を用いて対策対応をしているわけである。
そもそもセキュリティというのは簡単な話ではない。
仮にWindowsを開示して中国側の検査員がその問題点を解消できるとすれば素晴らしいことである。
まあ、絶対無理といってもかまわないお話だが。
国内のセキュリティを維持するというのであればWindowsの開示がまず優先されることだろう。
しかしそんな話はどこかにいっている。

それを強行すればWindowsを中国から引き上げる、という政策をMSがとりかねないから及び腰なのだろう。
実際にコピーの蔓延、改善の見込み皆無と見て韓国から実質引き上げた例からすればない話でもない。

つまり情報家電がターゲットにされているのは日本のメーカーが舐められているということに他ならない。

今回の件は日本のメーカー各社の幹部の判断・決断力と経済産業省や政府の力を試されているのだと思う。
こんな制度が通れば日本のメーカー、特に家電など関連企業が壊滅的に崩壊しかねない。
自動車産業に飛び火もしかねない。自動車もソフト力が勝負になってきている。
自動車と家電が崩壊すれば日本の経済・産業がどうなるかはいうまでもないだろう。

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2009/04/23

渋滞を加速するETC

リンク: Business Media 誠:1000円乗り放題で過去最悪? GWの渋滞ランキング.
ETCというのは渋滞を緩和する道具だったはずなのに皮肉なものである。
休日限定の割引を行ったがために休日に移動が集中し渋滞を引き起こす、と予測されている。

以前からいわれているが、渋滞の一番の解消方法は集中させないことである。
みんなで一斉に同じ時期に休んで移動するから渋滞するのである。
高速なんて普段はそうそう渋滞するものではないのである。(首都高とかは別)

最近は休みを柔軟にとれるように会社側も理解を示しているようで、分散して前後に移動日をずらすことで渋滞を回避している人も多いだろう。
ところが今回のETC割引を使おうとすればずらしたら休日ではなくなるので駄目だ。

かくしてなんとも滑稽な事態になるようで、(ETCなぞ搭載する気にもならない)傍観者の私は高みの見物である。

役人や政府の連中はこんなことも「想定外」だったのだろうか。
まあ、彼らにしてみれば既得権を守れれば良いのだろうからどうでもよいのでしょうか。

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2009/04/21

光センサー液晶登場

リンク: 【元麻布春男の週刊PCホットライン】 光センサー液晶に見る新型Mebiusの魅力.
各記事があるがここが一番細かく分かりやすいのでリンクを張っておく。
ちなみに各記事で結構書いてある内容が異なるので興味のある向きは断片を拾っていったほうが良いと思う。

去年に発表のあった光センサー搭載の液晶パネルを使った商品の一般化というところだろう。
WVGAであるところからも携帯電話用途が主流と思われたがおそらく発売のタイミング(キャリアの都合)からPCになったのだろうか。
超小型PCという線もあるのだがこれは数が出ないというデメリットがある。
売れる数、開発コストや新デバイスに専念できる、などの点でNetBookになったのだろうか。
PC部分は台湾メーカー(AsusやAcerとかだろうか)だそうでその点でも開発負担が低い。
超小型や軽量PCを作ろうとすれば外注するわけにもいかず国内で優秀な技術者を使って腰をいれてやらねばならない。
こういってはみもふたもないが、軽量とか言う面ではVAIO PやLOOX Uと太刀打ちするのは簡単なことではない。
同程度のものを仮に作れても駄目でそれを凌駕しないと後追いとしては不足となり売れない。
技術的に言って両者ともそれぞれ限界にまで詰めていると思われるので実際無理といっても良いだろう。

それよりも「オンリーワン」である光センサー液晶を搭載することを目玉としてそれを活用するソフトに注力するという方策は間違っていないと思う。
参入自体が遅れた形のネットブックとしても差別化できる。
必ずしもきちきちに軽量でスマートであるのが良いかといえば、任天堂DSが決してスマートではなくむしろやぼったいぐらい大きめで軽くもないのを見ればユーザーは意外と気にしない。

