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2008/06/27

メーカーもちょっとは怒ったほうがいいと思う

リンク: ダビ10譲歩は“大人の対応”、権利者側が「消費者重視」アピール.

権利者側の考えがいかにずれているのか、よくわかる発言で興味深い。

仮にCDプレイヤーやテレビがなくなったら彼らはどうするのでしょうかね。
テレビはともかく、CDプレイヤーなんか儲けにならないような商材なんだからやめちまうっていうメーカーの選択肢もあるわけだわな。実際に実質オーディオブランド会社の廃業がいくつかあったし。
MDなんかはとうにないも同然だし。

補償金制度にたかっているような状態でどんどんその補償金収入が減っていてあせっているんだろうな。
音楽用CD-Rなぞは補償金のないCD-Rなんかなくても現状では売れないものなんだから瀕死状態。
MDも補償金とっていたが、いまや誰も使っていない状態。
DVD-Rもどんどん使う人が減っているのではないのかな。
ふりかえれば私自身、ここ数年DVD-Rを買っていないことに気づく。
Blu-rayも数の伸びが全く悪いようだ。
保存するのは面倒だし別にいらない、どうせ見ないということに気づくともうDVD焼きなどはしなくなる。
HDDにいったんは保存し、一度見て消す。そういう生活になる。
これは手元におきたいな、と思ったものはDVDで購入する。

音楽でいえば携帯電話やiPodで聴いているのが現状。

こんな流れだから無理やりにでもHDDやらiPod、その先は携帯電話にまで補償金を求めるのだろう。

何度も言うようにこれは記録メディアではなく簡単に消えちゃう一時記憶だから補償金を取るには不適当。
どうしても取ると主張するのだろうか。
将来的にはオンラインになって揮発性メモリにだけ置くようになるようにも思うが、そうしたらどうするんでしょうかな。
電源を切ると消えるメモリに補償金を請求するのかな。
それとも回線に請求するのかな。
まあ、早々に破綻するのがこの補償金という考え方なのだからどうしょうもないわな。

実質的なコンテンツの流通はこれらの機器でやっと維持しているのが現状なのではないのかいな。

こんな現状を棚上げしておいて、コンテンツというものが絶対的にあるような言い方をして、それにただ乗りで機器を売っているという発想をするに至ってはまったくあきれるとしかいいようがない。

電機メーカーはCDやDVDプレイヤー、TV、携帯電話の音楽・動画再生機能これらを全廃しても、まあ、苦しくなるが死にやしない。今はAV専業というところはそうないからね。
AVでもムービーなどの用途もある。
TVでなくてもパソコンやゲーム機用のモニターという逃げ道もあるからね。
別に日本で売らなくても海外でも十分稼げるという現状もある。
既にほとんどのAV系日本メーカーは少なくとも半分以上は海外で稼いでいるんじゃないかな。
海外というのは昔は欧米をさしていたが、今ではアジア各国、南米なども市場として存在している。
だから市場規模が半端じゃない。
そして少なくともソニー、松下、シャープは海外でシェア上位にいる。
つまりもはや日本市場などは数割であってそっぽ向くことも不可能ではないんですよ。

反面、放送局や音楽関係者はこれらの機器がなくなったらどうなるの?
放送業界はテレビやラジオがなくなったらもう廃業だわな。
音楽関係者はコンサート収入ぐらいしかなくなるけど大丈夫?
映画関係は映画興行だけになるけど、まあこれはちょっと昔に戻るだけですか。

その辺をもっと考えて発言をしたほうがよいのではと思うなあ。


さて、記事にあるメーカー側の対応の遅れ、という話。
おそらくメーカーの現場の判断ではここまでこじれたんだからどうせ北京には間に合いっこない。
権利者がそう簡単に首を縦に振るわけはないし、とくくったのではなかろうか。
どうせ間に合わないんだから対応作業は後回しでいいや、っていう形になっていたんではなかろうか。
メーカーの現場は権利者連中と違って暇じゃないんだからいろんな開発なりに追われている。
既存の機器の対応も必要とはいうが、次に出す商品の開発もやっているわけだ。
直近でやるべき仕事があればそっちをどんどんやっていかないといけない。

いまごろは急転直下、えー、北京に間に合わせるのー、っていうんでてんてこ舞いしているのではなかろうか。
これもまあ権利者の連中の平和ボケな発想がよく現れていて笑えるところではある。

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2008/06/22

公務員のマイレージの扱いにみる彼らの発想

http://mainichi.jp/select/today/news/20080619k0000m010062000c.html公務員のマイレージの扱い。
この話はほんとうにささいな話に見えるが、今の政府や官僚の発想というものが良く現れていると思う。
こんな発想だからいつまで経っても無駄な機関は減らないし根本的な経費削減ができず、いくら税金を取っても足りないのだと。

