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2006.03.05

GV-MVP/GX2インプレッション

メーカーサイトはこちらから

いつものようにスペックはサイトをみてもらうことにして私なりの印象を。

・MPEG4ハードウェア対応
というのがこの製品の大きなウリでしょうか。
実際に高速です。
番組同時録画(MPEG2+MPEG4)も可能であり、既存のムービーファイルの変換(トランスコード)も可能です。(後者は要アップデート)
適当なファイルでいくつもやってみましたが、実時間対比で1/3から1/4ぐらいであっという間にトランスコードされます。これは凄いわ。
従来のソフト変換では実時間以下の環境を用意するのも結構CPUパワーがいりますから実はかなり金がかかるわけです。
近年はiPodやPSPや携帯電話などで動画再生ができるようになり、MPEG4をもっと速く変換したい、なんて人も増えているのではないかと思います。
CPUが非力で時間がかかり忸怩たる思いをしている人も多いかもしれません。
通常はCPUを入れ替えたりなんかはできないわけです。
例え自由度の高い自作機であっても、近年はCPUをパワーアップさせるということは通常マザーボードやメモリもセットで交換になるケースが多いわけで大抵はかなりの投資となってしまいます。
そういうわけで単純に変換を速くしたいだけならこれを買ったほうがCPUを買い換えるほうが遥かにメリットがあるともいえるのではないかとさえ思います。
私は実売で16800円で買いましたが、十分に安いといえましょう。
メーカー製ではCPUによるパワーアップなど不可能なケースも多いですが、この場合はPCIカードを挿すだけでよいのでなんとかなるかもしれないわけです。

細かいことを言うと、PSP,iPodに正式対応との事ですが、実際にツールのメニューにもあります。
ちなみにプレイやんでも再生できました。
携帯電話で最近よく対応がされている3GPPや3GPP2形式への変換の指定もあります。
MPEG4でのダイレクト録画や、MPEG2+MPEG4同時録画という事も可能なようです。
また"録画終了後にPSPへの自動転送"機能もあるようです。よくわかりませんが。
多分つないでおくと自動的にコピーまでやってくれるのでしょう。

・画質
かなり良いです。いわゆる画質改善回路もてんこもりです。
なお、これらの効果がどの程度あるかどうかは吟味していません。
基本的な画質の追い込みもしっかりしていて、普通の人のパソコンモニタの場合、モニタの質のほうが問題となるのではないでしょうか。
4:3モードと16:9モードがあるのも今の時代にあっています。
画面の大きさもドラッグしてぐりぐりと変えられます。
無論、日本の大手家電メーカーの作る専用のレコーダーにはかないませんが、パソコンで扱える利便さがその程度の差は跳ね返してくれます。
残像感などはどちらのせいだかはわかりませんので評価外とします。

・使いやすさはどうか
全体にかなり使いやすくなっています。
チューナーユニットのソフトもここまで良くなっているのかと感心します。
PCの中でもチューナーユニットは難易度が高いものなのですが様々な面で進化してよくなっています。
TVガイドとの連携での使いやすさは専用機(HDD・DVDレコーダー)以上です。
画面が広いこともありガイドは非常に見やすい。
録画された番組の再生や削除などはmAgicガイドで行います。
番組表モードとライブラリモードがあり、前者はライブ視聴用、後者は録画した番組の視聴用です。

現状で番組視聴・録画・再生はmAgicガイドで行います。そこから視聴ソフト(mAgicTV)、録画した番組の再生(mAgicPlayer)が呼ばれる形でしょうか。
そしていわゆるDVDオーサリング編集・書き込み(CyberLink PowerProducer)ツールで分担されています。
PowerDirectorはもうすこし一般的なムービー編集・ファイル作成という感じです。
画像変換はGVEncoderで行います。
まぁ、こんな感じでしょうか。
DVD書き込みソフトもだいぶ使いやすいものです。これならなんとかなるかな。
Uleadは概念からして訳がわからず触ってやめたのですがこれはなんとかなるかもしれません。
焼く機会がないのでまだやったことはありませんが。

基本的にはmAgicガイドが中心になります。
使っていてあえて言うとフォルダも欲しいかなぁ、という感じですかね。
もっともそこまでできているものはこの世の中にはないようなので、それは贅沢というものですか。いわゆる録画対応パソコンはできているのかな。
初心者で扱えるか、というと、流石にまだ疑問のほうが多いです。
右プルダウンが基本になるのですが、例えば番組を選んでどっかにボタンがあってそのボタンを押す、ということもできるほうが直感的にも操作ミス防止からも良いと思います。
まぁ、パソコンをそこそこいじれる人には十分なレベルではあると思います。
本当の初心者にはまだ専用機のほうが良いのではないか、と思えます。

この手のキャプチャーカードでは普通ですが、遅延は結構あります。
外部入力からゲーム機などをつないでの使用は無理と考えましょう。
例えばレコーダーをつないでの操作もそれなりのなれが必要なレベルです。

外部入力を使っていると、チューナーからの録画ができません。
この点は注意です。例えば外部入力でレコーダーの映像を視聴しているとき、録画が始まると外部入力から切り替わります。
これは内部処理回路の問題なんでしょうね。

