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2006/05/28

EPIAマザーを押入れから出してくる。。

現在のサーバーはThinkPad600(無印)なのだが、やはり非力さは否めない。
既に書いたようにBLOGとかを動かすと重い。
そこでお蔵入りしていたEPIA-TC10000のマザーボードを使ってみようと思った。

このマザーボードはSaturuPCを作ろうと思って購入したもので放置されていた。
SaturnPCとはゲーム機SEGASaturnをばらし、筐体だけを流用してPCをでっちあげようというものだ。
そのために一年前ほどに買ったのだが、いちおうは完成してVineLinuxをいれたりWindows2000をいれたりして遊んでいた。
ただ、問題は魔がさしてTC10000を買ってしまったことであった。
ともかくファンの音がうるさい。やはりというか長時間使用で熱暴走する。(換気不十分)
中はかなり密になってケーブルをかなり工夫して纏めないと難しい。
CD-ROMドライブも熱にあぶられたせいか動作不良に陥る、などの不具合がでて再度分解、で放置していたのだった。
まぁ、これらを解決する手段は思いつくのだが、正直熱意が薄れてしまい、実際作ってみるとやっぱり使うあてもなかったので放置していた。
熱意が薄れた一番の理由は、CD-ROMドライブのイジェクトで蓋がぱかっと開くのを再現したかったのだが、 その工作が結構難しいということが実際にやってみて判ったためである。
なお、CD-ROMドライブをUSBにでもして外付けにすれば難しくも無いのだがそれでは面白くも何とも無い。

ま、それはさておきEPIA-TC10000にとりあえずDebianWoodyをいれてみる。
最小セットを落としてきてCDに焼くのが最初。
120M程度か。それなりに時間がかかりそうなので玄箱に落とさせて昼飯を食べにいく。
CDに焼きこみをしている最中にEPIAマザーとACアダプターを出してくる。
余っている160MのHDDとUSB-CDROMドライブと余りのキーボードをつなぐ。
そうこうしているとCDが焼けたのでUSB-CDROMドライブに入れてブート。

特段何も考える必要がなく一通り導入。
まぁ、ネットワークに繋がらない!とあせったのもあったがよくよくみるとそのケーブルはHUBから外していたというくだらないオチ。
最近のインストーラーはほんとよくできている。
とりあえずtelnetで入れるようにしたらWindowsに戻る。TVを見つつ片隅でTeraTermでログインして操作。
どうせしばらくはローカルでしかやらないからsshは後回しで。
といっても追加はapacheとftpとbinutil、ついでにsambaぐらいか。あとntpdateとか細かいところをちまちまと。
Debianなのでapt-getでいれていけばいいだけのことで楽チン。

基本だけCDROMであとはネットワーク経由というのもむしろいいのかもなぁ、と思ったりもした。
なんせUSB-CDROMドライブが遅い。いや、 USBが遅いっつうより使っているドライブが5年ほど前の代物で8倍もでないせいもあるのだが。
ネットワーク経由のほうがディスクを入れ替える手間も無いし、なにより楽ちん。
既にネットワークというのはまさに水道ガス電気電話の様にあって当たり前の気持ちになっているが、 そうなればこういうスタンスも間違っていないのだなぁ、と思ったりもする。
使わないパッケージを含むCDROMイメージを落として作るのは無駄である、というDebianの主張も理解できる。

で、やっぱりCPUファンがうるさいので外して8cm静穏ファンで風をフィンに当ててみる。
BIOSでCPU温度をみながら当て方や距離をいろいろ変えてみたがなんとかなりそうだ。
もっとも負荷100%状態で長時間連続したらどうなるか、は確認できていない。
用途上、瞬間パワーが欲しいだけなので負荷状態でのテストはまぁ、いいかと。
後日温度計付きファンコントローラーを買ってきて負荷をかけて温度を監視しながらテストすることになろうか。

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ReadyDriveからみえる業界

ハイブリッドディスク技術を巡るIntelとMSの競合

ReadyDriveなる話が書いてあった。
要するにHDDのキャッシュにFlashMemory=不揮発メモリを使うという、発想としてはさほど目新しい話でもない。
が、昨今のフラッシュメモリの価格下落に伴いようやく現実味を帯びてきた、という話だ。

