PSE騒動の結末?
経済産業省は28日、電気用品安全法(電安法)の基準に適合し安全なことを示す「PSE」マークがない中古家電でも、2001年3月以前に製造されたものについては販売を認める方針を固めた。産業構造審議会の小委員会が同日、マークなし販売の容認を提言したのを受けた措置。PSEマークをめぐっては昨春、マークのない在庫品を販売できなくなるリサイクル業者や、音楽家らを巻き込んで大混乱を引き起こしたが、軌道修正することになった。秋の臨時国会で関連法令の改正を目指す。
経産省は01年4月に電安法を施行。新品か中古にかかわらず、漏電などの検査をした上でマークを取得しなければ、販売できない制度がスタートした。しかし中古家電を扱う業者などは、06年3月末に経過期間が終わるのを前に反発の声を上げ改善策を要求した。
(共同)
全文引用させてもらいました。
まぁ、なんというか、結局なんだったのかということですな。
論理的に考えればまったくナンセンスだった処置だったわけで、ようやく間違いを認めた形になるのか、って感じですな。
まぁ、実際には委員会からの提言により修正をする、ということで自分らはしぶしぶ従います、俺たちは別に悪くないっていうのが役人の基本姿勢なんでしょうな。
当然ながらあの時ふざけた解釈をしていた役人どもはなんの責任もとらないのでしょうな。
物議をかもしていたあの時期にこのような措置を行えば役人どもの責任の追及は免れなかったでしょうが、あれからもう半年以上も経過しているから、ほとぼりが冷めたころに、ってところもあるんでしょうな。
天下り先(検査機関)もおおむねできただろうし。機材もかなり購入したでしょうからきっちりリベートもせしめているのではないかというのも容易に想像がつきます。(まぁそんな証明なぞできないわけですが)
一年リースとか言う気の利いたことはしていなんでしょうなあ。
当然これで検査機関は無用になるはずでしょうが、続けるでしょうな。
マスコミが騒ぎ出すか、きちんと議員や役員が予算チェックして追求でもしなければおそらく「一定の必要性はあると考え、続けていた」とかとぼけて血税を貪りつづけるのでしょう。
まぁ、とりあえず中古流通もこれでもとに戻るでしょうから、私個人としても死蔵していたコンポやらLDプレイヤーやら、使わなくなった家電製品も無事に売ることができますな。
この件でもネットで騒ぐということはあながち間違ってもいないということがわかってよかったですわ。
私も微力ながらこの場で書かして貰いましたけど塵も積もればの塵の一かけらにでもなればなあと思って書いたわけです。
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