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2006/03/12

WX310SAレビュー(JAVA編)

WillcomのPHSのWX310SAを購入しておよそ3ヶ月くらいたったかな。
いまさらレビューというのもアレだとおもうがいろいろ書いてみたいと思う。

普通とは逆だとは思うが、普通のレビューは他の人が存分に書いていると思う。
よって私はわざと逆をいってとりあえず今回はJAVA周りについてくどくど書いてみたいと思う。
他の端末と比較してのポイントはJAVAとおもうからだ。

他のキャリアとの比較
JAVAの扱いについて他のキャリアと比較してもWillcomでのサービスの差もあるが異なる。
例えばi-modeだとダウンロードでしかできないらしい。
ソフトは登録したものしか使用ができないようだ。つまり自由に遊べない。
加えてパケット代が高い。
NTTでパケット代をいいだすとFOMAが出てくるが、まだ地方では弱すぎて私の周りではWillcom以下のようである。
auはJAVAは殆どなくBREWである。
Vodafoneは702KであるとかJAVAでは非常に興味の出る端末があるが、これも電話として私の周りではだめそうである。

SAでのJAVAの扱い方
パターン1:公式サイトからダウンロード
普通のパターンである。
ナムコやらアイレムのタイトルがウリになっているがこれはこのパターンである。
パターン2:非公式サイトからのダウンロード
Webブラウザからgetjar.comなどのサイトにアクセスし、JADファイルをクリックするとダウンロードされインストールできる。
念のため簡単に解説しておくとJADファイルとJARファイルはセットになっていて緒情報を記述しているのがJADのほうで本体がJARとなる。
パターン3:PCからのダウンロード
PCでダウンロードしたJAR/JADファイルをUSB経由で本体に書き込んでもいい。
また、自作したプログラムでもJAR/JADができるので同様である。
USBはPCからMass Strage Classで認識される。
その後、SAで操作してそのファイルを"実行"する。
これでインストール完了。
このやり方は開発で楽だし、通信代がかからないでもいける。

JAVAの通信アプリケーションの制約
まず、通信業者の制約。
Willcom推奨かつ自動受信メールシステムをもつClubAirEdgeからは通信できない。
いわゆる外部ISP経由で接続する必要がある。
一番お得としている音声定額+データ定額ではClubAirEdge契約での使用となるがその範疇ではJAVA通信アプリケーションから通信することはできない。
外部ISPを契約しそれ経由での接続をする必要がある。
上記のデータ定額ではPC扱いの範疇(定額上限が高くなる)になるし、それが嫌であればリアルインターネットプラスにする、もしくは従来のつなぎ放題などのデータ定額プランとすることになる。

次に通信プロトコルの制約。
いわゆるhttp接続通信しかできない。故にメールアプリケーションやメッセンジャーの類を作ることは不可能である。
また接続時にはユーザーに確認を求めるという仕様になっている。
それでもhttpが扱えるだけで十分に面白いものはできる。
中継サーバーを立てることができればトンネルをすることも可能だし。
また、httpはURLしか指定できずオプション、例えばgzip指定は強制的にされてしまう。
発売時のファームウェアではgzip指定されていなかった。
最新版ファームウェアでNetFrontがgzip対応になったのはありがたいことなのだが、それと同時にJAVAのhttpアクセスも強制gzip指定されるようになってしまった。
JAVAアプリ側でのgzip処理はやや厄介でやりたくはないのに痛いところだ。
実際はちょっとした裏業があり、httpのopen時のURL指定のところにオプションも含めて指定することが可能なようだ。
telnet接続でhttp接続をしたことのある人ならイメージが沸きやすいだろうが、アドレスの後に色々と記述するわけだが、それと同じ事をURL指定のところでやってやればいい。つまりURLの後に改行コードをいれて色々いれてやれば送信される。最後に改行を2回したあとわざとゴミデータを送ってやるのがコツのようだ。

その他色々試したこと
音声音楽再生はmidiどまりでいわゆるwav再生はできないようだ。
ステータス要求で返ってくる値ではwav再生もできるように見えるが実際はできない。
データアクセスについてはかなり自由に本体とSDのフォルダをみることができる。
ただしこれもユーザーに確認を求めるという仕様になっている。
バイブ機能はプログラムから可能。
バックライト制御はできない。
ブラウザ起動と音声通話(電話をかける)はそのJAVAアプリを終了したときに「ここのURLを指定してブラウザを起動するか」「ここの番号に電話をかけるか」というアクションを聞いてくる。
キーの割り当て(JAVAプログラムでの固有名称との対応)は次の様になっている。
MailがCommand1、WebがCommand2、カメラ・文字がGAME_A、MyがGAME_B、CLR/マナーがGAME_C、マナー/RECがGAME_D、上下左右がUP/DOWN/LEFT/RIGHT、MENUがFIREという割り当てになっている
無論10キー+2は読めるから電話キー以外はちゃんと全部読むことができることになる。

速度的にはどうか。
公式ゲームを見る限りでは十分いけてる、というレベルに見える。
Mrドリラーは十分に遊べるし、R-TYPEは傑出したできということらしいしグラディウスも素晴らしい出来であるという。
ただナムコゲームはドリラー以外はどれも今一歩。マシンというよりプログラムが今ひとつという感じがある。はっきりいえば出来が悪い。
その辺は他のレビューサイトを見てもらうこととしてポテンシャルは十分に感じる。

総論
というわけでかなり遊べる仕様になっていると思う。
プログラミング動作ハードとしては格好の面白グッズとなりそうだ。
WAV再生ができないのがつくづく残念。
MIDP2.0準拠なので参考になるWebサイトもあちこちにあるし、脇でも紹介している本(MIDP 2.0携帯Javaアプリ開発ハンドブック)はかなり参考になる。殆どの内容が役にたつ。
これとJAVAの一般的なプログラム教本があればよいのではないかと思う。
今度、SAとZERO3対応と謂うプログラミング本が出るようだが、後半がZERO3のC#による開発に割かれるようでSA目的で買うと物足りなさが出るような気がする。

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