ただ、Microsoftの提唱するこの規格はHDDに含ませるといいながらなぜかWindowsVista以降で無いと使えないという不可思議なもののようだ。
HDDに含ませるのだからHDDの外から見たらただの高速ディスクになるの自然に普通に思える。
例えばHDDでキャッシュがなかろうが、16M積もうが、OSのサポートなど必要がないのと同じ話だ。

Microsoftが提唱しているから、Vista以降でサポートとしてVistaの販促に役立てたいという腹なのだろうが、ただ浅ましいだけとしかえいない。
またもせこい銭感情が世間の反発を招くのがいまだにわかっていないのだろうか。
まぁ、こういうところはほほえましくもあるのだが。

それならばまだIntelのマザーボードレベルでサポートするとしたほうがましだ。
OSは不明とあるが恐らくは仮想的に、つまりはプログラム側からは見えなくするするのではないだろうか。
正式対応OSとなるといちおうは記事にあるようにWindows2000とかにはなるだろうが、これはむしろレガシー規格には対応が面倒だから勘弁して欲しいということのような気がする。

これはOSを売りたいというメーカーと、CPUとマザーボード(チップセット)が売れればよいというメーカー(あ、フラッシュ自体もそうか)の立場の差異が現れており興味深い。

一番の筋はHDDで全部包括してしまって外から見えなくすることなのだが、それをできるメーカーが恐らくないのだろう。
記事にもあるが、できるとすればHGST(Hitachi/IBM)、東芝、もしくはSamsungか。
フラッシュが売れる、と捉えるか、自社のHDDの差別化=売上向上への寄与、と捉えるか。
その点にかかってくるのかもしれない。
HDD業界は斜陽とか言われてしばらく経っているが、今回の様にMicrosoftに先にあーだこーだいわれてそれに従うようでは本当に斜陽になってしまうのでは。

個人的には特定のOSでしか使えないパーツなど買いたいとも思えないのだが。
まぁ、全部込みで他に使いまわしができないような特化した構成で仕上げるという道もあるのでそれはそれでというところだが。

ただ、このPC業界、PC互換機というのはパーツごとを切り分けて企画し、価格と機能性能競争を行うことで発展・成長してきた。
その基本的精神をないがしろにしているわけなんだがね。
そして特化し、下手な独自性を打ち出したところは、結局は長続きしていない。

それにしてもこのような「一石」で色々見えてくるのがこの業界の面白いところだな、とつくづく思う。

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2006/05/27

こういう駄記事こそ(ry

グーグル検索:「知」結集で価値評価し大躍進も事実の見極めも必要

うーん、何を言いたいのか判らん。
嘘は別に言っていないのだし、グーグルつうか検索なんて所詮はあちこちで書かれて発表されているのをキーワードでひっかけて表示させているもの。
そこの真偽を評価するのはそれを読む人間なのはいうまでもなく、なにをいまさらという感なのだが。

ただこの辺が情報リテラシー、本来のIT教育であるのだとは思うな。

人の言うことはまず疑ってかかれ。真偽を見抜く目を養え。人を見抜く目を養え。そのためにはひたすら日々勉強。基礎知識のない、そして応用力のない人間ほどだまし易い。
IT教育で言えばこの記事で言っている「グーグルの仕組み・仕掛け」を理解できる力程度は最低限だ。

そう、今の教師は絶対正しい、という前提すらも否定する必要があるのだな。
その上で、教師を信頼させ、教えを導く必要がある。

それはとても厳しい道である。それを避けてきている。いちばん簡単なのは盲従を教えることだから。

無論、報道さえも疑え、新聞も疑え、書籍も疑え、当然ネットに書いてあることも疑え。
実は極めてシンプルな話なのだ。
でも現実にはきわめて難しい。

さて、ネタのついでにいくつか真偽を見抜くコツをかいておこう。
・主張が首尾一貫していること。
・前後で述べている事実に矛盾がないこと。
これは最低限だ。
嘘は嘘を隠すためにかならずどこかに破綻がある。

・自分で読んだ文章の要約してみる。
よく記事には「言語明瞭意味不明瞭」といえるものがある。
多くはプロパガンダや雰囲気だけでミスリードを誘おうとするものだ。
これを見抜くには要約してみて破綻をきたさないかをチェックする。

・事実と推定、想像、感想を区別して箇条書きにしてみる
結果として何も事実を述べていないで感想だけの社説というのも散見される。
どうみてもこの事実からこういう結論をするには無理があるだろう、というのもある。