面白いのはSDKを用意するという点でユーザーなりサードパーティによるガジェットやタッチを利用した機能拡張などが期待できる。
PC側とは独立したマイコンが存在しているようでいわゆるインテリジェントブロックのようだ。
まあ、キーボードやマウスでもマイコン搭載なわけでどの程度のものかは不明だが、たとえば電卓アプリが実現できて結果をPCに渡す、という表現から言えばそれなりのパワーはありそうだ。

使わないときにはメイン画面は消して時計やメールお知らせ、ニュースティッカー(RSS表示)といった携帯電話のような使い方もできるだろう。

タッチならではの方法論はNDSやiPodTouch/iPhoneなどでいろいろ開発されておりそれらがPCで実現される可能性も高いし、逆もありえる。
女性ターゲットというが、ガジェット好きにもなかなか面白いおもちゃになりそうだ。

ついでに非常にローテクながら

本機には透明な樹脂製カバーのオプションが提供される。これは本機の天板をすっぽりと覆うもので、カバーと天板の間に紙等を挟み込むことで、好きなイラストや写真で本機の外観をカスタマイズしようというものだ。
という特徴がある。
いままでなんでほかのメーカーがやってなかったんだろう、ってぐらいのものだがこれも面白い。
痛PCもいいが、ASCIIコード表を入れるとかカレンダーをいれるとか実用的(?)なのも考えられる。

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2009/04/15

任天堂ショックとは結局なんだろうか

リンク: 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 絶好調に見える任天堂が警戒する「任天堂ショック」の可能性.
この記事がPCWatchに掲載されたことが興味深い。本来はGameWatchでかかれるのが妥当だが。
邪推すればGameWatchの読者には一笑に付されるからとも思える。

まず、アタリショック。
簡単に言えば当時、ゲーム(製品レベル)にすらなっていない、パッケージソフトがそれこそ市場に氾濫し、客が混乱し逃げた、と伝えられる(私のそのとき「現役」ではないので知らない)。
別の言い方をすれば同人ソフト以下の適当に動くナニカを作って売っていた、まあ、詐欺といっていいような状況が発生したのだ。
そりゃあ、お客も逃げる。

売れすぎているのが問題なんかない。非常に結構なことだ。
ゲーム機である以上、当然ながらなにかしらのタイトルもセットで買っているだろう。
2年も経過した今買う人は先行買いではなくそれなりのビッグタイトルとセットとなるだろう。
それで十分なのだ。

ここがビジネスモデルの違う他2社との違いになる。
ハード自体も黒字であるWiiではハードを買ってもらっただけで儲かるし、ゲームを買ってくれればさらに儲かる。
PS3は最悪でハードでは赤字、その上でゲームを数本(10本という説もあるが)買って貰わないとトントンにならないとう。
つまりなんかのソフト一本が出て、そのためにハードを買ってお蔵入りをするとSCEは赤字なのである。
それこそハードをお蔵入りさせないでなんとか使っていてもらってゲームなりコンテンツを買ってもらわないといけない。

売れすぎてなにかしらの時期が過ぎてしぼんだとき問題。
それがあるとすれば生産工場の問題だ。
操業が一気に落ち込むと売り上げの下落以上に利益がへこむ。
それはまさに今回の不況の波で自動車や家電産業の大手を含む各社が一気に赤字転落した状況である。
ところがその問題も杞憂であるようだ。
おもちゃ産業の一員である任天堂はヒット商品が一気に落ち込み在庫の溢れや工場の操業停止などはいくらでもみてきた。
たまごっちなどは典型例でよくいわれるが別に珍しいことでもない。
だからだろう。
Wiiがスタートダッシュに成功し売れ続けてもなかなか生産量を増やそうとしなかった。
米国では慢性的な品薄をきたして各所から文句がでていたが重い腰をあげてようやく去年の初冬ぐらいに生産を増やした。
そしてこの不況になってもなお勢いが変わらない。
ではショックなどはなにによっておこるのだろうか。

