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2005/07/08

RDZ-D5買いました。

つうことで、だいぶ前に宣言したとおり購入しおよそ2週間ほどが経過しました。

購入価格は117K円。なんか色々おまけやらポイント還元やらは別として払った額がこれ。
思ったより安く、在庫もあり、存分にいじらせてくれたこともあり即決。
あ、実際はおみくじが当たってもう300円引いてくれたんだっけか。

本題に入る前に他機種を触ってみての簡単な感想。

シャープのHRD3はHRD2で操作の反応ががあまりにもトロイので嫌忌していたが3になってかなり軽く反応が良くなっている。ただ、 いちいち「ライブに戻れ」は相変わらず。今回の変更は操作面等の外見は変えずに全体の高速化を図ったという感じ。 ハードを早くしたのかソフトのチューンナップかはわからんけど。あと、マニュアルにかんたんマニュアルみたいのもつくようになったとか。

日立のWOOWははじめていじったがすごく遅い。反応が遅いという感じよりすべてなにか動くと待たされるという感じ。 EPGなどはお話にならなくてその時点で却下。

東芝は触られなかった。お店としては後ろに回って繋ぎ直しが必要なので大変とのこと。 ある意味冷やかしで触りたかっただけなのでやめた。何よりもあまりにも高い。 お店の人によれば確かに機能てんこもりで細かいところまでいろいろできるが、その反面でかなりとっつきにくいとのこと。 マニアの中でも設定マニアのような凝り性の人で無いととてもじゃないと、という感じらしい。

ここまで書いたところでそういえば松下もだしてたっけ、と思い出したが、そもそも不買運動継続中なので無視。

では本題に入る。

全体的に操作感覚は良好。PSXで好評(ここだけは好評とまでいわれる)なPS2エンジンを使った高速メニュー、XMB (クロスメディアバー)。この機種でもかなりよろしい。
メニューが素晴らしく高速で周辺の回路(ハードディスクやら映像処理やら)がややついてこれずに遅れてくるという印象を受ける。

操作はリモコン上のジョイスティックと押し込みによる決定。右のボタンが「オプション」で左のボタンが「戻る」で判りやすい。 下のボタンの「ホーム」でクロスメディアバーの画面に行く。

遅いといえばどうもハードディスクが遅いし煩い。 通常のSD放送を再生録画しても煩いのでHD放送でビットレートが高いから云々ということではない。
そもそも同系列のスゴ録HX70でもHQ+を常用しておりその点では同じ筈だ。
いったいどこのメーカーを使っているんだという感じだな。まさか提携先のサムソンではないだろうな、と懸念を抱いたり (ここのHDDはPC自作マニアの間では嫌忌されている)。

煩いといえばファンは2基積んでいるが煩くはない。深夜でも問題なく、むしろハードディスクの音のほうが気になるレベル。 ファンは無理に一基で速くまわすより、2基積んでゆっくり静かにまわすほうがよろしい、というのはPC自作マニアなら誰でも経験している話。 大変よろしい。

再生では録画番組一覧であわせて決定を押すとすぐ再生という(ClipOnのころの)形式に戻った。
色々操作する場合はそこで「オプション」を選べば右にサブメニューが現れ、削除やらダビングやらを選べる。

メニュー中でデジタルBSで使う青、赤、緑、黄のボタンも併用する場面がある。特に使う必然はないが、 使えば楽になるところで併用させている(EPGの一日送り・戻しなど)。
こういう気遣いが意外とうれしいものである。

あまり使い込んではないが、通常に使う範囲では違和感のあるところは少ない。
ホームからメニューを手繰っていけばマニュアルレスで一通り十分使える。

全体的にはかなり良くできていると思うのだが、欠点をいくつか指摘しておく。

ハイビジョン放送の録画は基本的にDRモードを使う(ちなみに録画時にHQやSPなども普通に指定できる)。 これはハイビジョンのビットストリームそのままの記録だと思われる。
困ったことは、DRモードでとった番組は、現在、なにか別の番組をDRモードで録画している最中だと再生できないということである。 (これはよく見れば取説にも記述がある)
なお、DRモードで録画中の番組に対しては追いかけ再生は可能である。
つまり今、DRモードで録画中かどうか意識させられてしまうということになる。
また、DRモードでとった番組を再生中に録画時間が近づくと警告がでる、ということでもある。
なんとも残念である。いったいどうしてこんな制約がでてしまっているのだろうか。
追いかけ再生はできるのだから単純なハードの制約(処理帯域とか)にも思えないのだが。。

もちろん両方DRモードでなければ何の制約問題もない。
この制約のおかげでなんでもかんでも全部をDRでとらずに場合によってはSD(HQ+)でとるということを考えたほうがいい、 という発想をせざるをえなくなってしまう。残念。