これらは慣れれば自然と頭の中で行われるようになり、ぼーっと読んでいていても「あれ?」と違和感を感じるようになる。

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2006/05/24

第2回私的録音録画小委員会

iPod課金の前に著作権保護技術の現状を再確認--私的録音録画小委員会

が開かれたようで見落としていた。
まぁ、この記事だけでもつっこみどころ満載なのであるがとりあえず勉強会というより洗脳というか誘導ではないの?という気がするのは気のせいだろうか(笑

それはさておき委員会の議事等を読まないと話にならないので文化庁のHPにいくが全く判らない。
少なくともトップページからはまず無理だろうな。
というわけでぐぐってみると

http://nirvana.blog1.fc2.com/blog-entry-58.html
という非常によくできた目次があった(笑

そこからたぐって本家の目次を探してみる。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/index.htm#gijiroku
があり、そこのうち 16.著作権分科会 私的録音録画小委員会が該当する。

これは判り難い。

なんとも杜撰な目次である。

これが“文化庁”なのか(笑

飾り気の無い軽量な目次でその意味では好感が持てる・・なんてことはない(笑
一番トップにバナーなんか貼っているんだからこれは単に杜撰なだけだ。
そもそも整理が全然されていない。

元締めさえもこんだけ混乱・混沌としながら進んでいるブツなんだ、ということを体現しているなぁ、
と嫌味を言っておく。
この目次の様に混乱・うやむやのうちに進んで決められてしまわないよう、監視が必要だな。

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2006/05/18

JASRAC、2005年度業績説明会

JASRAC、2005年度業績説明会を開催。ネット配信が停滞
-著作権保護期間の延長不要論は「バカげている」

「我々作家は一曲一曲魂を込めて、一生懸命作っている。これが命の綱。それをどんどん短くしろと言う。そんなバカな話はあるか?」

笑わせてくれる。“命の綱”って作家さんは既に死んでいるんですが。
作ってからとか発表してからとかいう議論であればその理屈も少しは理解しよう。
でも、作者の死後何年とかいう話なんですから意味がわかりません。
もっと別の理屈を出してきてくださいな(笑)

「国際的な水準である70年」

“国際的”といえばごまかせると思っているんだろうな。なんと浅はかな。
昨今の異常な延長は「ディズニー法」とか「チャールズ法」と揶揄されている悪法とみなされている向きも国際的にあるのですよ(笑)

「Podcast配信や・・」

まぁ、どうでもいいですよ。Podcastでは音楽は扱わない、という感じになっているんじゃないですか。
とある有名番組では「それではリクエスト曲○○です」の次に間髪をいれずに「○○でした」という調子になっている。初めは「はぁ?」って感じだったけど今はもうすっかり慣れた。
せこいことせずに曲を流させてくれれば「あぁ、こんな曲なんだ。アルバム探してみようか」となるんだろうけどな。
曲名だけだと仮に興味を持っても名前だけだと数分もしないで忘れますから(笑)
配信で金を徴収しようとするとそこに雪達磨式に金が買ってあほらしい事になる。
まぁ、そういう焼け太りで金を稼いでいるJASRACはそれが当然だと思っているんでしょうけどね。

「着メロ」などに停滞感

極めてまっとうな感覚だと思いますな。機種変をしようとして移行できないことにやっと気がついた人がでてきた(普通の人はそこまで予測しないですから)って所でしょうか。
ようやくauのリスモシステムなどで機種変による喪失を防げそうですが、キャリアを変えたくなったらやっぱり駄目なのは同じ。

「牽引者が期待できなくなってきた」

思わず吹いた。牽引者たる人たちを潰してきたのは他ならぬあんたがたでしょうが。
インタラクティブが足踏みなのも当然。iTMSに対してさえあれだけ嫌がらせに近いことをしてきた(としか傍目には見えない)わけで他の事業者が躊躇するのは当然といえる。

「中国からの著作権収入(略)は630万まで拡大、台湾からも(略)230円まで増えた」

どんなちんまい商売しているんだか。630万+230万じゃああんたらの一人の給料さえ賄えないでしょう。(ちなみにJASRACの社員は平均年収1000万くらいらしい)
もっとまじめに取り立ててこいよ。国内で問題になっているくらいあこぎなやりかたでさ。