かならずものごとには兆しがある。
アタリショックで言えばクソゲーにもならないパッケージ市場の悪化である。
では記事に戻る。
後藤氏の指摘を列記してみよう。

・膨れあがったユーザーが、任天堂ゲーム機に飽きて、見向きもしなくなる時が来るかも知れない。
ゲーム機に飽きる、という自体が認識がおかしい。 例えばWindowsPCに飽きる、Macに飽きると書いてみるとその滑稽さがわかるだろう。 マリオカートに飽きる、スマブラに飽きる、これはありえる。 飽きたらゲーム機はお蔵入りする。ただそれだけのことで良くあることだ。
日本だけを見ると状況が違う。(中略)任天堂自身が発売するファーストパーティタイトルが弾切れした上に、任天堂ゲーム機ではやっぱりファーストパーティタイトルしか売れないと見なされるようになり、サードパーティも力が入らなくなりつつある。
タイトルという意味によるが、ある意味でのタイトル自体は玉切れしていない。 ゼルダやカービィ、F-ZEROやピクミンなどビッグタイトルの続編でまだ出ていないものは多い。 ファーストのゲームソフトという意味でのタイトルは閑散期ではある。 サードが売れないというのも事実である。 スクエニのDQSやナムコで数十万本クラスなどがあるが十万本越えるソフトは少なく、ミリオンには遠い。 Wiiに限ったものでもなく昔からだが、サードの良く出来た部類でも任天堂のミドルクラスの出来である、と私は思う(こればっかりは主観でしかいいようがない) つまりはサードの力不足なのだ。 実際に米国ではサードは任天堂に対して同程度に売れていることは岩田社長も公式の場で指摘している。
・任天堂にとって不安材料は、日本での急な停滞と同じ現象が、世界市場により深刻な規模で広まって行くことだ。
よってこの世界市場で云々は的が外れている。サードのタイトル不足による突然の停滞の兆しは皆無だ。

よってここで指摘するのであればサードあっての米国の伸び、それが弱い日本での伸び悩み、ということになるだろう。

ちなみにバイオ5や龍3は確かにPS3の押し上げには一躍かっているかもしれないがかなり微小で伸びたといってもわずかにWiiを上回っているだけ。
今週で週2万程度にとどまっており、浮上しているとはちょっと言いがたい。
まあ、週に1万切っていた悲惨なころよりはましであるが。
それよりタイトル切れはPS3の方が深刻ではないかと思う。
なにせ次がない。連作物しかヒットが出ないからこのことは致命的だろう。
次はFF13とか言われるが全く形が見えてこない。
そういうときに牽引すべきファーストは全く力がない。

さて、コンテンツビジネスにも話が広がっているが、私は懐疑的だ。

「みんなのシアターWii」は間違いなくコケルだろう。(コケテいるだろうという方が正しいか?)
まずブラウザが有料(500円)。
こういうものは最低限でもブラウザを無料にして一話かPVなどを無料で配信して質を確認させる必要がある。
回線やテレビでの見え方など未知なのだから必須だが、確認すら有料となる。
見積もり無料がお客を引く常套手段だがそれすらもないのでは敷居が高すぎる。
コンテンツも高い。
ライバルはレンタルショップである。
私の近所で言えば旧作は7泊で100円、新作でも一泊なら100円である。
30分放送番組ならDVD一枚に2か3話入っている。つまり一話で50円程度。
それに張り合えるのか。
このことはWiiに限った話ではなく家電メーカー主導のアクトビラやネット配信各社にもいえるだろうが。

そこそこ成功していると伝えられているカラオケWii。
JOYSOUNDがベースのため、オンラインであればかなりの曲(3万曲)が収容され、しかも24時間唄い放題で僅か300円。
これはカラオケBOXがライバルになるが十分に勝てているということだろう。
音楽と映像とを単純比較すべきではないだろうが、満足度で言えばかなりの格差がある。
このぐらいやって受け入れられるのだろう。

ニンテンドーチャンネルにも言及しておいたほうが良いだろう。
初めの頃はかなりコンテンツが充実しており見るのが大変だったぐらいだ。
ちなみに週1の更新となっているようだ。
最近はかなり減っており、ぶっちゃけていえば金がかかっていない。
サードが紹介コンテンツを出したりもっとして欲しいのだがどうも二の足を踏んでいるようだ。
家庭用ムービーを使ってチープな感じで映像作るとか、トレーラーを発表するとか色々できそうなんだが何が障害なのだろうか。
私にとってはここの映像を見て購入を決めたソフトは結構あり、影響力は大きいといえる。
ここでさえそうなのだからお茶の間がどこまでできるのかはかなり悲観的に考えざるを得ない。
広告がこの不況でかなり落ち込んでいるのもある。
かといってコンテンツホルダーである放送局は依然としてコンテンツ売りを促進、つまり値下げするようなことはしないだろう。

