WindowsVistaのβ2が公開されたということで遅まきながら入れてみた。
自宅ではWindows2000、会社ではWindowsXPが主な環境である。
入れたマシンの環境
・Intel P4 2.40C HT
・Radeon9600Pro(256M)
・Memory 512MB
・HDD 160GB
・Display 1920x1200/DVI接続
性能に関するところはこんなところか。
インストール時間は特に測っていない。最近はパソコンの前で待つというのをひどく嫌っている。
例えば10分もかかる作業に対し待つほど暇ではないわけで。
そんなわけで開始したらさっさと録画した番組をみていた。
視聴を一度中座されただけで済んだと思う。W2kあたりだと何度となく中座させられてむかついたものだが、Vistaではだいぶ改善されたらしい。
W2kレベルだと、近年のLinuxのインストーラーにも負けるレベルなのでそれはさすがにないのだろう。
起動も特に重くなった感じもない。ただ、W2kでもパッチがあたるごとにどんどん重くなっており、それとの比較だからいいともいえない。まぁ、起動時間などどうでもいいことだ。
当然だが1920x1200の32bitで表示されている。
最近はLinuxでも自動でできるぐらいだしな。
よくみると色合いや階調の感じがいつもと微妙に異なることに気が付いた。
これは簡単に理由が推測できる。
ディスプレイのプロファイルでγ補正を行っているからだ。
これが自動的に設定されるはずもなく素のままになっているだけだろう。
XPや2000用のプロファイルデータはそのまま使えるだろうか。そういえばやっていなかった。
Aeroglassとかよくわからないが、スリガラスのように半透明で背景が透けて見える。
正直何の意味があるのか理解できない。ま、ギミックなんだろう。
かっこいいのかな?そもそもタイトルバーなんてどうでもいいよな。
フォントはだいぶ改善されている様子。なんとなく自然になった感じがある。
ClearTypeとかいうのだっけ、その効果とやらは理解できないが、フォントに気を使うようになった、見やすいフォントを作ろうという姿勢は正しいので頑張って欲しい。
とりあえずFireFoxをいれる。動く。あちこち回るとFlashプレイヤーが必要なるので入れる。動く。
動画でも見ようかとフレッツスクエアにいく。動画をクリック。エラーがでて再生できない。
おそらくコンテンツ保護の仕掛けが悪さをしているんだろうけれどもなんとも。
まぁ、最悪でもこの辺は有料運営されているから運営側が対応するのだろうかな。
(フレッツスクエアやGyaO等は「利用は無料」だが「有料で運営」されているのだからそこを勘違いしてはいけない)
ちなみに手持ちなどの他の特に保護のないWMPファイルは再生できている。
MediaCenterが入っているらしく、ではとDVDの映画などを突っ込んでみる。
なんなしに再生される。画質は悪いな。拡大のアルゴリズムのレベルの低さが見て取れる。
まあ、おまけなんてこんなもんか。
この辺でそろそろ飽きてきた。
フォルダの共有でもやってみるか、と思ったが良くわからない。
また、他にはどんな機能があるんだろう、とヘルプをたたいて見る。
・・・なんか日本語おかしくないか。・・・・
よくよくみると機械翻訳らしい。
そういえばMicrosoftのサイトでも英語のヘルプを用意して機械翻訳で日本語表示させているというユーザー無視のふざけたことをやっていることを思い出した。
台湾製やらのあやしげなDVDプレーヤーを買うとついてくる、あのあやしげな日本語取説といい勝負である。
もともとただでさえMicrosoftは勝手な技術用語をぶちあげてわけのわからない文章なのに、それを機械翻訳されたらさらに意味がわからない。
で、読んでみるとやっぱり意味がわからない。
台湾製のは数万台なりを売り逃げするような商品だから構わない。つか、説明書なんか不要。
MicrosoftのVistaって日本中で百万から千万単位で売ろうという商品でしょうが。
当然日本法人もそれなりの規模の会社がある。なのにこの所業はいったいどういうことか。
というわけで気分を害してヘルプを見る気も失った時点でエンド。
で、気を取り直して提灯記事でもないかと探したらあった。
J・オールチンが薦める「Window Vista」の魅力
MicrosoftのWindows部門トップのオールチン、という人への取材を元にしたもののようだ。
これは期待が持てる(笑)
で、読んでみる。。
Vistaには、新たに派手なグラフィックス表示機能や、洗練されたユーザーインタフェース、高度な検索機能が搭載されることになっている。ほかにも、ペン入力のサポートが改善されたり、今後の予定や新着メール、時刻といった各種の情報を表示できるWindowsサイドバーが追加されるなどの変更点がある。
えーと。。これが新機能ですか?OSのやることですか?