ここの記事ではないけどPCへの補償金の話をしていた。

そもそも補償金の存在自体が疑問視されていたわけである。
これとともに死後まで規定されている著作権そのものの見直しとともに何度でもちゃんと議論すべきだろうな。
どうやら先の審議会では疑問視する意見がでてきたこともあり、反対派を一掃して構成員を身内で固め、そのうえで審議しようとしているようだ。
なんとも茶番としかいいようがないが、彼らはそういうせこいことをしかけようとしているようだ。
文化庁もグルになってこっそりと法制化をしてしまうことは十分に考えられる。

彼らのやり方(せこさ)はもうわかっていることなのでこっそりはもうできないと思うが、
要注意だ。

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2006/05/17

Appleが携帯電話・・作ってくれないかなぁ。

なるほどなぁ、と感心したので引用。

神尾寿の時事日想:
Appleが携帯電話を作ったら……

だが、携帯電話メーカーとキャリアの人間が、洗練されたシンプルを形にすることは無理だ。発想の問題ではない。製品開発のプロセスと決断の仕組みが、UIの連続性とイノベーションの持続性を求めるからだ。

 おそらく同じ理由で、ポータブル音楽プレーヤーの世界で、ソニーはiPodのコンセプトとUIが作れなかった。ソニー開発陣の能力の問題ではなく、プロセスと決断の仕組みが、連続性と持続性を無視した革新、洗練されたシンプルの具現化を阻んだのだ。

携帯電話メーカーだけではなくておおよそ製造業はすべてにおいて陥っているのではないだろうか。

つい、この間、友人がiPodが欲しいというので買いにつきあったのであるが、iPod nanoで改めて気がついたことは、ヘッドフォンジャックがあたりまえの様に3.5mm径であることである。

あの薄さで3.5mm径というのは実はかなり珍しいのではないだろうか。
大抵は2.5mm径に逃げる。なぜなら加工の困難さや、コネクタが特殊部品となるために避けるからだ。
特殊部品となると部品コストがあがるためだ。
もしくはケースを若干膨らませて(起伏のある形状となる)ごまかす。

しかしiPod nanoはそれをやらなかった。
それをすることで製品価値が著しく台無しになることをちゃんとわかっているからだ。

さて、特殊部品となったからといってどれだけのコストが上がるのだろうか。
正確なコストはわからないが、せいぜいが百円程度であろう。
しかし多くの製造業の会社はそれを嫌う。
会社の偉い人曰く「なぜ、たかがヘッドフォンジャックが百円もするのか。普通ならたかだか十円程度ではないか。」と。そして担当に対して「なんでこんな高い部品を採用するのか」と、なじるだろう。
利益が下がるではないか。安い部品を使えばもっと利益があがるではないか。と。

ところがアップルはおそらく、百円高くなるのなら百円販売価格を上げればよい、そう考える。
3.5mm径であることは極めて重要だ。妥協してはいけない。そう考える。
百円高かったからといって、iPod nanoを買うのをやめるひとは皆無であることを確信しているのだろう。
そしてそれはおそらく間違ってはいまい。

ここが端的に多くの製造会社とアップルとの差である。
「偉い人」がちょっとした「奇人」で一人程度理解を示したからといって恐らくはどうしようもない。
他にも関門は呆れるほどたくさんあり、どこかで押しつぶされる。
これが「プロセスと決断の仕組み」という奴だ。

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2006/05/14

PSE問題/木製家具に漏電検査??

北海道新聞
PSE法まだ混乱?! 照明付きなど木製家具に漏電検査 業界「理不尽だ」

木製家具についても検査をさせているという実に滑稽な話があるようだ。
検査プローブを木製部分に大まじめにあてている様を想像すると、なにかの漫才ですか?といいたくもなってしまうのが通常の感覚だろう。
それを国の役所が大まじめに指導しているというのだから。

包括的にというが、この手の検査には「明らかに不要と思われる検査というのはメーカー責任において省く」ことは許されているはずだ。
木製品には電流が流れないのは小学生でも知っていることで、明らかである。
むしろこのような製品の場合、危険性を予知するとむしろ必要なのは例えば「電気モジュール部分が発熱するか否か」である。
それを全く無視して漏電ばかり気にしているのは明らかな馬鹿である。
この時点でもはや安全性もへったくれもない。
あるのは無駄な努力、費用、そしてそれがまわりまわってかぶるのは我々国民である。

役人は法律に基づきそれを施行する。
この原則をあくまで主張し、一律性をあくまで主張するのならば、おかしいのはその法律である、と断罪せざるをえない。

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