色々書いたがゲーム機とそれ以上のナニカとのギャップはいろんなところで大きいと思う。
これはWiiに限らずPS3もXBOX360でも苦しんでいるように見える。
無償と有償のギャップもある。これはPCのネットコンテンツでもまだ模索しているところだろう。
広告モデル、集金モデル。
どうやってお金を調達するか、集めたお金をどう流すか。
非常に難しい問題だ。
つまりネット界としてみれば一般的な難問であるといえる。
それをあたかもWiiの問題であるかのようなのがこの記事の滑稽さといえる。
もちろん強者の任天堂がどう解決していくか、切り開いていくかは非常に興味深い。
しかしそれが失敗したからといってWiiもDSも崩れたりしないのが、それがまた任天堂の強さでもある。
一般論だからこそPS3や360が逆転するシナリオがないのは当然なわけだ。

Wiiに比較してネットワーク接続率がPS3や360が高い、ということについても当然の結果であり、むしろそれが台数が伸び悩んでいる理由のひとつではないか、という考察になっていない。

ネットに繋ぐことを余儀なくされているという状態になっているからだ。
ネットに繋がっていないと本体のアップデートさえできない。
機能の向上やメニューの追加はオンラインでのアップデートに限られる。
一方でWiiでは新作ソフトには逐次アップデートが入っているため必須ではない。
つまりオフラインでもなんら問題はないのだ。
ここも立ち位置が根本的に異なる。
これは任天堂のポリシーだが、オフラインでも、一人でも十分に楽しいゲームを作るのがまず大前提。その上で多人数だったりオンラインだと楽しめる、というものだ。

逆なのは360でオンライン前提のゲームが多い。
オンライン対戦などに興味がある、既にPCなどで経験済みの人が多いのだろう。
反面、そうでないひとには敷居が高い。
360のゲームでは割と、オンラインのひとは、外出したときのように普通に存在するためにその心構えを必要とされる。
それは自由度が高いという利点でもあるが、オンラインでは治安が悪くなりがちなので自己防衛が必要となる。
PS3でも同様の面がある。
バグ対応がオンラインパッチのみなので、ネット接続がないとバグありのまま遊ぶことを強いられることになる。
HDDが必須であるためこのような対応が可能だというメリットでもあるが、逆に敷居を高くしている。

このような現状でネットに不慣れな人口にWiiが普及したのは当然でそれはゲーム機を選ぶ選択肢が残されていたということで素晴らしいことである。
その人たちにネットで繋ぎとめるという発想自体がとんちんかんであるといえる。

まず機械を買ってもらうのが先決である。
その次にネットに繋げばよりよくなりますよ、といって繋いでもらう。
たいがいはそこで出費が(しかも月々で)増えるわけだから敷居は非常に高い。
だから非常に難しいと考えたほうが良い。

それでもいい機会だからネット開設しようか、とか、PCは繋いでいるからWiiも、という線にはいくつかやっている。
スマブラの時の光とのセット販売戦略、現在は接続をお友達に頼めばWiiポイントを両方にあげますサービス、その類を一切やっていない他社に比較すればはるかにましである。

Wiiが綱渡りというのならPS3や360は紐渡りか糸渡りぐらいじゃないのだろうか。
私は(PS3や360を綱渡りぐらいに言うためにも)Wiiは平均台ぐらいだと思う。
もちろん安泰ではなく緊張感は必要だ。

任天堂は先代社長がいった「うちはゲーム機を作る」の原点で考えているだろう。
その上でネット上の事業で色々考えているのだと思う。

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定額給付金のコスト

先ほど日本テレビにてタイトルネタやっていた。
一世帯あたり1,192円だそうである。
人件費やら振り込み手数料やらなんやら込みでということで。
最悪ケースで12,000円配るのにその約一割もの額が手数料としてかかるということになる。