後、面倒なのはライブでみていて、予約録画が始まると一旦ライブが停まってしまうことです。(シングルチューナーの場合)
録画はmAgicTVで、再生はmAgicPlayerで、という分担からくるものなのでしょうが、不便に感じるのも事実です。
家電メーカーのレコーダーではそのままライブ画像で見れるわけで継続性があります。(無論、チャンネルは変えられなくなりますが)
なお、mAgicTVで録画ボタンを押しても録画できます。この時は一瞬止まって録画します。停止時も一瞬止まります。スナップ(静止画記録)もできるので便利です。

厳しいことを言ってしまいましたが、既存のPCのTV・キャプチャーカードの中ではソフトのできも含めてかなり良い出来ばえといえるのだと思います。
もっと進化してくれる余地があるわけで期待したいところです。

値段からしても十分に安価で、だからといってチープでもなく、十分に満足できています。
今もこのユニットでTVをみながらこれを書いています。

導入にあたっても全く悩みませんでした。
マニュアルどおりドライバをいれて、カードをさしてアンテナをつなぎ、起動したらドライバが組み込まれ、視聴ソフトをいれたらTVが見れました、ってな感じです。
非常に良くできています。

あまりに良いので先般、Wチューナーを買い足してしまいました。
結果、3チューナー体制となりました。
番組表を眺めているとついつい録画してしまいます。
予約番組が重複するのは我慢するとして、録画が始まると放送中の番組が中断してしまいます。
理屈は当たり前ですがなんか不便で鬱陶しく感じるのは事実でつい追加してしまいました。
はじめからWチューナーは必須で考えたほうが良いかもしれませんね。
5千円程度の差ですから。

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なんか最近TVをつけていません。パソコンを常に起動し、これをつかってTVをみています。レコーダーで録画したものも見ています。DVDもPCでみるパターンが増えています。
音や画質は決してよくないのですがそれでも便利さのほうが優先するのですね。

さて、アナログ波停止もあと5年とわずかとなりました。
そんな時代ですがようやく熟しだして便利になるアナログ環境。

一方でデジタル時代になると窮屈さ不便さによる反動が予想されています。
さて、どの程度の改善が法律面を含めて解消されるのでしょうか。
無事、デジタル時代をスムーズに迎えられるのでしょうか。
などといってもどうでもいいことです。
自分の首を締めて放送・家電業界が自滅しようがそれは自業自得。他にも楽しみはたくさんあるし5年先など悩んでも仕方がない。
もうベストの像は描かれている。その一方で著作権保持者の抵抗が非常に強く憂鬱な話しか出てこない。
このギャップがどうなるのか、というつまらない駆け引き。私には正直興味はありません。
なるべき理想になるように文句は言っていきたいとは思いますけどね。

若い人のTVへの依存度もどんどん減少しているようですね
20代のひとあたりが対象の調査で、2割の人がTVを持っていないという統計もあるようです。
若い人にとって、携帯電話(+PC)の普及率>TVの普及率となる時代が来る、いや、もうなっているのかもしれません。時代も変わってきているのでしょうか。

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» [PDA]W-ZERO3用?MPEG-4作成ボード [スパイのような俺とW-ZERO3]
VIDEO関係を検索していたところ、以下の製品を発見。   http://japanese.engadget.com/2006/05/27/mpeg-2-mpeg-4/   ハードウェアでMPEG-2 からMPEG-4に高速エンコードできるそうです。 PSP、iPOD用の動画を作成可能と書かれていますから、W-ZERO3+TCPMPでも見れるはず。... [続きを読む]

受信: 2006.05.28 07:25

コメント

はじめまして、MPEG4へのハードウェアトランスコードを検索していてたどり着きました。GV-MVP/GX2に関しての質問なのですが、DVDをキャプチャしたファイル(VOB)は対応しているのでしょうか?教えていただけませんか?

投稿 ura | 2006.10.14 23:20

だいぶ遅くなりました。
付属のGVencoderでは直接VOBを読み込むことはできないようです。
ちなみにハードウェアエンコードではすべてのMPEG2形式には対応していないようで、稀に直接変換できない(メニューで選択できない)ものがあります。

投稿 える | 2006.11.03 15:43

返答ありがとうございます。
そうですか、VOBに対応していないのは残念です。
昨日、パッケージの説明を見たのですが、
トランスコードにはフレームレートや解像度などの
制限が結構あるようですね。

投稿 ura | 2006.11.14 10:18

まぁ、仕方の無いところだとは思います。
あくまでこれはキャプチャーボードであってMPEG2/MPEG4同時録画とか録画したもののトランスコードが設計目標でしょうから。
値段からしても妥当というものでしょう。
私の使用実感では未対応のものは確率的には低いので他のソフトで一旦MPEG2に変換してからでもかまわない感じです。
ソフトエンコードではMPEG4の変換負荷はかなりきついものなので例え限定条件でもハードでこなせるのはかなり良いものだと感じます。

投稿 える | 2006.11.14 21:47

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