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2005/09/12

情報の授業って大変ですね。。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301d/990301k.htm

文部科学省の高等学校学習指導要領「情報」

初見で感じたことは「文章がまとまっていないな~」ってことでしょうかね。
情報A,情報B,情報Cと分かれているのですがそれらの差が非常にわかりにくい。
というか、なぜ分ける必要があるのさえも判らない。

この要領で扱おうとしているらしき、情報教育をもし切り分けるとすれば
・情報数理を中心とした数学的、理工学的アプローチ
・コンピューターが社会に与える影響を考察する、社会学的アプローチ
・コンピューターによって起こっている諸問題に関する解決を考察する法学的アプローチ
こんなところだと思います。
文部科学省の案はこれらを適当な配分でブレンドしてA,B,Cを作ったに過ぎない、としか見えないのですが。いや、 否定的な意味の適当ですが。

例えばデジタルならではの著作権問題なら三つ目ですし、プログラミングやパソコンの仕組みを知るなら一つ目に入ります。 二つ目でいえばネットが政治に与える状況や、ショッピングがネットに移行しつつあるのはどうなんだろうか、 というのを考えるとかそんなところでしょう。

それにしても実習、実習と具体的な数値まで挙げて拘るのは良くわかりませんね。プログラミングならば実習主体でしょうが、 プレゼン実習とかって何をするんでしょうかね。
高校生程度だとまだディベート能力も、技術文章記述能力もほぼないといっていいと思いますので、 基礎たるそこからまずちゃんと教育しないと話が始まらないわけで。。
野球で言えばまだバットの振り方もまだわからない子供に、 セーフティバントや流し打ち技法を教えるようなもので下手すると百害あって一利なしです。

それならば実習より、討論を主とするべし、とすべきでしょう。
あちこちに「・・を理解/考えさせる」とあるのですし。
まだ正解のない議題を多く扱うようになるでしょうし(というかそうでないとおかしい)、主体的な力をつける、というお題目もあるのですから。
それにしても現場の先生は大変でしょう。これだけの内容を教えるなんて相当難しいですよ。
おざなりにソフトの使い方を教えて終わりになりかねませんかね。でもそれじゃあいけないと要領にもかいてありますけど。。

この程度の内容であれば実習はLinux+OpenOffceでも十分ですので安上がりにすみそうですね。 まさかMicrosoftの馬鹿高いソフトなんて使いませんよね。税金の無駄遣いですから。
特定のソフトに固執すると思考の停止を招きますので、頭のやわらかい学生たちには、 進んで世間とはちょっと違ったものを使わせてあげて欲しいものです。

コンピューターは企業だけによって発展し、作られてきたのではない、ということを教えないということはありえないと思います。
その際にLinuxが目の前にあり、使っていると全く説得力が違います。
FreeBSDでもいいですけれどもね。
別の観点で言えば、なるべく企業色を払拭するべきでしょう。公立学校なんですから。

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