振り込み手数料は各自治体・金融機関間でまちまちだそうで。
今回の件では結構バイトでの雇用が生じたり金融機関が潤うようでもある。

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2009/04/12

AVIC-T10買ってみた(2.1)

とりあえず etc: AVIC-T10買ってみた(2)の修正だけ。
SDオーディオではアルバム名が分からないと書いたが勘違い。
MP3ならIDタグをみるのでちゃんと表示される。アーチスト名も表示される。
iTunesで取り込んだものならしっかりタグがはいっているので問題はない。

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追加景気対策

リンク: 追加景気対策 子育て、住宅に重点 : 金融ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

さっきまでやっていた某番組でやっていたので調べてみたネタ。

 省エネ性能に優れた家電製品や地上デジタル放送(地デジ)対応テレビへの買い替え促進のため、次回の商品購入に使うことができる「エコポイント」による補助制度を導入する。 

いろいろ探してみたが上記リンク先が一番まともに書いてあるか。
つか、エコポイント、これでも具体的にはなにがなにやら分からない。
まず、対象商品なんかめったに買わない。
家電製品はたいがいが10年ぐらいが買い替えの目処ではないだろうか。
ポイントということはその有効期限が気になるがいつまでなのだろうか。
番組では自民・町村氏が解説していたが具体的な省庁等部署を明示しなかった。
新しい公益法人・天下り先では?という指摘に対してそれはないと明確に否定していたが。。
それを呑んだとしても、こんなくだらないことに役人(つまり税金で賄われる人間)がいること自体が天下り法人をつくる次ぐらいに問題だと思うのだが。
有効期限についても不明である。誰も突っ込んでくれなかったので。
省エネ性能に優れた、という定義も曖昧ではないのか、と感じる。

それにしてもここまでひどい制度構築は稀に見るものではないだろうか。

一方でエコカー減税は分かりやすい。基準も明確だ。
納税免除・減免ではなく、還付ということで2度手間(税務庁としては仕事は変わらないということか)なのはいまいちだが。
ディーラーの負担になるだろうが、まあ、それでかなりの実質値引き感をだせて売り上げにつながるので相殺ってところなのだろうか。
町村氏もディーラーがやるのだから問題ないと説明していた。

それにしてもここまでしても、なぜかガソリン税の暫定税率には手をつけようとしないのが釈然としない。
あれだけ非難を浴びて末端の人間にも直結して効果のある減税、しかも本来は「暫定」なのだから必要に応じて即座にやめるべき性質のもののはずだ。

さて、エコポイントに話は戻るが手続きが煩雑だったりするならば還元手続きを電気店にやらせれば良いだけではないだろうか。
販売証明やらは電気店が発行できるし偽造などしようはずもない。
正式にやるなら振り込ませるなり、後日来店してもらって手渡しするなりするだろう。
額が分かっているだろうから先に店のポイントに振ったり(ポイント優遇)そのまま割引にする(若干減らし目にする)ということも可能だろう。
その辺は店のやり方に任せればよいのではないだろうか。
町村氏もその辺は実に歯切れが悪かった。
何か裏があると考えたほうが妥当だろう。

それにしてもどうも筋が悪い。

この辺の景気対策のうちの「目玉」は1兆円やらその程度のもの。
エコポイントについては6000億程度らしい。
どうも15兆もの高額な理由は相変わらずの公共事業やらが大半になっているようだ。
つまりこの辺の「目玉」は目先をごまかすもののためであると考えたほうが良いようだ。
その証左というか、j今回のマスコミの発表ではその辺の金額内訳を明記しているところがみつからない。
くだんの番組でもはっきりと映したのはほんの一瞬でキャプチャーするタイミングがつかめなかった(録画すべきであった)。

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2009/04/04

AVIC-T10買ってみた(2)

前記事の続き。
1週間ほど通勤を含め使ってみたところを。
慣れてくると駄目なところも見えてくるので。

音声ガイダンスがややうざいという感じはある。
丁寧といえば丁寧だが、SDオーディオで聴いていながらだと頻繁に中断されるのでうざったい。
まあ、通勤での使用で道がわかっているからなおさらだとは思うがそれを差し引いても感じる。
中断も一度中断して無音声になって数秒してから音声が入ることもありこの辺は処理がよろしくない。

