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2006/03/31

明日からハイカは使えなくなります。

明日からハイウェイカードが使えなくなります。
ついでに道路公団は民営化されます。
http://www.mlit.go.jp/road/press/press06/20060331_2/20060331_2.html
ここをつらつらと読んでいたらとんでもない話になっていたのね。


おかしいなぁ。高速料金って払い終われば無料になるはずなんだよね。
一体いつ無料になるの?
永久に有料になるって決まったって事なのかな。

なんか民営化すればいいっていうけど、そもそも国道(高速道路は立派な国道です)の運営をなんで民営でやるの?
国道なんだから建設費償還が終わったらさっさとメンテナンス費諸々はガソリン税だとか重量税だとかで賄えば良いだけの話。
いままで血税を投入しつつも維持してきた道路を何で民営で経営するの?

独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構
うさんくさいですね。
会社と協定に基づきなどといっているが、金を貸すほうと借りるほう。
どちらが実質的に強い立場なのかはいうまでもなく。
独立行政法人は確実に国土交通省-族議員とずぶずぶでそこを代理にしてなし崩しになるのは確実であろうな。
さらに各会社には天下りがずぶずぶにいくだろうな。

協定などというのは形だけで両方とも役人・族議員の関係で天下りでずぶずぶであろうことは容易に今から予想できる。

数年はおとなしくしているだろうけれども10年もすれば順調に天下りの路線が定常化することは容易に予想ができる。
これは45年の償還できるという予想よりは確実なことであろう。

そこには会社の自主性などというのはないであろうことは容易に予想できる。
競争というが、JRと違って私鉄やバスなどの競合相手はないし、NTTと違って同等のサービスを行う企業が現れるとは思えない。
この新会社だっていままで立てた道路という資産を継承し、なおかつ機構から金を借りないと運営できないわけでしょう。
しかも税金から金を引き出して貸すようなとんでもない機構から。
そんなものは他の民間には不可能です。
競争や自主性なんてありえない、これがありえると本気で考えられるとしたらとんでもなく一般の感覚からずれてしまっています。

そして償還。45年での償還ができる、と謳っているけれども、これもそもそもおかしいと普通は気がつく。
だって東日本、中日本、西日本、首都高速、阪神高速、本州四国連絡高速、
6つの会社があるわけで、その収入予測、返済計画とも異なっていなければおかしいはずであろう。つまりどこかはもっと速く償還できるはずなのである。
その年数はどこにも明記されていない。(返済見通しを読んだけれども結局何年で償還なのか全然判らない。)
なぜ判りにくいのかといえばこの原因は修繕費までごっちゃにして計算をしているからなのである。

高速道路はそもそも建設費を償還すれば料金は取らず、あとは一般国道と同じで税金で補修をしていくはずだったのである。
このスキームが破壊された、反故にされたわけである。

さらに大問題なのは会社が建設されたということは間違いなく料金の徴収は止まないことになったわけである。
そのことがどこにも書いてないのだけれどもね。

受益者負担というが高速道路は本来バイパス道路である。
一般道路の負担を減らし、環境負担も減らす。
速く着けるというメリットが強調されることが多いがそれは副次的なもの。
停止・加速がない分だけ道路への負担も少なく、ガソリンの消費を抑え、排気も少なくて済む。自動車というのは一定速度で加減速無く走りつづけるのが最も効率が良いのだ。
さらに事故の減少効果もある。人との接触が皆無で車との交差のない高速道路では事故は明らかに少なくなる。
環境全体として高速道路は利益が大きいのである。
できるだけ高速道路に誘導するほうが環境にやさしいのである。
それは無料にすることがもっとも効果がある。

現在のガソリン税、重量税は一般国道と高速道路のメンテナンスを前提として徴収されていたはずである。
それならば高速道路を切り離した時点で、その分、この税金は下がらないとおかしい。
さて、その話はあっただろうか。否。
つまりトータルで一般ドライバーの負担は、新会社が徴収する料金の分、純粋に増加したということになる。

さらにシステムの問題。
国土交通省には相変わらず有料道路課というところは存続しつづけるようである。
さらに総務課高速道路経営管理室というところもあるようである。
そこに機構が加わったわけでいわゆる「焼け太り」ということになる。
無論そこに新会社の役員やらでさらに焼け太り。
素人にはできないという理由で関連人材があてがわれることは想像に難しくない。
独立性をもって自主性・独立性をというお題目でこうやって分割してポストを増やす。これはこれからの流行になるのだろうな。

償還は45年ということで私も多分死んでいるか老衰で自動車が運転できる状況じゃないだろう。
関係者もとっくに定年退職していない。
重要なポストほど数年で入れ替わり退職して退職金を数千万単位でぶんどっていくのであろう。
誰も責任を取らないのである。
その点では45年というのは永遠と同じ数字なのだろうな。
多分40年後ぐらいにはまたこれではだめだといってまた議論がもたれるのだろう。
そしてまた先伸ばしの再計算が行われる。


さて、話が大きくなったので卑近な話。

ETCカード登録して、そのカードでカード払いのように普通に料金所のおじさんに渡して料金払ってもETC割引等の恩恵は受けられるらしいです。
つまり別にETCユニット(っていうのあれ?)をつけないでもいいらしい。
本当なのかな。
たまにクレジットカードで払うこともあるので登録だけなら無料だから登録してみるかな。

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