もうひとつ残念なのは「ビジュアルサーチ」がなくなったことである。
かなり高精度でCMの切り分けや次番組へのジャンプなど重宝していたのであるがなくなってしまった。
CMスキップに対する放送業界の苦言など政治的問題もあったのかもしれない(SONY自身、 かなりTVCMでのイメージ戦略で成功している企業であるのはいうまでもない)。
技術的にはHD放送でのビジュアルサーチエンジンが間に合わなかったためかもしれない。SDでしか効かない、というのもありであるが、 それはポリシーに反する、と考えたとも思える。
そのかわり「ワープ」という中途半端なものになってしまっている。
時間ごとのフレーム表示といった感じでイメージは残している。
早送り、戻しはジョイスティックでもできるので直感的だし、15秒程度動かす「フラッシュ」は従来機同様にある。

SD放送などもD3/D4といったHD画質にアップコンバートされて出力される。
うちのような720ラインの液晶テレビパネルならD4出力、ハイビジョンブラウン管テレビならD3出力などに固定すれば最適であろう。 ただし、DVDソフトで市販映画などでコピー制御があるものは強制的にD2出力になってしまう。 これは技術的問題というよりもHD出力にはコピー制御仕様がなく、制御信号を乗せられないという政治的問題のためであろう。
HDMI接続であれば映画ソフトでもD3/D4出力が可能であるという。

他にはさしたる欠点はみあたらない。最後のも欠点とはいえないとは思う。

スゴ録伝統の「おまかせ」「追いかけ」も普通にデジタル放送でも使える。
デジタル地上波も含めて「全部」「デジタルBSのみ」などの選択ができる。
もとからちゃんとしたEPGを放送にのせて伝送しているデジタル放送であるから結果としてその精度もおのずから高くなる。
G-Guideはどうも手抜きがひどく、深夜などは放送内容の記載がないものが多いためにヒット率を落とす主因となっているが、 それがなくなるわけだ。ジャンルもおかしなものが多い。
また、追いかけについても番組ごとに「追いかけキーワード」を設定できるようになっている。
例えばEPGで「金曜特別ロードショー「××・・」」となっていても「ロードショー」 だけをキーワードに抜き出して指定して追いかけさせることできる。元々自動でも補助的に考えれば結構いい感じで追いかけてくれるのだが、 それの手動設定版であり、より積極的に活用もできるということになる。

ネットワーク対応になり、デジタル放送の双方向機能で、電話回線ではなくネットワーク経由による参加も可能となっている。 普通に10/100Base-Tがついており、もちろんルーター接続にも対応、DHCPや手動設定に対応している。 ちなみに基本OS部分はNetBSDだそうだ。
ただし、それ以外ではネットワークの使い道は何もないようだ。

編集やDVD焼きについてはほどんどまだ触ってない。
とあるレビューでAB編集の反応がとろいとか指摘があったのでその程度は試してみたけれどもそうかな?という感じ。

結構、裏で色々頑張っていてユーザーに楽をさせてくれているという感じを持つスゴ録だけれども、 デジタル放送になったからといって何か変になることもなく、普通に延長線上で対応したという感じをみせてくれていて好印象という感じだ。 (他の機種はなにかしら「崩れて」いる。)
確かに細かいところは設定できなかったりするが(録画時やダビング時の録画ビットレートなど) そういうところは大して気にならないのなら何の問題はない。
よくできたオートマ車であり、マニュアルでもいいけど面倒だからなぁ、という向きには格好であると思う。

とりあえず私の使い道としては、 メインのHX70からあぶれた裏番組+デジタルBS録画ということで準メインでほぼ毎日がしがし使っている。

正直に言えばジョイスティックの操作はちょっとやりづらい。高級感や面白さはあるのだが、 操作性を純粋に追及すれば十字方向キーだとは思う。でも最高機種だからジョイスティックリモコンにしたい、という気持ちもわかる。
また、メニューが速すぎてちょっと行き過ぎることも多い。
「リピート入力」が効くまでのタイミングが設定できると文句はないのだがそれは言いすぎだろうか。 もっとも赤外線リモコンは本質的に送出時間のインターバル時間が長いという問題もあり、 その辺はかなり難しいのでそれが設定できたからといって解決される問題でもないかもしれない。
まぁ、いらいらするというレベルでもないので特に問題ではない。
赤外線リモコンで気持ちのいい反応というのは、本質的に相当難易度が高い。機器のマイコンが必要以上に高速であってもあまり関係はない。

XMBは賛否両論の部分もあるが、面白いと思うし、オプションボタンの併用もあってさほど違和感もない。
もちろん、これがこのような録画機器に最適か、というと疑問は確かに残る。
ただ、ひとつの指標としてこのようなものを使ってみて色々考えることも面白いと思う。

メニューシステムに関してはもっとハイパーに自由なイメージでできないかという感じもある。
これはパソコンといえどもWindowsでは閉塞感が漂いつつあり、 この点で先行しているアップル社あたりがそろそろ映像録画関連でもなにかかましてくれるのではと思ったりもする。
ちなみにMS-東芝連合には全く期待していない。ただ、低いレベルで統一・標準に落とし込んで面白くなくなるというオチにしかみえてこない。 MCEなんて全く×。
せっかく東芝もRDでひとつの方向を積み重ねてきて色々見えてきただろうし、かんたんの新機軸もできてきた。
なぜ今、MSとの協業なのか全く理解できない。この辺は別の記事で気が向いたら書いてみたいと思う。

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