通信契約をしていると目的地の天気や気温まで音声でも教えてくれる。
会社では曇り程度であったのに自宅は雨というガイダンスがでたこともあったが、自宅付近にはいると実際雨が降っていたのにはある程度偶然ではあろうがちょっと感動した。

分岐点で音声がでるのだが、直前での案内が遅れがちになるのには苦笑する。
既に曲がり終わって次の道にはいろうかというのに「右です」とか言われても意味がないではないか。
常にそうでもないので処理遅れが生じることがある、というレベルのようだ。
SDオーディオの中断もそうだがどうも動作がばらついている。
どうも気になる。

通信による到着時刻予測は割りといいぐらいの感じだ。
まあ、田舎なので情報が少ないということもあるから過剰な期待はしてはいけないのだろう。
少なくとも通常の単純な設定時速からの算出よりは正しい。
経路の渋滞具合とかある程度はみているようでそれに応じて補正がかかっているのが分かる。
幹線道路のほうが正しく、わき道(要はVICS非対応の道路)が多いと誤差が大きくなる。
それにしても意外と細い道でも渋滞情報が出るのには驚く。
確かに前の機種(電波方式)のVICSではなにもでていなかった道でもこの機種ではでている道が結構ある。
公式サイト等でも宣伝されているが実際に体験すると凄いと感じる。

動作ロックに関して
安全確保のために走行中のナビの操作ができないようにするのが通常である。
パーキング状態やサイドブレーキに連動するスイッチをつけて操作制限をする仕掛けをするのが多いと思うが、このナビではポータブルなので配線は不要になっている。
そこでジャイロを使って走行状態を監視して、動き出すとボタンがグレーアウトして操作できなくしている。
動き始めはしばらくは使えるがいったん動くときちんと停まらないと駄目。
停まればまた継続して操作が出来る。
グレーアウトして操作不能になった状態で現在位置ボタンを押せばナビ画面に戻るので問題もない。
この感覚は正しい。
ちなみに総ての機能をロックするわけではなく、一部の機能は使える。
経路探索では自宅設定だけは可能だったりする。
ワンセグは操作できない(視聴は出来る)が、SDオーディオは操作も出来る。
この辺はよくわからない。
まあ、運転手本人だけとも限らないからオプション機能総てをロックするのもどうかと思うが。

SDオーディオについて
画面デザインは良いのだが操作デザインがひどい。
当たり前といえばそうだが日本語ファイル名も問題ない。
フォルダーを作っていれてもフォルダー管理はなしでフラットに表示される。
SDHCも対応しているのだがこれでは意味がない。
ファイル名が表示されるので[title1]とかいう名前だとなにがなんだかわからないことになる。
iTunesでは曲名をファイル名にすることが可能なので問題はないがしかしアルバム名などは分からない。
ファイル名が長い場合には自動スクロールはする。
ゲージか残時間が表示されて欲しい。どんないい加減なプレイヤーでもたいがいついているのに。
早送り戻しなどができないのは厳しい。
タッチなのだからゲージでできるとベストだが、10秒固定でもあると便利。
次タイトルや前タイトルへのワンボタンがあるが、タイトルリストがすぐに出るからむしろこれはいらないだろう。
イコライザなど送りでやるがタッチパネルなのだから一覧してできたりすれば良いと思うのだが。
どうもちぐはぐ感がある。
最低限の機能だけで褒めるところがないというレベル。
まあないよりはあったほうが良い。なんだかんだで不自由に感じながらも使ってはいる。

音について
いうまでもなく本体のスピーカーでは厳しい。
私の車ではナビ音声は問題ないがSDオーディオでラジオ(PodCasting)だと聞き取れないことがままある。
イコライザで「3D」にすると結構聞きやすくなるが。
台の側にも端子があるのでここはやはりカーオーディオに繋ぐのが筋であろう。
FMでもいいし私はカセットテープ方式で繋いだ(今は980円で売っているのですね。FMよりずっと安い)。