 町村信孝官房長官は18日の記者会見で「マイレージで出張旅費が安くなるなら、税金の節約になる」と発言。出張者が共同で使える政府名義のマイレージ発行を、航空会社に働きかけていると明らかにした。数年前に外務省も打診したという。

これは本来使用者側が負担すべき管理を航空会社に押し付けようという発想でしょうか。
民間圧迫もたいがいにしてもらいたいものだし、航空会社の定めたマイレージの原理原則からも航空会社側の反発は当然と言えましょう。

優秀な頭脳が集まっている公務員がわからないわけがないとおもいますが、これは下記のように運営すれば良いだけです。
1)出張報告および経費清算においてマイレージも併記する
2)基本はマイレージをできるだけ使用した上で経費請求を行うことを推奨する。
3)ただし一定額相当以上のマイレージがたまっているのにもかかわらず使用しない場合には勧告を行い、場合によっては経費請求時に使用したとみなして相当分を減額する。
こんな感じで良いのではないでしょうか。
まあ、もともと個人に供しても私はかまわないと思いますし、経費削減を少しでも、という趣旨であるので端数はかまわないのではないかと。

要するにちょっとした経理的な書類上の変更で済む訳です。
しかも各個人出張者のほんの誤差程度の時間負担が必要なだけです。
それをなんでおおげさに管理部門を必要とするような話になるのでしょうか。

まさか出張経費というのは管理されてなくてドンブリ勘定でやっているんですかね。それなら無理ですが。

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2008/06/19

なにを言っているのか理解できないが・・・「ダビング5でもタイムシフトでも製作者への還元は必要」

リンク: 「ダビング5でもタイムシフトでも製作者への還元は必要」.

要するになんでもいいから金をよこせとそういうことなのか。
彼ら、自分でなにをいっているのかわかっているのかね。

そんなに逸失利益とやらが気になるのならテレビ放送などしないほうがいいと思うよ。
どうせテレビで放送するから映画館で見る必要はないとかDVDを買わないでいいや、とか思う人はたくさんいるんだから。
実際、私自身、一度テレビでみたものはいままでDVDやVTRで買ったことがない。
ちなみにそれをDVDやVTRで取っておいたことはない。
録画されちゃうとか、そんなのは些細なこと。
放送自体が大問題なのだから。
コレクターがいる以上は保存メディアであるDVDやBDに補償金かけてもかまわないと思うけど、タイムシフト手段にかけるという理由には全く繋がってこない。
些細だからといってとらない理由にはならないといいながら耐え難い悪影響云々とかまったく支離滅裂。

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Firefox3

3の正式リリースが公開された。

Downloadギネス記録挑戦というけれども、サイトが重くてつながらないというのはどうよ。
ということで仕方なく窓の杜からダウンロード。
今日で会社のとデスクトップとノートの3つに更新。
特に問題なく、確かに描画が速くなっているのが実感できる、ほどに速い。
ITmediaとか目に見えてわかるのが凄いです。

とりあえず拡張機能とかプラグインとかテーマで弾かれるのがあるのは仕方ないか。
まぁ、おいおい対応されていくだろう。
でもフォク助テーマは本家として同時対応しといて欲しかったなと思うわけだが。

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2008/06/14

よくわからない補償金の意味

リンク: 本田雅一のAV Trends 補償金制度への「さらに大きくなった」疑問.

ほとんどが私と同じ感覚なので特に異を唱えることはない。
PCやHDD機器への補償金について私の考えるところを簡単に書いておく。

根本的にHDDに対して補償金をかけることはまったく異を唱える。
どなたかの記事にもあったがHDDは記憶デバイスとしては保存というよりはキャッシュ(一時性)の性質を持つ。
これは根本的にHDDが非常に壊れやすい、保持力の弱いデバイスであるからである。
寿命も使用時間という考えでは非常に短いという宿命を持っている。
もちろんその反面、高速で大容量な記憶を安価に得られるというメリットがあり、弱いのはデメリットである。
様々なデバイスの中でその用途とバランスから使用されているに過ぎない。

この弱いデバイスであっても、ひとつだけ回避手段がある。
それはコピーである。あるハードディスクの中身をそのまま全部、等しいかそれよりも大きいサイズのハードディスクにコピーすれば良い。
私自身、適当な時期に新しく容量の大きなハードディスクを購入し、コピーしてデータを継承してきた。
実際、もう20年も前のPCのデータさえ残しているが、これはコピーが無限にできるからこそ可能なことで、このコピーの無限性が保障されている条件の下で、ハードディスクは保持メディアとしての価値を認めることができるわけだ。

さて、録画に関しては全く該当しないということがいえる。
ハードディスク同士のコピーはおろか、自作機においてはマザーボードを交換したらもう再生ができないのである。
いわば自己再録しか保障されていないわけで、これは一時的保存としかいいようがない。
VTRでも他のデッキで再生できるのだからこれよりも劣化している。
つまりこのような厳しいコピー制限を強要するのであればハードディスクでの記憶デバイス=メディアと認めることは出来ず、当然ながら補償金の対象とすることは全く許容する気にはなれない。
ちなみにRAID1/5などでの運用による冗長性によるデータ保護はおそらくは今までの彼らの論理からはコピーとみなされるだろうから許容されないだろう。

