福岡ソフトバンクホークス
福岡ソフトバンクホークスについての記事があったのでこれをみておもうことつらつらと。
堀江社長率いるライブドアと三木谷社長率いる楽天。この2社が新球団で紛糾したのとは対照的に、孫社長はなんともあっさりと福岡ダイエーホークスの身請けをやってのけた。
あの小うるさいオーナー会関係での一番うるさい例の2名が問題で叩かれ元気がなかったこともあろうが、あまりにもあっさりと決まった。
記事でも触れているが、本当にしたたかであると感じる。
なんにせよ、縮小均衡に移行しようとしていたプロ野球をとりあえず現状維持とし、新しい血が久しぶりに入ったということでなんとも面白いことになってくれるのを期待している。
私もパソコン歴が長いこともありその目からみたこの三社をちと評してみたいと思う。
一番古株は日本ソフトバンク社。私が最初に聞いたのはソフト流通での話だ。パッケージソフトの流通の半分以上を扱う最大手であると聞いた。
もうひとつの顔はコンピューター誌出版社としての一面だ。当時はパソコン雑誌専門というところはなく電気電子の技術系の出版社が新規分野として出していた中での登場に見えた。
中でも目を引いたのがメーカー毎の専門雑誌である「Oh!」シリーズだった。
8ビットパソコン時代には日本電気のPCシリーズ、富士通のFMシリーズ、SHARPのMZ/Xシリーズ、短期であったが東芝のPASOPIAシリーズ等、各シリーズを専門に扱う雑誌を企画しかなりの支持を得ていた。当時は派閥といえるほど各社毎にパソコンマニアが存在しており宗教じみたところさえあった。
私はSHARPファンであったのでOh!MZ/Xを購入していた。この雑誌はメジャー三誌の中では一番売れていなかったらしい。特にXになり主流がX68000になってからは熱狂的支持者は確かに存在しているものの、雑誌自体の売れ行きはまったく芳しくなかったらしい。
メーカーとしても他社と比べて動きが少ないためいわゆるネタが少なく雑誌としてはきついものがあった。何度も存続の憂き目にあっていたらしい。
しかし独自の企画(S-OSや各種の技術的解説、連載)の内容の濃さは他にはみられないものがあり雑誌の勢いとしては失われてはいなかった。
それを感じていたのか、何度も最後の孫社長の決断の「多少赤字でもいい。続けていいよ。」に救われたとのこと。
昨今は派手すぎる発言の過激度やY!BBの個人情報流出事件など悪い意味でのいい加減さが出てしまっているのが残念だ。
そう、10年以上も前、たまたまちょっと話す機会のあった時、かの会社の社員から聞いた言葉をいまだにはっきり覚えている。
社長自ら「立っているものは孫でも使え」といっていたらしい。いうまでもなく「立っているものは親でも使え」のアレンジだが、ともかくも使えるものは何でも使え、目的を一番速く達せられるのなら社長とかそんなことは些細なことだ、という意味なんだと思う。
それが今回の迅速な受け入れ劇にも通じているのではないか、と感じた。目的がともかくもはっきりしている。それも割と理想ともいえる目的だったりもする。そしてそれに対してまっしぐらに進む。それは魅力なのだがその途中での障壁やトラブルを軽視するきらいはある。
まぁなんにせよ、これからの孫社長の野球界での”あばれっぷり”に注目したいと思う。
それに比べると2社の印象はきわめて薄いといわざるを得ない。確かにいろんな意味で若造なのは否めない。
堀江社長率いるライブドアだが、彼はライブドアの創始者ではない。元はオンザエッヂという会社を起こしており海外ソフトの販売をする商社みたいな存在だったように思う。印象に残っているのはLindowsに関する”事件”だ。
LindowsというのはLinuxの派生もの(ディストリビューション)のひとつで最初はMS-Windowsのアプリケーションも動作するという触れこみだった。
しかし形になっていくにつれどんどんトーンダウンしていき最終的に商品としたときには全くそんな特徴とはかけ離れたものになってしまっていた。
技術的にいえば「Debian系でアプリケーションの導入ツールを加えたもの」で「どちらかといえば出来が悪い」という評価のようだった。
ご存知と思うがLinuxは大抵はそれ自体は無償でありオンラインで入手できる。パッケージでもかえるがむしろサポートやそれに含まれる有償ソフトにに金を出す、という感じであるのが一般的なスタイルとなっている。
Lindowsでは特にそのようなものは無く、アプリケーションの導入ツールの使いやすさのはずであり確かに英語圏であればまだ救いとなった。いくつかは金を払う価値のあるものもあったらしい。しかしそれらは日本にローカライズされたものは皆無でありターゲットのはずの多くの初心者に近い日本人にはメリットはほとんどないとしか思えない状態だった。
さらにサポートも悲惨な状態だったらしい。ほとんど技術的な質問に対して回答できるひとがおらず、対応ハードへの検証すらはっきりせず、動かないとしてもほとんどサポートされなかったとのこと。
それらの情報掲示板があったらしいが製品を購入しないと見れないようになっており購入前に確認ができないというなんともはや。な状態だったらしい。
(後日改められたらしいがもう冷え切った頃であったからどうでもいいこと)
そのうち、無料プロバイダで名をはせたライブドアという会社が設立される(創立者の名前は失念した)。資金繰りの問題で売りに出し、その受け入れ先が堀江社長だったということ。そして、なんと堀江社長は自分の会社の社名を変えてライブドアにしてしまったという驚くべきことを行った。ライブドアの創立者もこれには驚いたらしい(そりゃそうだわな)。
まぁ、そんなこんなで悪い印象しかないのだな。他にも単にソフトを持ってきて売ることをやっているがどうもまともに見えない。
販売というより転売という感じがどうも強い。ポリシーというかカラーというかそういうものが感じられないのだな。
例えばブラウザのOperaの日本独占販売権を取得したというのも話題になったが、以前よりOperaは日本でも売られておりむしろ「なにするんだ」っていう印象のほうが強い。こういうものは先んじて日本に紹介して広める努力(多少のリスクを持つ)をすれば独占権も当然と思うが、Operaはそんな感じは全然無くむしろネットなどの口コミで広げたという印象をみんなで持っているのではと思う。
さて、最後の楽天。これが一番よく知らない。
楽天市場はインターネットショップの中では有名どころのひとつである。が、買い物をしたことは無い。
アフェリエイトというネット広告の一種の制度を熱心にやったりもしているのは特徴といえばそうなのか。
市場の全体の土地を持ってそれを各店主に貸すという感じの立場なんだろうが、いろいろと締め付けやらの悪い噂は聞く。
でもそれは有名どころなら引く手あまたであって条件を吊り上げるのはごく自然なことであると私は思う。
市場全体の統一感というのもあるから、チェーン店的なある程度指導的な意味合いもでてくる。
まあなんにせよプロ野球が活気付くのはファンの一人としてうれしい限りである。
いろいろあったが初の東北のチーム誕生であり、これで北海道、東北、関東、中東海、関西、山陽、九州と球団が散らばってきた。
北陸信越については数年後には新潟にスタジアム建設が予定されており期待したい。
そして四国。
なんでも石毛氏のぶちあげた四国リーグについても予想を上回る入団テスト生が集まったようでこちらも注目していきたい。
決して楽な道のりではないのはあちこちから指摘されている。当人も判りきっていることだと思う。
それでもマイナーリーク的な位置付けになるであろう四国リーグには期待したい。
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