文字入力について
せっかくのタッチパネルなのに、携帯風入力になっている。
つまり、「お」を入力するのに「あ」のボタンを5回も押す必要がある。
ボタンの大きさの確保や携帯風にするのがいいと判断したのだろうか。
まったく理解に苦しむ。
携帯電話でもいわゆる(ポケ)ベル打ち対応機種が少ないとは言うが、ここはベル打ち風にして欲しかった。
ベル打ちでもソフトキーボードなのだから動的に表示を変えれば入力が難しいことは全くない。
ボタンの反応が悪いと書いたがここでその悪さでいらつくことになってしまう。
しかも入力反応が一定でないので余計にいらつく。(同じ画面で5回単調に押すので余計に目立つ)
この点でこの機種の評価を大きく落とさざるを得なくなる。
iPhoneみたいな方式もあるしタッチパネルならでの入力方法はいくらでもある。
少なくともこの機種での方式はやり方として最低(やってはいけないレベル)ランクに属する。
文字入力はいろんな場面で使うからこそ重要なのにと思う。
通信やらネットやらいうのであればなおさらである。
ちなみに前機種では50音一覧が出た。これはこれで使いにくかったが。
可能ならばソフトウェアアップデートで対応してくれるとうれしいが基本はバグフィックスだから無理だろうか。

以上、また書くと思うが今回はこのぐらいで。

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堀江会見と小沢秘書問題

リンク: Business Media 誠:「一方的な報道による誤解を解きたい」――堀江貴文氏の逮捕後初の会見を(ほぼ)完全収録 (5/6).

正直私は堀江逮捕の理由がよくわかっていなかった。
というか、すくなくともマスコミ報道を見る限り合点がいくのはなかった。
で、この記事を読んでも逮捕の理由はやはり理解できなかった。
記事中にもあるようにその根拠となる法律に対する知識のなさからくると思われる。
おそらくこれを理解できる人はこれも記事中のように会計に詳しい人でないと無理だということを感じる。
そしてなんでこのような法律で規制があって刑罰が必要なのかも。

つまり、やや穿った見方で言えば、ひとというのはそれを専門知識が必要がゆえに理解が困難な法律によって逮捕されるということがありえる、という事実があるわけだ。

「まったく無名な人が高速道路を100キロオーバーで走っていても捕まえないが、堀江や小沢の秘書みたいなのが1キロオーバーで運転してたら捕まえる」というような例えが簡単に言うと正しいです。

小沢秘書逮捕に対してのコメントで堀江氏はこう感じたようだ。 小沢秘書逮捕に関してはそれなりに背景の法律は理解しているつもりなのであるが、逮捕に関しては疑問を持っていた。 秘書が悪くないとは思わない。犯罪を犯していないともいえない。 しかし、ひとついえると思っているのは、彼(の立場の人間)が逮捕されるのであれば、もっと大量に人間(議員や関係者)が逮捕されないと公平感に欠けるのではないか、ということである。

ひとついえるのは逮捕というのは結構恣意的に行われるし行うことができる、という事実だろう。

単純に言って献金が行政や立法に反映されやすいのは与党である。
同じ状況であれば与党のほうが罪が深い、と考えるのが妥当ではないだろうか。
(これは自民民主の話ではなく与党野党である。当然ながら公明も与党である)
地元での口利きという論があるが野党国会議員が地方での公共事業行政に口利きが可能なのか、単純に疑問でもある。(マスコミでも口利き論は言ってもそこまでつっこんで報道しているものはごく僅か)
自民議員が金を返せばいいのではないかというのは明らかにおかしいし、それこそ叩くべきことだと思うのだがテレビマスコミではそれもない。

検察が主導した逮捕劇、それにまんまとのせられた報道、そして国民。

国策逮捕はない、のならばこれは検察による民主潰しという考えもある。
自民・政府が裏で手を引いたのではなく、検察(官僚)そのものが民主を潰したがっていると。

正直、私は民主が政権をとっても様々な癒着や官僚にあまねない政治や法を正すことは厳しいんじゃないかと思っていた。
しかし、もし検察(官僚)が民主潰しをしたいと考えるのであれば、現場にいる官僚は十分に危機感を持っていると考えていることになる。

民主が政権を取るというのは実は官僚連中にはちゃんと効果があるのではというのがこの逮捕劇で図らずも見えてきた、と感じる。

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