もし保存とみなすのであれば、機器間のコピー、最低でもムーブを許容しないと話にならない。

CDからの取り込みが基本となるカーナビやiPodについては本田氏の論理そのものである。
機器から補償金を取るよりも、CDの段階で補償金相当を込みにしておくほうがよっぽど的確と思われる。
最近はCDをそのまま聞いている人は非常に少ないのではないだろうか、と思うからである。
一方でiPodではiT(M)Sでの購入や写真をいれたりPodcastだったり(VideoPodcastもある)、また容量を使い切っていなかったり(*1)と適当な補償額を設定するのは非常に難しいはずである。
携帯電話でも同様である。
PCでのハードディスクの使用はさらに多様を極めるのだから無理というものである。
CDから携帯やiPodやPCに複製される、ということを想定するのであれば、そのあまりに多様な利用法や相手の種類の多さに対して峻別せねばならないし、これから想定外の機器の登場を考えないといけない。
さらにいえばこれらで縛りにくい海外製品などはさらに話がややこしくなるか不公平になる。
さすれば、大本(ソース)であるCD単位で管理・課金したほうが遥かに合理的で的確な徴収になるとしか思えない。
CDでとるのはおかしい、CDでしか聞かない人もいるではないか、という論には、じゃあといって機器側でも全く同じ論理を張ることが出来る。
プライバシーに踏み込まない以上は、完璧な管理が出来ない。
これは比較論であってどこかで取らないといけないのであればCDのほうがましという論でしかない。
もちろん取る必要が無いという結論になれば極めて話は簡単なのだが。

(*1)私の現在のiPod80Gでは残量は30G近くもある。
40Gでは入りきらないから80Gにしただけなのである。
節約して40Gを使えばいいではないかという論は私の感覚では却下する。
すべての手持ちのCDを入れる、ということにiTunes/iPodの意義のひとつを見出しているのだから。

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2008/06/11

年金天引き額と消費税上昇のトレードオフ

リンク: “基礎年金の財源=消費税18%”の欺瞞 / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社.
森永氏の論に寄ればたかだか消費税2%の引き上げでまかなえるという。
それならば大賛成である。

森永氏の論点にもはいっていないのだが、年金を税金でまかなうということは、(サラリーマンで言えば)給与明細の中から厚生年金の天引きがなくなるということである。
私個人でいえば現在給与所得のうち、10%弱が厚生年金で天引きされている。
これがそのままとりあえずは私の手元にくることになる。
これをあがったぶんの消費税に充当すると考えれば、大雑把に言って消費税として10%までは上げられても私から強制的に吸い上げられる金額は変わりない=実質的な可処分所得は変わりないのだ。(実際は他にも税金やらひかれているのでもうちょっと高くても良い)
もちろん現在の貯金の分とかそういうのは別だが、短期的な視点になるのでおいておく。
よって消費税アップが2%程度で済むのであれば差し引きで私の可処分所得は増えるので非常に嬉しい。
つまり現状の消費税5%+年金分上昇10%が上限程度までなら、私は金銭面で反対する理由がないのだ。

みなさんの家計ではどうだろうか。
消費税があがるということにアレルギー反応を起こすのではなく、冷静に可処分所得がどうなるのか、という観点で計算して自分の許容がどの程度あるのか計算し、それで評価すべきではないだろうか。

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2008/06/08

PC用デジタル地上波チューナー(2)

リンク: 5分で分かった気になる、5月のアキバ事情:アキバに流れる“第2の地デジ解禁”を待つ空気 (1/2) - ITmedia +D PC USER.

予想通りすぎて面白くもないがやはり全く売れていないようだ。
前回の記事でも書いたように涙ぐましい努力をメーカーが払っている。
のにも関わらず総スカン状態。
その責任はメーカーにはないにも関わらず、だ。

前回の記事の訂正が必要なようだ。
編集が出来ると書いたがどうやら編集が出来ないようだ。
これはCMカットというよりもベストシーンやおもしろシーンなど必要なシーンの抽出が出来ないということ。
CMカットされると云々という声もあるが、むしろCMを抜き出すマニアも珍しくはない。
PCの操作性の自由度ゆえに適当に取っておいて抜き出すというのが現代的でハイテク。
抜き出せないということは開始と終了をPCの前にいてタイミングよくクリックをしろということらしい。
いったいいつの時代の話だろうか。

というか、これではレコーダー以下の使い勝手。
売れるわけがない。

これならHDTVキャプチャーボードを使っていったんレコーダーに録画したものを、再度PCで録画したほうがはるかに使い勝手が良いわけでそのためボードが売れ続けているというのも至極当然の結果といえる。

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