あぁ、検索機能。
そういえば事前アナウンスで唯一、目を引いて期待をしていたWinFSは開発中止になったのだったな。
すべてのアプリで利用できる、統一性のある検索・データ-ベース的ファイルシステムを提供するという、あれこそが新生代OSがサポートすべき機能であって、OSに載せる意義があるものなのに。
はっきりいってIEとかWMPとかはOSに載せる機能ではない。むしろ載せるほうが害のほうが大きい。
さて、次は?
その理由として、フィッシング攻撃やスパイウェアなどの悪質なコードに対する防御機能が向上している点を挙げた。
はぁ、もうネタ切れですか。これも新機能ではないんだよな。
ちょうどいい機会だからユーザー管理を刷新するかと思えば結局ぐずぐずでパッチ当ての延長にしか見えないレベルで終わってしまったようだ。
XPでデジタル署名云々という機能(?)が搭載されけれども、問題のない、例えばサードパーティが作ったソフトでも(おそらく登録のコストの問題で)署名のないものがほとんどである。
これをサードパーティの問題と断罪する向きもあろうが、サードパーティの市場は1円を削る激戦場である。
登録のコストが馬鹿にならなければ、登録なんかばかばかしくてやってられないだろう。
ただ、説明書で「OK」で先に進んでください、とかけば済むことなんだろうから。
別の見方をすれば、これは登録のコストのほうが、説明書を一ページ割くよりもかなり高価である事を示している。
実はこれが問題ではないのだろうか。
そしてこのことによって一般ユーザーは反射的にあの警告が出てもOKで先に進むことを覚えてしまった。
この体質、仕組みを考え直さない限りはセキュリティは決して向上しない。
まぁ、あるとすればMicrosoftが訴訟や責任を逃れるという効果があるだけだろう。
もうMicrosoftにとってのセキュリティはユーザーの観点ではなく自分がいかに責任を逃れるか、儲けるかという観点で動いているとしか見えなくなってきている。
XPでそのアラがあちこちにみえたのであるが、Vistaではそれを刷新するどころかさらに上塗りでごまかそうとしているようだ。(この記事を見る限りでは)
例えばネットワークに繋いだだけでパッチを当てる前にウィルスに侵される、という問題についても、繋いだら侵されるのにそのパッチがネットワーク上にしかない、という状態をマイクロソフトは作り出した。
これがおかしいという感覚のないおかしな会社である。
この時はさすがにさんざんおちこちから叩かれてようやくCDを配布した。
これもおかしい。普通ならパッチのCDを作れるように単体で導入できるツールを公開すればいいだけのことである。
問題ないPCでダウンロードしてCDを作成、新規のPCに導入すればよい。
そういう感覚や常識がおかしいのだからいつまでたっても泥縄でつぎはぎだらけで収束するわけがない。
セキュリティの問題は永遠の課題とうそぶいているけれども(それは事実の面があるが)根本的にやり方が悪いと収束するものも収束しない。
例えばWiFi経由で自動P2P云々という機能があるようだが、またあらたに穴をあけるつもりなのか、と苦笑する意外にない。
いったい何に使うのかそのメリットを全く理解できない機能を追加しておいて、これがまたどれだけ深刻な新たなセキュリティホール要因になるのか、という危険性を、彼らはどれだけ顧みているのだろうか。
まぁ、こんなことはどうでもいいことだ。私個人の感覚に戻そう。
最近はWindowsというとキャプチャーカードでTVや(DVDレコーダーやPCで)録画した番組を再生してみることが殆どである。
加えてフレッツの動画をみることもある。(GyaOまでは時間が回らない)
さらにたまにはiTunesで音楽を聴いたりPodCastを聴いたりもある。
写真を整理することもごくたまにはある。
そんなもんである。とりあえずVistaでは今はできないものばかりだ。
実際に使ってみてよくわからないというほうが先行した。
XPよりもさらに敷居が高いかな、と思わせるものであったことには間違いないようだ。
ちなみに私はいまだにLunaというXP独自のインタフェースに慣れることができない。
セキュリティなどの問題も強化といってもピンとこない。
健康でいろんな診断でもどうみても完全な健康体です、といわれているのに、健康にいいことをしましょう!と勧誘されても乗る気がおきないのと同じことである。
無論、健康だからといって定期健康診断を受けないのは愚であることは判っているので検診は欠かさないのだが。
総じて言えばVistaに移行する意義を全く感じ取ることが出来なかった。
むしろ新しいものに慣れたりトラブルに巻き込まれることによる苦労のほうがはるかに多そうだ。
通常は苦労があっても、それを上回るメリットがあるから新しいものに移行する。
パソコン自体がそういうものだ。苦労しても得られるものが大きいからこそ、パソコンを使う。
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